
手紙の意義[2020年11月17日(Tue)]
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![]() 手紙の意義[2020年11月17日(Tue)]
![]() それは読み取る力[2020年11月15日(Sun)]
里親さんから里子への手紙も久しぶりに届きました。手紙を受け取った子供達にはお返事を書いてもらっています。しかし普段から手紙を書くという習慣がないので、なかなか何を書けば良いのか分からないようです。
というのは、歳が大きくなるほど簡単にさらさらと書く子はいるのですが、内容に代わり映えが無いというか、僕は私は元気にしています、お父さんお母さんも健康に気をつけて…というような文章ばかりになってしまいます。自分からお便りをするのではなく、里親さんが、自分の国や生活の様子を書いたり、質問を投げかけたりされていたとしても、それを受けてどう返事を書くか、という事に慣れないようです。 それでやはり、子供1人1人についてゆっくり一緒に見てあげるスタッフが必要です。お母さんからの手紙は、何が書いてあった? それについて、どう思った? 何か質問されてた? など、じっくり見てあげるのが良いのだろうと思います。そうする中で子供達の読み取る力も伸びてゆくのではと…。 ![]() ![]() 作文を一見して[2020年11月14日(Sat)]
今回の里子達の作文はこれから翻訳するのですが、ざっと見ると、1つの傾向がうかがえました。写真でも分かるように、子供達は文章を段落で構成するというより、箇条書きにしているようです。
活動の当日、「作文のテーマはこうです」と説明する際、ボランティアスタッフの子達が実際 @好きな授業内容 A その理由 B 今学期の目標… など、ホワイドボードに書き出していました。これはあくまで要点をただ視覚化しただけだったのですが、この@、A、B…への回答を書くかたちで作文した子が多かったようです。 ![]() 起承転結だとか、まとまった内容で段落を作るといった作文の構成の話より、内容に一貫性がなくてもまずは思いついた事を書いて欲しいと思ったわけですが、文章をつなげず箇条書きになってしまうとは…! やはり文章をつないで1つの作文にする、という練習をしてもらいたいので、次回はこの点が打開できるよう考えたいです。 ![]() 久々の作文[2020年11月11日(Wed)]
学校に通えない間、文章を書いたりする機会も無かったでしょう。それで今回の訪問では作文プログラムを遂行しました。できるだけ、使って楽しくなるような鉛筆を用意して!
「新学期が始まってから、最も面白かった授業内容」というのがまず1つ目のテーマです。でももちろん全員が全員勉強が好きな子ばかりではないと思うので、「最も退屈だった授業内容」というテーマも設けました! どの教科のどんな内容なのか、面白い(または退屈だ)と感じたのはなぜか、できるだけ詳しく書いてもらうように伝えましたが、果たして…。 そして、この9月から新学期が始まったという事で、学期の目標も考えてみてもらいました。これが2つ目のテーマです。目標や挑戦したい事については、次の訪問時、達成できたかなど聞いてみたいと思っています。 作文の後、数人の子達に発表してもらいました。まずは発表したい子がいるか聞きますが、あまり自分から「やりたい!」という子はいないようです。それで、数クラスに分かれてプログラムをしていましたが、各クラスで皆のお手本になるような作文をしている子に、発表してもらうようにお願いしました。どのように、何を書けば良いか分からなかった子も、こんなふうに書くことができる、というヒントになれば幸いです。 ![]() ![]() 次回の題材[2020年11月06日(Fri)]
外国人スタッフの訪問に関して言えば、クラチェ州の里子は10か月振りでした。
プレイベン州も10か月振り。 タケオ州は1年ぶりになります。こちらの子達にもたくさんお土産を準備しました! ![]() 次にタケオを訪問する際は、長らく時間が空いているので是非とも作文をして欲しいと考えています。書いて欲しい事がたくさんあるけれど… 休校中何をしていたかとか、新学期はどんな様子で過ぎているかとか、新学年になった抱負とか…。しかし文章を作る事に慣れていない子達が多いので、テーマを絞る必要があります。 新学期が始まって、一番面白い授業内容について書いてもらうのはどうでしょう。好きな科目は友達同士かぶるかも知れませんが、授業内容(国語で習ったこの話、数学で今習っている角度の計算、歴史で習った〇〇時代の事…などなど)なら隣の子の文章を真似する機会も削減でき、自分の思った通りに作文できるのではないでしょうか。 作文の構成の仕方などは今は焦点を当てていません。テーマに沿って思いついた事を、書きたい事を自由に書けるプログラムにするつもりです。まずは楽しく取り組んで、書く事に慣れてほしいと思っています。 |
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