こんにちは、ボランティアスタッフの安川です。
わたり土湯ぽかぽかプロジェクト、2月25日のワークショップのご報告です。
雪積もる福島に着くと、レンタカーを借りて土湯温泉町の鷲倉温泉旅館へ。スタッドレスタイヤでも、つるつる滑る道路に一行はドキドキしながらも、なんとか旅館に到着することができました。
旅館には、すでに到着していた利用者のご家族、子どもたちもいて、息をつく間もなく座談会&ワークショップに突入しました。
親御さんたちは、旅館の一室を借りて、普段はなかなか話すことができない思いやこれからどうしていくかということを、渡利の子どもたちを守る会(Save Watari Kids)の菅野さんを中心に話しあっていたそうです。

そして、ボランティアスタッフたちは、エネルギッシュで元気一杯の子どもたちが待ち受けるワークショップへ。
パック飲料の紙パックや紙コップを利用して、ギターやマラカスを子どもたちと一緒に作りました。予想していた工程には収まりきらない子どもたちの発想力にスタッフはたじたじになりながらも、楽しい時間を過ごしました。

雪が降っていた影響もあるのか、ガイガーカウンターで測った空間線量は福島駅周辺ででも、それほど高くありませんでした。そして鷲倉温泉の線量は、東京の線量よりもさらに低いくらいの水準でした。
子どもたちが安心して過ごせる場所で、元気に暮らしていくことができること、そういう普通の機会が保障されていくことの大切さを実感する機会になりました。
