2019年1月20日(日曜)に、大阪ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)にて開催した『君の居場所はきっとある』フリースクール・オルタナティブスクール・居場所・親の会合同説明会の様子が、大阪日日新聞に掲載されました!
ご案内が遅くなってしまいましたが、こちらのブログで情報共有させていただきます。
ぜひご覧ください。

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以下、画像が見られない方向けに、大阪日日新聞より引用・掲載します。
「不登校 否定しないで」フリースクール説明会
経験者が切実訴え
不登校の子どもが通う民間施設「フリースクール」などへの理解を深める説明会が、中央区大手前1丁目の府立男女共同参画・青少年センターで開かれた。
不登校を経験した子どもが体験を語り、「学校に行かない選択をした子に(そのことを否定するような)気持ちを押し付けないでほしい」と切実に訴えた。
既存の学校教育に対し、特色のある教育を目的とした「オルタナティブ(もう一つの)教育」にフリースクールやデモクラティックスクールなどがある。こうした学びの場の魅力を、子どもや保護者に知ってもらおうと、NPO法人フリースクール全国ネットワークが1月20日に主催した。
登壇者の一人の黒田穂乃香さん(17)=兵庫県=は「学校に行かない選択をしたからといって何一つ心配しなくていい」と会場に語り掛け、当事者らの不安に寄り添った。また学校とオルタナティブ教育を平等に評価する社会に変わってほしいと強調した。
一方フリースクールの卒業生の男性(21)は、不登校になった背景を本人が理解しないと、再びつまづいて不登校を繰り返す恐れがあるとした。また、周りのサポートの必要性に触れつつも、本人の意向に反する学校復帰や就労を安易に目標に据えると、子ども負担につながりかねないと説明した。
また、長村知愛さん(15)=大阪府=は、小学校1年生で教員の指導に違和感があったが、義務感で通い続けるうちにストレスで心がぼろぼろになったと振り返った。現在はデモクラティックスクールを自ら開校する準備を進め、「社会は、『出ていかないといけないところ』と思っていたが、自分の社会は自分でつくり、道を切り開いていく選択もある」と強く語った。
(【メディア】大阪日日新聞 【掲載日】2019年2月3日(日曜)日刊より)
投稿責任者 矢野 良晃
(フリースクールForLife)