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ブルーバードの子供達

カンボジアで現地の子供達へ教育支援をしています。特に里子支援について、その取り組みの試行錯誤を綴っています。歴史や習慣が違って難しい事もありますが、子供達の成長を見るのはいつもとても嬉しいです。


初めての粘土 (2) [2026年02月07日(Sat)]
カラー粘土は1色ずつ、少量ずつのパックになっていたので、1パックを各里子に配ります。粘土というもので形を作るという練習が目的だったので、単色で何の問題も無いと考えていました。もっと言うと、芸術の中では、決まった色が無いとそのモノを表現できない、という事は無くて、単色でも無色でも色は想像で補えるとも考えていました。

実際は、周りの友達と色を分け合いながら、部分的に色を混ぜて作る子が多かったです。例えば動物を作っても目だけ色を変えたり。それはそれで子供達の感性が育まれ、良かったと思います。過去、村の子供達が便箋の絵柄などに興味も示さなかった時、プログラムで使う色紙に特に好みも無かった時、とても残念な気持ちになりました。そこから考えたら、今 この子達は折り紙でも絵の具でも自分からこの色がいい、と選んだり、今回の粘土でも自分で色を変えようと考えているのですから、素晴らしい事だと思います。

ただ、色を組み合わせる目的として、自分の作った物に合う色が欲しい、という場合もありました。自分が赤い粘土を持っているから、トマトを作ろう。緑を持っている友達から緑を分けてもらってヘタを作ろう、という感じです。それは逆に創造力を制限してしまって、好ましくないと思います。

全体的に低学年の子達のほうが創作力は旺盛で、考えたものを自由に形にしていました。年齢が上になると、まずは見本を倣う、という傾向が見られました。発想する事に消極的になるのはもったいないですね。やはり、早い段階でこういう体験の機会が豊富だと、子供の考え方にも好影響をもたらすのではと思います。
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