2つ目は、数個の単語から文(文章)を創作するゲームです。去年準備はしたものの、その後コロナの為の活動自粛もあり、子供達に紹介できていませんでした。
実際やってみると、こちらもなかなか難しい様子でした。ドキドキしながら単語を引いて、カードの単語を見るや 皆「え〜〜〜」というリアクション。これでどうやって文が作れるだろう⁈とまず途方に暮れました^^; 皆が最初の文を完成させるまでに、じっくり待つ必要がありました。
数年前に違う支援地域でこのゲームをやった事があるのですが、その地区は今回の島と比べると街へのアクセスが比較的容易な事もあってか、子供達は結構スムーズに文を作り、アクティブに何度も単語を引いていました。日々触れる情報の量が違うのだと思います。触れる情報の量によって、知ったり考えたりする量に個人差が現れます。恐らく日本の子供なら、突飛で幻想的な文でも大いに作ってくれるのではと思います。絵本、小説やテレビなどを通して子供達の持つ世界が広がっているからです。
要領を得て話を創作する子もいましたが、多くはとてもシンプルな文に留まりました。それでも、非現実な文にお互い笑い合ったりして、プログラム自体は楽しんでくれていました。次回もう一回やってみたら、きっと面白い文がたくさんできるのではと楽しみです。
