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スリランカ・気候変動調査報告 Part2 [2014年11月30日(Sun)]

●化学肥料や農薬の影響も大きい
ホリヴィラという村で、アーユルヴェーダの医師に話を聞きました。
DSCF6904.jpg

「われわれはもともと大規模産業とは無縁の暮らしをしていた。
しかし今は、森林を伐採し、農薬や科学肥料を使い、固有種ではなくターミネーター種子や外来種子を買わざるを得ない。雨水も汚染され、飲むことができない。」

そのような状況で、人々の健康にも大きな影響が出ている。化学物質や食生活の変化で腎臓病や成人病、妊娠率の低下なども起こっています。

また、こうした変化が気候変動ももたらしていると言います。
近年雨がへり、農業に影響を与えている。人々は仕事を求めて村を去り、女性は中東に出ているそうです。
「われわれは、適切な技術を使う伝統的生活に戻らなければならない。」彼は強調しました。
DSCF6921.jpg

その後、近くのため池へ。
このポールの上の部分まで、本来雨季には水がきているそうです。それが現在、ポールがほとんど水上に出てしまっています。
DSCF6934.jpg

周囲には水田がありますが、この水位では、水を入れることができず、作業を開始できないでいます。
DSCF6930.jpg

よく晴れて暑いその日の午後、かなり水が少なく浅くなったその湖で、住民たちが水浴びや洗濯をしていました。

●突然の雨で被害を受けるたまねぎ農家
たまねぎの仕分け作業をする女性たちのところを通りかかりました。
DSCF6936.jpg

たまねぎは、収穫後に数日畑で乾燥させる必要がありますが、その間に雨が降ってしまうと腐りやすくなり、商品として販売できなくなってしまいます。
今年の夏も、乾季の時期に突然の雨がふり、多くのたまねぎ農家がダメージを受けました。
ダメージを受けたたまねぎは、自家消費するしかなく、収入にも大きな打撃です。
この女性たちは、被害を受けたたまねぎの中でも、食べられるものと捨てるものとをより分け、茎の部分を切ってきれいにする作業をしていました。
彼女たちもやはり、気候の変化があると語ります。

売れなくなったたまねぎの山。別の農家にて。
DSCF6858.jpg

ーつづくー
(吉田 明子)
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