
食育再び[2019年09月14日(Sat)]
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![]() 食育再び[2019年09月14日(Sat)]
![]() 偏った栄養[2019年09月08日(Sun)]
![]() 読書推進活動2[2019年09月07日(Sat)]
農村では特に画材を使う事は少ないです。ですから色ペンを準備して、大きな画用紙にグループごとにストーリーの絵を描いてもらおうと思いました。
でもなかなか発想して描くのは難しいようです。もちろん、見た事が無いものは描けません。私達は安易に、マネではなくて自分が思うように描いて欲しい、と思ってしまいますが、日々この子供達がテレビや本から得ている情報は日本と比べはるかに少ないでしょう。逆に、もともとの絵本の挿絵を見ながら描くのがとても上手い子が多くて驚きます。 そのほか、カンボジアの子供達の絵の特徴でよく気付くのは、多くの子が線で描くという事です。線で描くのですが、描いたそのものに色をあまり塗らない印象を受けます。そして定規を使って描く事です。興味深いですね。 ![]() 最後は各グループごとにその絵を示しながらクラス全員にストーリーの内容を発表してもらいます。各グループに読み聞かせで紹介できた絵本が異なるので、お互いにどんな物語で何がおもしろかったかを共有したのです。本の面白さを広げるのが目的でしたが、子供達は普段からそう教わっているのか、「何が学べたか」を必ず発表していました。 ![]() 読書推進活動[2019年09月06日(Fri)]
プレイベン州の小学校を訪問しました。
カンボジアでは学校によって図書室を作って本を置いても、子供が読まないので埃をかぶっている場所も多いです。子供達自身が本を読む楽しさをまず感じてもらわなければなりません。そのためには教室に本を設置するというアイデアもありますが、資金的に本がたくさん準備できない場合、先生が毎日少しずつでも読んであげる事ができます。疑似体験により社会性を豊かにしつつ、集中力を養うという利点を説明し、読み聞かせの取り組みを様々な場で紹介しています。 ![]() 通常は読み聞かせを継続していくだけで、そのストーリーを読み解いたりという事までしなくてもそれなりの効果が認められるでしょう。しかしこちらの国語の授業では、様々な話に触れて作者の意図や登場人物の気持ちになって考えるといった内容が極めて少ない為、私達は読んだストーリーについて子供達と話し合う時間をいつも取ります。 これまで本を読んだり聞いたり、それについて考えたり、という習慣が無い為、唐突に感想を聞いても考えがまとまりません。それで、まずあらすじを確認するところから始めます。誰が登場し、何をしてどうなったのか。そして、どの登場人物が好きだったか、それはなぜか? という具合にストーリーを実感してもらいます。 |
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