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福島での一日〜「子供たちのためにこれからの社会の礎を築きたい」 [2011年04月12日(Tue)]

昨日(4/11)の夕方、「福島老朽原発を考える会(フクロウの会)」の阪上さん、青木さんに同行させていただき、急遽、福島市を訪問しました。震災後、「原発震災復興・福島会議」を立ち上げた、4人のメンバーにお会いし、東京で活動を展開していくにあたって、彼らがどのような声を議員・政府に運んでほしいか、彼らの活動との連携の可能性について議論しました。

会合の途中、震度6弱の揺れがあり、第一原発の電源がおちたというようなニュースがあって会合が中断。その後、何度も激しい揺れがあったのですが、彼らはどうやら慣れてしまっているらしく、あまり頓着することなく会合を続けていました。

「原発震災復興・福島会議」は、「フクロウの会」や「ピースニュース」と協力して、小学校や幼稚園などでの放射能測定プロジェクトを実施しています。校庭やU字溝などでかなり高い線量が観測されています。目的としては、市民が測定したデータをもとに、よりしっかりとしたモニタリングを行政側にさせるというものです。その目的は一部は、達成され、福島県においては1,000校以上で、放射線モニタリングが実施されるようになっています。フクロウの会は、そこに測定器を供給したり、そこの結果を活用したりすることに協力しています。

会合では以下のような意見が出されました。

「福島県人は、原発を受け入れることにより、『いのち』『安全』より『お金』を優先してしまった。それがこの事態を生んだ。しかし、いまこそこれを逆転させるとき。私たちは、命・健康の危険とストレスの下で、動かない社会をなんとかしようと苦闘している。子供たちのためにこれからの社会の礎を築きたい」

「雨が降っている中、子どもたちが傘もささずに遊んでいるのをみるとあせりを覚えている。」

「東京に住んでいる人たちは、しっかりと政治家・政府に、こうした声を伝えてほしい」

「危険な線量を示している学校では、子供たちだけでも疎開させるべきだ。そのための行政サポートは必須。サポート内容は、疎開先コーディネートおよび財政的な補助」

行政に対応を促すためにも、測定器による市民モニタリングは依然として重要です。
測定器は入手しづらく、不足しています。活動の継続のために、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。(文責:満田)

「放射能測定プロジェクト」

資金カンパのお願い
・郵便振替:記号00180 番号:133703 受取人氏名:ピースニュース
・ゆうちょ銀行/金融機関コード:9900/店番:019/店名:〇一九店/預金種目:当座/口座番号:0133703/受取人氏名:ピースニュース(このプロジェクトのカンパの受け皿となっています)

●問い合わせ先
フクロウの会(阪上さん):fukurounokai@mail.goo.ne.jp

※関連ブログ:http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/03/post-754e.html
※原発関連情報:http://www.foejapan.org/infomation/news/110323.html
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