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アート表彰式その2[2020年10月18日(Sun)]
アートコンテストですが、バッタンバンではカンボジア国内の入賞者も選んでいましたが、残念ながらその子達の通学の日ではなかった為、賞状や賞品を直接手渡す事ができませんでした。コロナで密を避ける為、この学校では公共機関の決定で1日に学級の半分しか授業に来れない仕組みがとられていました。それぞれの学級の半分の子達が月・水・金の登校、そして残りの半分の子達が火・木・土の登校のようです。

そして今度はプレイベンの小学校へ。この学校でも1人、カンボジア国内の入賞作品を選びました。この児童の平和とは「家族が仲良くいる事」でした。

この子の絵は黄や茶が主で色使いが限られていて、絵を描く当日こちらで準備した色ペンが足りなかったのかな、と思ったのですが、その日に撮った活動写真を見返すと彼の机の上には他にも幾つか色があったのです!好きな色なのでしょうか。でも家族のスカートやズボンは鉛筆でそのまま塗った感じになっていて。色を使う事に慣れて来ると、また違う感じの絵になるのでしょうか。

楽しんで色んな色を使ってもらえるよう、カラフルなアートセットをプレゼントします。賞品はそのほか、コンパスやノートなどの文房具、ユニフォーム、運動靴です。

ここでも、来れる人だけ参加の保護者会を表彰式後に予定していて、この子のお母さんが見えていました。誰が表彰されるかは告知がなかったのですが、大変喜ばれました。

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9か月ぶりのプレイベン[2020年10月17日(Sat)]
プレイベン州の里子に会いました。この子達に会うのは、外国人としては9か月振りです。
元気そうでしたが、しばらく会わない間に家庭環境が難しいほうに変わった子がいました…。悲しい事です。
コロナの時期なので、衛生用品などをメインにお土産を持って行きました。国内の慈善団体からお菓子の支援があったので、たくさん持って帰ってもらいました。勉学を応援していますが、お菓子だって食べたいものね。歯磨き粉や歯ブラシもお土産に入れてあるので、ちゃんと歯磨きすれば大丈夫。
とっても笑顔の可愛い女の子たちです。

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賞品の意義[2020年10月05日(Mon)]
アートコンテストで国際的に選ばれた子も、大きな賞ではなかったため賞状しかありませんでした。現地の方のアドバイスで、この子には自転車を賞品にしました。学校に通うため、必要であり貴重なものです。

内戦以降、特に都市部以外では教育への意識が低い傾向にある人々がまだ多いです。貧しいとそうなってしまいます。学校に通うより家の手伝いをする子供や、卒業するよりも働きに出る子供が本当にまだまだ多いのです。

そこで賞品が良いものであると、親御さん達は、「このコンクールはそんなに凄い事なのか」「才能を発揮したり何かで頑張れたら、こんなふうに評価されるのか」、と自然と関心を寄せてくれる事になります。もちろんそれが本当の教育の意義ではありませんが、子供が勉学に励んだり熱心に何かに打ち込む事は、有益だと思ってくれるきっかけになるというのです。

その国独自の歴史があり、人々の生き方は様々です。良い賞品にするのは、恐らく幾つかあるうちの、教育の向上を手助けする1つの方法でした。一緒に表彰式に参加した子供達も、次は自分も参加してみよう、と思ってくれた子がいるのではないでしょうか。

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まずはバッタンバン州の小学校で表彰式です。私達の別のプログラムで保護者会を開いていたので、1位の子のお母さんがちょうど学校に来ていました。賞状や賞品と一緒に写真を撮りました。お母さんは予想にしない事でとても驚いておられました。彼の、絵の描写力や発想豊かにのびのびと表現できる才能をお話ししました。どんどん伸ばしてあげて欲しいとお伝えしました。
アートコンテスト[2020年10月03日(Sat)]
去年の暮れから今年初めにかけて、他NGO主催の平和をテーマにした絵画コンクールに参加し、地域の小学校などの協力を得て子供達の絵を集めました。参加してくれた子供達の年齢によっても、平和がどんなものか、その理解の仕方も違いますから、私達としては「自分が思う平和とは」、というテーマで描いてもらいました。孤児院と、これまでに活動に赴いてコンタクトのある小学校に、絵を描いてもらいに行きました。

コロナのせいで審査なども遅れましたが、この夏にやっと結果がでました。世界300余りの参加者から、カンボジアの子供達は3人入選しました。海外渡航も厳しい中、表彰式もおのおの各国で、という事になったのですが、これを機会に私達ブルーバードとしても入賞作を選ぶ事にしました。あまり絵画に馴染みの無い中で頑張って描いている姿も見ていたし、そういうところも評価してあげられます。

ブルーバードとしては、「平和」というテーマを理解している子、そして山や木を描くのに色を混ぜたり(すべて色鉛筆やクレヨンでの作成ですが)、絵の中にたくさんのストーリーが垣間見え、本当に絵が好きなんだろうな、と思った子を選出しました。賞品には画材セットもいれ、これからも表現する力を伸ばしてくれる事を激励しました。

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