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中国で腎臓移植したQさん [2006年02月27日(Mon)]
友人のQさんが昨年、中国で腎臓の移植を受けた。以前に比べてホントに元気になったのは、嬉しい限りだ。

 共同通信が昨年12月8日に配信したところによれば、日本移植学会は、海外渡航移植の実態を調査する作業班を2006年4月に発足させると発表した。アジア諸国では、臓器の売買や死刑囚からの提供が指摘されており、倫理的な問題や危険性について検証するのが狙いだという。

報道によれば、「作業班は、学会員や医療機関、製薬会社などを対象にアンケートを実施。海外で移植を受けた患者が国内で免疫抑制剤の処方を求めるケースの有無や、海外の移植施設の実態を可能な限り調べる」ということだが、こうした研究調査は、本来の医学的な側面のほかに、社会科学、とりわけ中国や東南アジアの社会事情に精通した社会学者の協力を仰いでほしいものだ。また、日本独自ではなく、できれば世界保健機関(WHO)や各国政府、各国の医療関係者にも協力を求めるべきではないか。

また、可能な限り実際に海外渡航による臓器移植を受けた人おからの聞き取り調査も重要であろう。「一部の国では、手術や術後の管理が悪いため、移植患者の状態が悪くなるこ
とも多い」ようだ。

他方、2月26日の時事通信は、「手術直後に邦人7人死亡=中国での移植、計180人以上−厚労省研究班が調査」として、北京発の情報を配信している。


それによると「肝臓や腎臓の臓器移植を受けるため最近2年間に中国へ渡った日本人少なくとも7人が、手術直後に上海や遼寧省瀋陽などで死亡していたことが26日、分かった。これまでに中国で移植手術を受けた日本人が、計180人以上いる事実も判明した。中国の臓器移植では、ドナー(臓器提供者)が死刑囚である点など人権上の問題が指摘されている」ということだ。

その一方、では、Qさんは他にどうしたらよかったのか。妻子を抱え、週2,3回の透析通いを続けていたが、正直言って、私は「あいつ、長いことないな」という印象だった。それが今や、生き返ったように激務をこなし、散策を楽しんでいる。彼に臓器を提供する人の事情や実態はいろいろあったようではあるが、この問題、人命、人権に直結するだけに、早急かつ正確な実態調査を行い、医療と道徳の両面から、しっかりした基準を示してもらいたいものだ。
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コメント
こんにちは。
臓器移植について調べていてこちらのサイトを拝見致しました。
肝臓移植や腎臓移植など、わからないことが多く不安に思う方々がいると思います。
そんな方々に少しでも情報提供をできればと日々、勉強と努力をしています。
貴サイトにありました情報や意見は大変参考になりました。
ありがとうございました。
Posted by: 腎臓移植について  at 2011年02月08日(Tue) 14:04

こんにちは。
臓器移植について調べていてこちらのサイトを拝見致しました。
肝臓移植や腎臓移植など、わからないことが多く不安に思う方々がいると思います。
そんな方々に少しでも情報提供をできればと日々、勉強と努力をしています。
貴サイトにありました情報や意見は大変参考になりました。
ありがとうございました。
Posted by: 腎臓移植について  at 2011年02月08日(Tue) 14:02

中国共産党は瀋陽市の蘇家屯にナチスのような秘密収容所を設立し、6000人以上の法輪功学習者を拘禁しているという情報を漏らした。この秘密収容所の中には「死体焼却炉」が設置されており、多くの医者もいる。ここに入った人は一人も生きたまま出たことがなく、死体を火葬する前に臓器が全て摘出されているという。
Posted by: よく読んでください!  at 2006年04月15日(Sat) 17:21