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東京財団をよろしく [2006年12月22日(Fri)]





 東京財団が中国青年報別冊『氷点』前編集長・李大同氏(り だいどう/Li Datong)講演会を開催したことは小欄でもご紹介しました。

 これはひとえに担当した星野晶子さんのご尽力とバックアップした関係者の方々の努力によるものです。そこで、小欄では皆さんに是非、内容のエッセンスに触れていただきたく、星野さんのブログから一部「盗用」して、お伝えしたいと思います。(ここまで書いたところにちょうど星野さんが私の部屋に現れましたので、お許しをいただきました。)

 星野さんは、まず、直前のご案内だったにも関わらず大勢の方にご参加いただいたことをみなさまに感謝し、講演会のほんの一部が、21日(木)NHK-BS「きょうの世界」で放送されたことを伝えています。

 以下が、星野さんのブログにある報告です。

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

  中国青年報は共産党の下部組織共産主義青年団の機関紙です。1994年に『氷点』は創刊されました。2006年1月24日に中国の歴史教科書の記述を批判した中山大学袁偉時教授の論文「現代化と歴史教科書」を掲載したことを理由に中国当局より停刊処分を受けました。停刊処分をめぐって、多くの知識人や中国共産党の元高官らが公開書簡などで抗議、復刊を要求し、2月16日に、党は李編集長、副編集長を解任し、復刊を認める決定を行いました。

 今回、その解任された編集長の李大同先生からは、今の中国の言論と社会についてお話をいただきました。

  まず、『氷点』の停刊と、李先生ご本人、有識者、言論OBなどの正式な抗議により、初めて復刊に至ったことについての経緯、背景についてお話がありました。

『氷点』は、人々の求めに応じて記事を作る、嘘をつかない、ことを基本方針として普通の人々の生きた真実を伝えることを目標に編集され、中国のジャーナリズムに新しい視点を提供したとのことです。

 私が李先生のお話の中で印象的だったのは、以下のご発言です。

「法律に基づき、ルールにのっとって、中国共産党内で抗争することは、もはや夢物語ではない。問題は、それをやる勇気を持つ人がいるかどうかということです。民主・言論の自由という権利も、誰かが与えるものでも、天から与えられるものでもない、私たちががんばって、それを貫いて勝ち取ることだと思います。」

 李先生は中国のメディアの将来には希望があるとの見方をされています。

 反中、親中、眉中、嫌中、こうしたレッテル貼りではわからない、中国のメディアをめぐる生の情報、そしてそこから伺える中国社会の変化の実像を知る大変貴重なお話をしていただきました。

 他にも、これまでの中国のイメージが変わるような大変率直なお話を伺いました。

☆ .。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

 私は今朝から引越しの真っ只中(12月28日まで在籍)です。ですから、いかにも手を抜いたような小欄の書き方で恐縮ですが、東京財団ではこれからもさまざまな機会をつくってゆくはずです。東京財団のHPとともに、各職員のブログなどにも目を通してみてください。

 虎ノ門DOJOは258回をもってこのほど終了しました。これからは私も司会者としてではなく、気楽な参加者としてときどき顔を出そうと思っています。

 たぶん今日中に、小欄もトップページが新しくなるかと思います。今年の1月からでしたので、1年近く、みなさまがご愛?読くださったことに心から御礼申し上げます。はからずもしばしば「人気ブログ」のリストにも登場したようで、カンパンブログの「紙価」を下げたことを案じております。

 これからは、ユーラシア21研究所の理事長となりますが、引き続き、思いのたけをカンパンブログの場で書き綴って参りたいと思います。

小欄同様、大刷新を進めている東京財団を今後とも、よろしくお願いいたします。

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