日没前、林道を車で巡視していると
道のまんなかに大きな黒い点を見つけました。
まっすぐ見通しがきいた道をゆるゆると低速で
進んでいくと、
それが どうやらヒグマであるとわかりました。
ゆっくり、車が進むのと同じ方向へ歩いているようでしたが

よく見ると ゆっくり こちらに向かって
歩いているのでした。
はて、、、
どうしたものか、、
ヒグマは 悠然と
まるで 目の前に 何もないかのように 歩いてきます。
10m位まで近づくと、
脇の 草むらに入り込み
車の脇でピタッと 動きが止まり、
その後、低速で前進していくと
しばらく一緒に 草むらから 姿は見せず
ガザガサ 音を立てながら ついて来て
その後 谷へと 下って行きました。
ここは、彼らの暮らしの場。
ちょうど暮れかかるこれからの時間が 活動時間でもあり、
「オイ、ここで 何 やってんだぁ、、」
と言われるのは
こっちの方なのでした。
ふと、 「歩み寄る」 を 辞書で引いてみると
たがいに譲歩し また折れ合ってことを解決する と書いてあります。
まさに 先の空気は そのものでした。
秋は、クマにも人にも 収穫時期。
川には鮭がのぼり、 山は 木の実が熟して
食べ頃を迎えます。
山のスイーツ マタタビは 今ちょうど食べ頃となりました。