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もったいない落選者 [2007年07月30日(Mon)]





 武見敬三さんについては小欄でも以前、書いたことがあるが、参議院自民党にとってのみならず、日本の貴重な政治家の一人であると私はかねてから尊敬していた。

 ところが、今回は逆風の中で自民党比例区候補の次点。あまりに気の毒だ。

 外交・安保の専門家はとかく選挙で苦戦するが、武見さんの場合もまさかこんなことになるとは。

 比例区で当選した人は、すべてとはいわないまでも、タレント、スポーツ選手、女優・・・。それに比べて、武見さんは、学識経験に不足がない。

 ざっと経歴を見てみよう。

 1951(昭和26)年11月5日生まれ。慶應義塾大学では、神谷不二先生の下で、大学院政治学修士となり、米国ハーバード大学東アジア研究所客員研究員となった。

 1905(平成7)年東海大学平和戦略国際研究所教授となり、「人間の安全保障」の概念整理及び政策活動に従事。これまで特に医療・社会保険庁改革等社会保障と外交・安全保障の政策面で活躍。学会等の活動としては、健康とスポーツを中心に施策を推し進める。参議院政策審議会副会長、厚生労働委員会理事、憲法調査会幹事、決算委員会理事を歴任元外務政務次官、元参議院外交防衛委員長、現在厚生労働副大臣、東海大学教授(休職中)という人だ。

 人気投票的な国会議員選挙となると、こういう人は油断ができない。返す返すも、残念というほかない。
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