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得意な事[2021年10月27日(Wed)]
得意な事を書いてもらった作文なんですが…

これまで自分の特技を考えた事があったのかなかったのか、なかなか手が動かないようだったので、例を挙げました。例えば、「走るのが早い」「牛の世話は家族の中で自分が一番うまい」「バナナを育てるのが上手」「魚の酸っぱいスープを作るのが得意」等々。こちらで言った事をただ真似してもらっても困るので、ややマイナーな例も入れながら。

しかし、子供達の大半の答えは、「字を書くのが早くて綺麗」「本を早く正確に読める」のような文章でした。大抵の家事の内容や、優しい、といった性格などは生活の中で当たり前すぎて、「特技」には結びつかなかったのでしょうか。何か学習に関連した事でないと特技と言えない、と考えているようにも感じました。

一方、「早い」という事はたくさんの子が使っていました。例の「走る」という動作は自分に当てはまらなかったけど、何かを早くできる事は良い事、と思っているのですね。それでそこだけ、自分に当てはまるものに応用したのですね。

自分で、「これは得意です!」と言える事は素晴らしい事です。子供達の今回の答えは、それはそれで尊重したいと思います。そしてこれからもっと、1人1人の素敵なところを、見つけて伝えてあげられたらな、と思います。

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低学年の子達の作文[2021年10月21日(Thu)]
小学生以下の子達には、特技について書いてもらうよう伝えました。今回初めてプログラムに参加する里子も多かったので、書きやすいテーマを考えたつもりです。実際はその特技を思いつくのが難しかったようですが…。

一方、子供達の中には、中学のお兄さんお姉さんが、学校ではどんな教科を習い、その中で何が好きで、その授業の中ではどんな事を習い…といった作文をしているのを聞いて、そのフォーマットに合わせ自分の事を書いている子が何人かいました。その応用力にはとても驚きました。

また、夏の時点で字が書けなかった小さい子がいるのですが、今回、2行ほどですが頑張ってちゃんと自分の字で書いていました。これも大きな感激です!

高学年の子達の作文[2021年10月20日(Wed)]
クラチェの里子達は、パネル装飾の後、作文の時間を取りました。

この夏、新しい里子達が増える前ですが、作文をしてもらったのですが、子供達の書いたものは全体的にシンプルな文章でした。そこで中学生以上の子達には今回1人1人に付き添って、以前書いた内容をより詳細に書いてもらう事にしたのです。

例えば「私は数学が好きです。」と以前の作文で書いていた子には、まず学校でどんな教科を勉強するのか書き出してもらい、その中で数学が好きです、と続けてもらいます。そして数学ではどんな事を習うのかをまた書き出してもらい(計算、方程式、図形、角度など…)、その中で得意な問題などを答えてもらう、という感じです。「読書が好き」と書いていたなら、これまで読んだ本の中で印象に残っている題名を書き出してもらい、その中で一番好きなストーリーを答え、そのあらすじや自分の好きな場面を描写してもらう、など。

もちろんこのような書き方が正しいというのではありませんが、「詳しく書いて」と言っても何をどう詳しくすれば良いか分からなかった子が大半でしたから、こちらでまず順序だてて質問をして、それに対し自分でまず答え、考えをまとめてもらい、それを文章にする、という形を取ったのです。こんなふうに掘り下げて説明する事もできるのだな、と学んでくれたらよいなと思った次第です。

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名前パネルの装飾[2021年10月16日(Sat)]
里子達には、写真を撮る時に使う自分の名前パネルを作ってもらいました。

画用紙に自分の名前を書いて、色ペンで好きなように装飾するのです。他の支援地域では数年前から始めたのですが、クラチェでは初めてです。普段学校では図工の授業も無いですし、色鉛筆などは生活必需品ではない為、持っている子はほとんどいません。以前一度だけこの地域で絵画プログラムをしてみましたが、絵を描いてみたいけど、どんなふうに描けばよいかわからない、と言っていた子供もいました。

どんなふうに描けばよいかわからないものの、色ペンを配り始めると、とても積極的に色んな色を手に取ろうとしていました。実際、あの色もこの色も!とあらゆる色や種類の花を並べてみたり、1つのものをとりどりの色で塗ったりして 楽しんで描いてくれている様子でした。作文は苦手だとか、言葉遊びの時は大人しかったりする子も、絵は黙々と取り組んでいたり繊細でとても上手な絵を描くなど、それぞれの個性や特技が垣間見えて頼もしいです。

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新学期のギフト[2021年10月13日(Wed)]
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今回の里子訪問にはギフトを持って行きました。里子が互いに差を感じないように、同じ商品が全員の人数分あれば良いのですが、寄付で頂くものも様々ですし、文具店でも同じ種類ばかり揃えてあるわけではありません。そこで年齢や性別にあわせ、できるだけ同じ学年や出身村同士で大きな差がないように気を配りながらギフトバッグを作りました。

時間はかかりますが、やっぱりバッグを開けた時に喜んで欲しいものです。男の子に女の子もものが渡っても、家族で使えばいい、というものではないと思うのです。色々考えながら準備するのも楽しいですしね。

コロナ休校がやっと終わり、子供達の学校は徐々に再開しているようです。可愛いペンケースや新しいノートで、意欲的に新学期を始めて欲しいです。

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