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2015年07月14日

JKA公益補助事業/第16回東京フィルメックス

東京フィルメックスでは、2004年に初めて採択された後、これまでに何度も公益財団法人JKAの競輪補助事業として実施しています。
JKAとは、公営競技のオートレースと競輪の統括団体で、収益金の一部を社会貢献に還元する取組みとして公募された事業案が審査を経て採択されています。
筆者自身、補助として採択されるまでは補助事業の中身については深く知らなかったのですが、数年前の説明会で財団の方のお話で聞いた例を挙げますと、例えば盲導犬の育成などは、縦割り行政では、所管が厚労省でも農水省でもなくこぼれていた事業ゆえ、他に手を差し伸べるものがなかったからこそ、JKAで支援しています、と聞いたのが印象に残っています。
その後、作家の城山三郎の小説「官僚たちの夏」のドラマで、こんな逸話がありました。
昭和30年代、主人公が勤める通産省は黎明期の日本のコンピューター産業の育成のため、開発費用の援助を大蔵省に要望しますが、認めてもらえません。ガード下の飲み屋で頭を悩ませる主人公はたまたま居合わせた”オッチャン”がテレビの競輪の実況にかじりつき、ハズレ車検を片手にヤケ酒を呷る姿を目にしてひらめき、この補助事業の仕組みが出来上がり、コンピューター開発の路は残された、という話でした。
東京フィルメックスは、アジアの映画のコンペティションを通じた、作家の育成という事業の独自性が評価されたのかもしれません。
この素晴らしい社会貢献のモデルを効果的に生かして充実した事業実施に務めたいと思います。