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ブルーバードの子供達

カンボジアで現地の子供達へ教育支援をしています。特に里子支援について、その取り組みの試行錯誤を綴っています。歴史や習慣が違って難しい事もありますが、子供達の成長を見るのはいつもとても嬉しいです。


農村で食育 (2) [2018年10月22日(Mon)]
学生さん達の食育授業は、まず3大栄養素の説明をし、赤・黄・緑に分けた円に食べ物のイラストを貼って例を挙げます。エネルギーになるとはどういう事か、体の調子を整えるとはどういう事か、絵を使って具体的に話します。

その説明を踏まえ、子供達は小グループに分かれ、例で挙がった以外の他の食品がどの色グループに属するのか 考え合う時間を取ります。学生さん達はグループワークの為にミニ円チャートとミニ食品イラストを複数作ってくれていました。

そして答え合わせをします。「なすびはどこに入るかな?」と聞いて 分かる子が前に来て発表したり、先生役の学生さんが直接答えの食品イラストを説明用の大きい円チャートに貼っていきます。

子供に発表させる形式では、たくさんの子供達が積極的に手を上げていましたし、先生が貼って行く形式でも 先生の手がどの色グループで止まるか子供達にはドキドキで、とても楽しく学んでいました。

カンボジアは高血圧や糖尿病といった病も多いので、今から役立てて欲しい知識です。
農村で食育 (1) [2018年10月20日(Sat)]
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そのようなわけで、手洗い指導はメインではなく、補足的な指導に回す事にしました。
学生さんには、子供達に食育の授業をしてもらえないか提案してました。
まず食物は栄養素によって大きく3つのグループに分けられますが、その知識を教えてあげるのです。
[黄グループ] エネルギーになる→炭水化物、脂質など
[赤グループ] 体をつくる(血・肉・骨になる) →蛋白質、乳製品など
[緑グループ] 体の調子を整える → 野菜、果物など

貧しい地区、家庭では毎日バランスよく食事ができるわけではありませんが、普段自分が食べている物は、体の中でこういう役割をするのだな、という事をまず学んでもらうのです。その上で、嫌厭しがちな野菜なども好き嫌いせず食べよう、という意識が育つと嬉しいです。

よく噛んで食べる事、食べ物や作ってくれた人に感謝する事なども伝えます。そして食べる前には手を洗う、という流れで衛生教育を最後に取り込む形にしました。
衛生について [2018年10月19日(Fri)]
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スタディーツアーに訪れた学生さんが、日本にいる間、こちらの子供達に何かできる事が無いかと考えてくれていました。カンボジアが初めてなのでどんな事が必要が想像がつきにくいと思います。無難なところで手洗いなどの衛生指導が良いかという話になっていました。

もちろんこちらでは衛生が整わない故に感染症にかかり易い現状があります。しかしこちらの子供達が手の洗い方を知らないわけではありません。手を洗う為の環境が伴っていない事情もありますし、子供達自身が手洗いの必要性を感じていない事をどうするかがまず課題となります。

日本の手洗い指導ではまず流水で洗う、水だけ→石鹸→アルコールの順で効果が高い、洗い方・洗い忘れられ易い場所、洗った手は拭く、という流れで指導されているかと思います。一方こちらは村では水は溜めておくシステムですから、まずその溜め水が清潔でないといけません。またテーブルも床も同じ雑巾を使っても違和感のない人が多いので、何で手を拭くかの前にそういう概念を変えないといけないでしょう。

日本では実際に手のばい菌を培養したり、顕微鏡で見たり、視覚的に認識する事で子供達も納得し易い授業ができると思います。こちらではできる事が限られますから、手洗いと言うと ただ石鹸で手を洗う実習をするようなイメージを持たれる方が多いのですが、それを行ったところで毎日の実践にはつながらない難しさがどうしても残ります。どうやって子供達、村の人々の衛生への関心を高めるか、それをよく考える必要があるのです。
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