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ブルーバードの子供達

カンボジアで現地の子供達へ教育支援をしています。特に里子支援について、その取り組みの試行錯誤を綴っています。歴史や習慣が違って難しい事もありますが、子供達の成長を見るのはいつもとても嬉しいです。


紙の橋 (1) [2018年08月31日(Fri)]
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新しい里子を含む子供達との もう一つのプログラムは、紙で橋を作って、形と強度を比べる実験です。かこさとしさんの著書「よわいかみ、つよいかたち」を参考にしました。

ハガキサイズくらいの大きさの紙を2等分したものを1つの橋の基本サイズとします。例えば、この紙切れを何も手を加えずそのまま橋にしたものと、両端を1 cm 程度折ったものではまったく強度が違うのです。そのような発見をしてもらうプログラムです。

このプログラムの目的は

@ 定規で正確に長さを測る
カンボジアの子供達は絵を描く時ですら定規を使って線を引いたりします。それで、なんとなく伸び伸びした自由さが感じられにくい絵をよく目にします。無地の紙に作文を書く時でも、まず罫線を引いて文章を書き始める子がいました。しかしその線は均等な高さに引かれるわけではなく、斜めだったりします。そこで、紙を2等分するならどうするか? を答えを言う前にまず問いかけ、子供達の考えを尋ねます。ハガキの上端だけ均等に測るだけでなく、下端も測って線を引く事から始めます。

A 形によって強度が違う事を発見する
橋の形は、[A]手を加えない紙切れのまま、[B]両端を1pずつ折って橋桁を作ったもの、[c]同じく欄干にしたもの、[D]脚付きと欄干付きを組み合わせたもの、[E]紙の真ん中を山折りにしたもの、の5種類を調べていきます。ここでも、橋桁や欄干の1pを測ったり 山折りの為の中央の線を引いたり、正確な作業が求められます。

B 平均を計算する
錘が幾つ載ったのか、1回だけの測定では信ぴょう性がないので3回は同じ事を繰り返してもらいます。そしてその3回の平均値を出す。割り算の練習です。
5種類の橋の実験が終わったら、各グループで一番強かった橋を発表し合い、確認します。

C 自分で発想する
その後時間が許す限り、各グループで他にどんな形の橋ができるか、その形の強さはどうか、先に行った5種類の中の最強の橋より強いものはできるか、など自由に試行錯誤できる時間を取れたら更に良いです。
Posted by 高橋 at 11:38 | この記事のURL | コメント(0)
コンセプト [2018年08月30日(Thu)]
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この国では学校はあっても教師や教材が不十分な地域がまだまだたくさんあります。
国語と算数しか習わない子供達が本当にたくさんいます。環境的な条件がそろっていれば、1人の先生が専門以外の教科も複数教えたり、教えられない教科を遠くから依頼して教えに来てもらう形をとっている学校もありますが、容易ではありません。
一方子供達は子供達で、家庭が貧しいと中学校を卒業する前に都市に働きに出る為に学校をやめるケースも少なくありません。
私達は普段子供達が学校で習えない学習内容を提供できる機会を模索しながら、子供達の好奇心を刺激し、自分で発想し表現する習慣をできるだけつけてもらいたいと考えています。そのような経験は、例え学校に通えない事情があっても、また学校で学べる内容が少なかったとしても、その後自分の道を切り開く基礎的な力になっていくと考えるからです。
Posted by 高橋 at 11:45 | この記事のURL | コメント(0)
ポップアップカード(3) [2018年08月26日(Sun)]
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このプログラムは、今回海外からのボランティア参加者の皆さんにも手伝ってもらい、進行をお任せしていました。将来、里子の里親さんにも参加して一緒に子供達と交流できると素晴らしいと思います。

参加者の方の発案で、全員がポジティブに作業を続けていけるよう、「これは失敗ではないよ!、落ち込む必要ないよ!」と伝える為に、自由に切って行く練習を飛ばして そのまま画用紙に貼っていこう、という事になりました。実際、予定の時間を大幅に過ぎていた事もあり、このままでは仕上がらない、と思われた事もあるのでしょう。

それで子供達はまた喜んで糊を使い、好きなように画用紙に貼っていきました。皆出来上がったものに満足そうで、それは私達にとっても嬉しい事でした。

ただ次は、4つ折りができない子がいたなら、ちゃんとその1人1人のそばについて、時間をとって、なぜ全部切り離されてしまったのか 一緒に確認したいと思いました。できなかった事でもできた!という体験も貴重だと思いますから。そして今回は例題を真似るだけでしたから、やはり自分で自由に切って、どんどん複雑な形を作り出す体験までさせてあげられたらと思います。

1つのプログラムで学びを提供できる事はできるだけたくさん盛り込もう、と思ってただの貼り絵ではなく3Dカードを計画したのですが、そこまでは内容が多すぎました。対称図形を切る(+貼る)という作業に焦点を当てて、練り直す事にします。
Posted by 高橋 at 11:42 | この記事のURL | コメント(0)
ポップアップカード(2) [2018年08月25日(Sat)]
飛び出すカード工作、実際は…

まず、小学年の子供達を対象にしたのですが、子供達は色とりどりの折り紙を目にするだけで好奇心を持ち、自分にどの色が回ってくるのが興味津々でした。このような刺激は本当に良いと思います。

1行程1行程確認しながら進みます。2つ折りで対称図形を切るところまでは全員できました。色紙を切る、その楽しさが伝わってくるような時間でした。

4つ折りで花形を作る際、子供達は頑張って私達の真似をしているのですが 切り方によって中央がつながらずバラバラに切り離してしまった子もいました。

そこでもう完成できないと思い悲しむ子、また2回ほどトライしたもののうまくいかなくて 作業を進めるのに消極的になってしまった子もいたようです。
Posted by 高橋 at 18:08 | この記事のURL | コメント(0)
ポップアップカード(1) [2018年08月24日(Fri)]
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里子達も交え小学校で教育プログラムを幾つか行う計画を立てました。
1つ目は、折り紙を使った工作です。中身が飛び出すカードを一緒に作る作業になります。飛び出す部分をブーケにして、対称図形の概念を使って折り紙で切って作ったものを花に見立てて貼っていきます。

このプログラムの目的は、
@ 1枚の紙の平面な紙から立体が作り出せる事を知る。

A 対称図形の確認。
紙を2つ折りにして片側をある形に切りぬいた時、広げるとどんな形になるのか? 4つ折りにしたらどうか? をまず各自の頭の中で考えてもらいます。そして答え合わせして確認。

B はさみを使って切る。
例題を用意して、折り紙を皆で同じように折って同じように自分で実際に切ってみます。半分に折る事からじっくりやります。端と端、角と角を合わせて折るという概念が普段の生活に無いからです。またさみを使う機会も少ないですから (歯で噛み切ったり、とがったペンなどで穴をあけて割いたりするのです) たくさん練習して欲しいです。そして、どの部分が対称になっているか確認できれば理想です。

C 自分独自のアイデアで切ってみる。
自由に使える折り紙を渡して、好きなように試行錯誤して発見を重ねてもらいます。

D 糊で貼る。
ブーケになった台紙に、自分の切り紙作品からお気に入りを選んで貼っていってもらいます。糊自体も家庭に常備してあるものではありませんから、新しい体験だと思います。

このような流れで計画を立てました。
Posted by 高橋 at 12:01 | この記事のURL | コメント(0)
新しい里子 [2018年08月23日(Thu)]
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メコン川に浮かぶ島で、新しい里子が増えました!
都市から遠い場所であるほど物資や情報の流通が少なく、経済水準も低くなります。
この地域での里子はまだ少数ですが、医療などの様々な支援に合わせ、より多くの子供達に平等な教育を提供できるよう 発展させていきたいと思います。
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