◇埼玉〜宮崎、自転車で被害者支援
　◇メッセージ携え

　家畜伝染病・口蹄疫（こうていえき）の被害者支援のため、自転車で埼玉県川口市の自宅から宮崎県を目指している明治大４年、小林大地さん（２２）が１６日、姫路市入りして毎日新聞姫路支局を訪れた。小林さんは「宮崎では若者が進学をあきらめたり影響は続いている。各地からたくさんの励ましを届けたい」と話している。

　口蹄疫は宮崎県の畜産業に大打撃を与え、関係者の生活が一変した。小林さんは宮崎県のまちづくりを商学部で学んでおり、趣味の自転車を生かして応援メッセージを届けることにした。

　公園や路上で出会った人たちから募ったメッセージは現在、スケッチブック４冊目に入った。９月上旬の到着を目指し、約１５００キロの道中の様子は簡易型ブログ「ツイッター」（＠ｂｉｃｙｃｌｅｃｒｏｓｓ）で報告している。
―毎日新聞8月17日―