西都原考古博物館 講演会 2013年9月15日(土)[2013年09月15日(Sun)]
「有吉忠一と宮崎県、そして西都原」

西都原古墳群発掘100年・置県130年を記念し講演会が西都原考古博物館のホールで行われました。今回の講師は宮崎県立図書館 籾木郁朗氏でした。考古学ではなく歴史学的な視点からの講話でした。会場には、たくさんのお客様がいらっしゃいました。

有吉忠一氏は1873年京都に生まれ、内務省に勤務し、千葉県知事、韓国総督府総務長官、朝鮮総督府総務部長官を経て宮崎県知事に就任し、後に神奈川県や兵庫県知事、朝鮮総督府政務総監などにもつかれていた方です。

宮崎県では、次郎ヶ別府駅から住吉まで人車鉄道の敷設をおこない、観光と鉄道を結びつけました。県営軽便鉄道の敷設では、飫肥〜油津、宮崎〜妻間を実現へと導きました。その他、奨学金の導入など教育等にも力を入れ「日向国史」の編さんを行ない、西都原古墳群の発掘を6回にわたり実施し、学術調査として評価されています。

鉄道により景観をかえ、西都原の景観は守るという考えを元に事業をおこない、いまここに西都原古墳群が美しいまま残っている事も、県民が、有吉忠一氏による教えを心に、生活してきていることからであろう。

西都原古墳群発掘100年・置県130年を記念し講演会が西都原考古博物館のホールで行われました。今回の講師は宮崎県立図書館 籾木郁朗氏でした。考古学ではなく歴史学的な視点からの講話でした。会場には、たくさんのお客様がいらっしゃいました。
有吉忠一氏は1873年京都に生まれ、内務省に勤務し、千葉県知事、韓国総督府総務長官、朝鮮総督府総務部長官を経て宮崎県知事に就任し、後に神奈川県や兵庫県知事、朝鮮総督府政務総監などにもつかれていた方です。
宮崎県では、次郎ヶ別府駅から住吉まで人車鉄道の敷設をおこない、観光と鉄道を結びつけました。県営軽便鉄道の敷設では、飫肥〜油津、宮崎〜妻間を実現へと導きました。その他、奨学金の導入など教育等にも力を入れ「日向国史」の編さんを行ない、西都原古墳群の発掘を6回にわたり実施し、学術調査として評価されています。
鉄道により景観をかえ、西都原の景観は守るという考えを元に事業をおこない、いまここに西都原古墳群が美しいまま残っている事も、県民が、有吉忠一氏による教えを心に、生活してきていることからであろう。



