紙の橋 (2) [2018年09月01日(Sat)]
最後で全グループが結果を発表する際 それぞれに全然違う結果が出たら結局何が正しいか分からず発見になりません。なので、ハガキも錘も全チーム同じものを使い、台にかかる橋 両先端の長さも一定に決めます。台だけは、10チーム2個ずつ、20個同じものが手に入らなかったのでそれぞれのチームで違うものを使っています。錘は橋の中央から載せます。
このように同じ条件を整える、というのは何の実験においても必須の作業です。日本は「〇〇実験用キット」のようなキットがすでに揃っていて、あまり気にしない点かも知れません。もちろん小さい子供達がすべて完璧に気をつけながら進める事を期待するのは困難ですから、スタッフが見て回りながら気を配ります。 ちなみに錘は、コインを使う国ならコインが良いかと思ったのですがカンボジアは紙幣だけです。小さいナットなどを準備しようかと悩んでいましたが、できるだけ多くの点で子供達の役に立つものを考えた結果、飴や消しゴムなどが良いと閃きました。ちょうど形の良い消しゴムが見つかり、それを使用する事にしました。活動後、子供達に配布したり学校に寄贈できます。 |