企画展示「しくみを作ればごみは減る!」青山で開催中! [2012年07月19日(Thu)]
はじめまして。
5月から、廃棄物・3R担当でインターンをしている、長谷川哲郎と申します。 7月10日(火)から、東京・青山の地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) 多目的スペースで、企画展示「しくみを作ればごみは減る!‐脱・使い捨て社会をめざして」を開催しています。 私たちは、現状のような大量生産、大量消費型の社会構造を見直し、地球から取り出す資源と環境負荷を最小限に抑えられるような「脱・使い捨て社会」へ移行する必要がある、といった内容です。 また、現在、FoE Japanが力を入れている「水Do!キャンペーン」についても、国内外の最新事情などいろいろな展示をしています。 中でも今回の展示の見どころは、ペットボトル飲料水と水道水の飲用利用のライフサイクル全体でのCO2排出量の比較を「実物グラフ」で表現したオブジェです。水道水を飲むのに比べて、ペットボトル入りの水を選んだ場合、CO2排出量が数十倍にもなってしまいます。それをペットボトルの量、高さで表現しています。 しかし、ペットボトルのタワーは、あまりの高さと重さで、まっすぐ立てることが難しく、設営に非常に苦労しました。多少ゆがんでいますが、それだけ地球にかかる負荷が大きいということを感じていただけるかと思います。ちなみに比較対象の水筒はメーカーさんからのご提供、小さな冷水機は紙粘土で作りました。 14日(土)には、環境ボランティア見本市が開催されたこともあってたくさんの方がご来場くださいました。実物グラフを見た方から「これ見たら、絶対ペットボトル飲料を買おうなんて思わなくなりますね」と言われて、作った甲斐があったと思いました。 それでは最後に、美しい地球を守り、後世へ受け継いでいくためには、一人一人の行動、賢い選択の積み重ねが必要です。この夏、脱・使い捨て社会を目指して、できることからはじめてみませんか? ※会場案内など詳細はこちら http://www.foejapan.org/waste/event/120710.html |