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ブルーバードの子供達

カンボジアで現地の子供達へ教育支援をしています。特に里子支援について、その取り組みの試行錯誤を綴っています。歴史や習慣が違って難しい事もありますが、子供達の成長を見るのはいつもとても嬉しいです。


9か月ぶりのプレイベン [2020年10月17日(Sat)]
プレイベン州の里子に会いました。この子達に会うのは、外国人としては9か月振りです。
元気そうでしたが、しばらく会わない間に家庭環境が難しいほうに変わった子がいました…。悲しい事です。
コロナの時期なので、衛生用品などをメインにお土産を持って行きました。国内の慈善団体からお菓子の支援があったので、たくさん持って帰ってもらいました。勉学を応援していますが、お菓子だって食べたいものね。歯磨き粉や歯ブラシもお土産に入れてあるので、ちゃんと歯磨きすれば大丈夫。
とっても笑顔の可愛い女の子たちです。

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賞品の意義 [2020年10月05日(Mon)]
アートコンテストで国際的に選ばれた子も、大きな賞ではなかったため賞状しかありませんでした。現地の方のアドバイスで、この子には自転車を賞品にしました。学校に通うため、必要であり貴重なものです。

内戦以降、特に都市部以外では教育への意識が低い傾向にある人々がまだ多いです。貧しいとそうなってしまいます。学校に通うより家の手伝いをする子供や、卒業するよりも働きに出る子供が本当にまだまだ多いのです。

そこで賞品が良いものであると、親御さん達は、「このコンクールはそんなに凄い事なのか」「才能を発揮したり何かで頑張れたら、こんなふうに評価されるのか」、と自然と関心を寄せてくれる事になります。もちろんそれが本当の教育の意義ではありませんが、子供が勉学に励んだり熱心に何かに打ち込む事は、有益だと思ってくれるきっかけになるというのです。

その国独自の歴史があり、人々の生き方は様々です。良い賞品にするのは、恐らく幾つかあるうちの、教育の向上を手助けする1つの方法でした。一緒に表彰式に参加した子供達も、次は自分も参加してみよう、と思ってくれた子がいるのではないでしょうか。

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まずはバッタンバン州の小学校で表彰式です。私達の別のプログラムで保護者会を開いていたので、1位の子のお母さんがちょうど学校に来ていました。賞状や賞品と一緒に写真を撮りました。お母さんは予想にしない事でとても驚いておられました。彼の、絵の描写力や発想豊かにのびのびと表現できる才能をお話ししました。どんどん伸ばしてあげて欲しいとお伝えしました。
アートコンテスト [2020年10月03日(Sat)]
去年の暮れから今年初めにかけて、他NGO主催の平和をテーマにした絵画コンクールに参加し、地域の小学校などの協力を得て子供達の絵を集めました。参加してくれた子供達の年齢によっても、平和がどんなものか、その理解の仕方も違いますから、私達としては「自分が思う平和とは」、というテーマで描いてもらいました。孤児院と、これまでに活動に赴いてコンタクトのある小学校に、絵を描いてもらいに行きました。

コロナのせいで審査なども遅れましたが、この夏にやっと結果がでました。世界300余りの参加者から、カンボジアの子供達は3人入選しました。海外渡航も厳しい中、表彰式もおのおの各国で、という事になったのですが、これを機会に私達ブルーバードとしても入賞作を選ぶ事にしました。あまり絵画に馴染みの無い中で頑張って描いている姿も見ていたし、そういうところも評価してあげられます。

ブルーバードとしては、「平和」というテーマを理解している子、そして山や木を描くのに色を混ぜたり(すべて色鉛筆やクレヨンでの作成ですが)、絵の中にたくさんのストーリーが垣間見え、本当に絵が好きなんだろうな、と思った子を選出しました。賞品には画材セットもいれ、これからも表現する力を伸ばしてくれる事を激励しました。

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経験はかたちに [2020年09月20日(Sun)]
寄付でクレヨンや色鉛筆を頂いていたので、もし絵を描くのが好きなら次に持って来てあげようか、と思い「絵を描くのは好き?」と尋ねると、多くの子達が「描けない」と答えました。「字を書くほうがいい。」と。

違う州の里子プログラムで絵を取り入れた時も、手伝ってくれた学生が「絵を描く道具を使った事がないから、描けないんだよ」と教えてくれました。色がついているだけで、鉛筆で描くのと同じでは…とその時は思いましたが、実際そういうものなのですね。

絵を取り入れたタケオ州では、色ペンを使う回を何度が重ねると、なかなかすらすら描ける子が目だって来たように感じます。最後に行ったのは、自分の名札を好きなように色や絵で装飾するプログラムでしたが、その何か月か前に 読んだ物語を絵にするプログラムをした事があるのですが、そういう時に自分で描いてみた白鳥や魚などを名札に登場させている子もいました。

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最初から想像ですべて描くのは難しいけど、見ながら描いたものが今は何も見ずに描けるようになるのですね。アートの腕前に注目しているのではなくて、少しずつやった事が形になっている事がささやかながら嬉しいです。

私がずっと前々から持っているカンボジアの子供達の絵の印象は、線が主であまり色が無くて、しかも建物や木や雲など、定規で引いた直線が多い、というものです。技法でそういうものはあるかも知れませんが、絵って自由な線で描いて良いものなんだ、とたくさんの子達に感じて欲しいです。
何が好き? [2020年09月19日(Sat)]
島の里子達に聞き取りをしてみました。
たまにお土産を持って行ってあげられる時などに参考にしたくて、好きなものなどを尋ねました。可愛い髪飾りなど見つけた時に、でもどんな柄が好きなんだろう、何色がいいのかな? など悩むので。里親さんにとっても、この子はどんな子なのか もっとよく知って頂くのに良い機会だと思って。

何をするのか好き?と聞いてもなかなか答えが返ってきません。時間がある時は何をしてるの?と聞いてまず出て来るのが学校の本を読む事。本当なのか、信ぴょう性の無い答え…。3年前くらいに子供達の余暇について書きましたが、農村では今も同じなのですね。家の手伝いなどするほかに、する事がないと言うか。単にシャイなのでしょうか。もしくはあまり色々思考を巡らせるという習慣が無いのかも知れません。

何が好き?という広範囲の質問では答えが出て来ないので、教科書を読むのが好きなら、教科書のどの話が面白い?とか、動物では何が好き、何色が好き?何をして遊ぶのが好き?友達と?1人で?などなど、聞いてあげると答えてくれます。

そうやって、関わり合う1人1人の事が分かると嬉しいです。
でも、1つの事から、もっと色々発想できるようになると、その子にとってもきっと益があるはずです。連想ゲームみたいな遊びが苦手な子が多いのであれば、そういう遊びを紹介するプログラムを、ここでも考えて行きたいですね。
カンボジアのお盆 [2020年09月09日(Wed)]
カンボジアは今お盆を迎える季節です。お盆は今月16日から18日まで。3日から15日まで、Kan Benと言ってお寺にお供えを持って行く期間があります。通常なら長いお盆休みです。今年はずっと休校でしたが、お盆が終わったらとうとう学校が再開するようです。
島に活動に赴きましたが、文化に倣いまずこの地のお寺にお参りをしてお供えをします。活動に同行してくれたボランティア学生の間でも、お盆の習慣について考えを深める機会にもなりました。

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去年はこの島もメコン川の増水でたくさんの家屋が浸水したので、飲料水や衣類などの物資を届けました。今年は増水が少なく、島のトウモロコシも無事収穫の時期を迎えていました。空き時間に、民家でトウモロコシの皮をむくお手伝いをしました。

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10か月振りに里子に会いに [2020年09月08日(Tue)]
今年はコロナ騒ぎで里子に会いに行けませんでした。

3月から学校が休校に入り、州間の往来も大きな集会も規制されていました。感染者は当然ですが外国籍の人が多かった事から、村の人達も外国人に会うのは心配だったでしょう。現地スタッフを通し支援金を届けられた子供もいますが、全員ではありません。

規制が緩和されはじめ、プレゼントを揃えて子供達に会いに行く準備を始めました。まずクラチェ州の子達は10か月振りに。

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読み聞かせと想像力 [2019年12月14日(Sat)]
日本から国語の先生が来て下さいました。読み聞かせのポイントなどを先生にも紹介して頂く為、図書館のある小学校を訪問しました。到着したのがちょうど休み時間で、たちまち子供達に取り囲まれてしまいました!

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先生が仰るには、最初から絵の挿絵を見せては読まないのだそうです! まずは絵を見せずに先生が読みます。その間子供達は聞きながら、どんな情景なのか想像を膨らませるのです! そしてそのページを読み終わった後、ぱっと絵本を子供達のほうに向け、子供達は自分の想像と挿絵を比べて自分の中で発見を見出します。日々、自分で考え表現していく力をつけてあげたいと思っていたので、とてもわくわくするお話でした。

低学年を対象に、この学校の先生に実際にそのやり方で読んで頂きました。実際、この日読んだ本は、大人からすると何が面白いのか理解に苦しむ本だったのですが、子供達に大うけでした。

この本にはメッセージがあったようですが、私達も聞いて初めて「なるほど、そういう考え方もあるね」と思うものでした。子供達はまだそれを汲み取るところまではいきませんでした。子供達の考えを型にはめてしまってはいけないので、あえてそのメッセージは伝えませんでした。今は、子供達1人1人が想像を広げる事が一番の目的でしたから。

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慣れてきたかな [2019年11月10日(Sun)]
里子を訪問しました。いつも里親さんにお知らせする為、子供達は自分と里親さんの名前が書かれた名前カードを持った写真は必ず撮っています。この無味乾燥な名前カードをもっと楽しく装飾する時間を作りました。色を使って表現する機会ももっと取り入れたいと思っていたので、ちょうど良いです。

使いたい色をすぐに使えるように、お互いに順番待ちせず自由にのびのび描けるように、できるだけたくさん色ペンを新しく買い揃えました。クーピーやクレヨンの寄付も集まっていたので助かりました。

同じ里子達には以前、読んだ本や創作した文にちなんだ絵を描いてもらった事がありました。今回、描く事に慣れたのか特にテーマを与えていなかったからなのか、全体的に子供達の手がよく動いていて驚きました。

絵が苦手な子ももちろんいますが、自分の名前を好きな色で好きなように書くだけでもいいのです。スタッフも、子供から希望があればその子の好きなものを少し描いてあげたりして、色を一緒に塗るなどして楽しく取り組める時間にしました。

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食育再び [2019年09月14日(Sat)]
子供達に栄養について教えてあげました。食品の多くが3大栄養素にグループ分けできる事、黄・赤・緑の食品がどんな働きをしてくれるのかという事。そして食品カードを使ってグループ分けの練習もしてみました。

これは以前違う地域でもやりました。食品の栄養について教えている学校もありますが、その機会が無い場所では、どんどん広めていきたい教育活動の1つです。

その土地で手に入りにくいものはもちろんあります。生活水準の違いで口にできないものもたくさんあります。しかし身の回りの普段の食事の中で 子供達がバランス良い食事を心がけていけるよう、力になりたいと思っています。

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