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相馬会長、94歳の気迫 [2006年01月26日(Thu)]
きょう1月26日は、認定NPO法人難民を助ける会の相馬雪香(そうまゆきか)会長94歳の誕生日です。私は60歳までその副会長や副理事長をしていましたので、いろいろご指導いただきました。明治生まれの女性です。90歳の時には、ホテルオークラで日野原重明先生とご一緒に、90歳の誕生日をお祝いし、加藤タキさん(現在、難民を助ける会副理事長)がすばらしい司会をされました。
相馬先生は、毎朝、まず「The Japan Times」から読まれます。「ボケ防止よ」というのです。会議の時のメモも多くは英語でとっておられます。これも「ボケ防止」の手段のようです。
しかし、最近、私がつくづく感心するのは、1979年、67歳のときに、資金も人でも事務所もないまま、難民を助ける会を立ち上げたことです。「難民に冷たい日本人」という非難の言葉を書いた手紙をカナダ人の友人から受け取ったとき、これではならじと創めたその気迫に、30代の私は魅かれました。いまでもその気迫は不変でいらっしゃいます。
夕方、私は経済産業省系の研究機関で、久々に、「インドシナ難民受け入れの30年」について講演をさせられました。外国人との秩序ある共生社会のありかたについて研究しているお歴々の前で、手塚千葉大学教授の名司会におだてられ、久しぶりにこのテーマでお話しました。相馬会長の誕生日との因縁を感じます。未だ67歳には若干の間のあるものとして、せめて気迫だけは奮い立たせようと思った1月26日でした。
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