本格的流しそうめんを家庭で手軽に楽しもう! [2010年08月22日(Sun)]
![]() 遊び感覚で、子どもと一緒に楽しめる食玩具で結構面白いものが出回っております。 今回ご紹介するのは、その中でも特に私が「面白い!」と思ったものをご紹介したいと思います。 以前、竹を割って作る流しそうめん台の作り方をご紹介したことがありますが、それだと、準備するのに手間がかかって難しいと思われるお父さんも多いかもしれません。 でもこの、バンダイから発売された「そうめんや」を使えば、簡単にご家庭で流しそうめんが始められるのです。 このバンダイの「流しそうめん そうめんや」は、平面をぐるぐる回すのではなく、ちゃんと傾斜のあるトイでそうめんを流すという本格的なもので、野外でいつもやっているものの家庭用といった趣向でなかなか面白い。 「電池式なので、屋外でも気軽に楽しめます」「ご家族みなさまでお楽しみ下さい」とうたわれている。これからの季節、休日のお昼ごはんやアウトドアに楽しく使えそうな気がする。さっそく試してみた。 「そうめんや」は、いくつかの部品を組み立てて作る。実際、小学生の子どもでも組み立てられた簡単な作りです。水の流れるトイ(レール)5本、レールに傾斜をつけて立てるためのパイプ4本、本体である「桶」、これに付属する「電池ボックス」が付いてきます。 余談ですが、この電池ボックスがよく考えて作ってあって、電気系が水濡れしないように、この電池ボックスは完全に防水密閉されていて、モーターを回し、空間を隔てて、その駆動を磁石で外部のモーターに伝えているのだ。 「まあよく考えたな!」と感心してしまう。 早速、完成した本体に水を入れて動かしてみた。 スイッチを入れると「ブイーン」と、かなりの大きさの音がしてモーターが回り、水が勢いよく流れはじめた。天辺についた水車小屋の水車も回って、風流な感じです。 そして、そうめんをゆでて流してみました。 家族全員、そうめんつゆとお箸を持って集合! まずはそうめん獲得に有利な上流のポールポジションをめぐってジャンケン大会が始まり、まずはお父さん(私)流す役で「行くぞー!」と号令をかける。 そうめんを流すと、スルッ! という感じでレールを流れていく。思ったよりかなり速いスピードです。 食べる方は、ハシをかまえて、気合いを入れて待ち受ける感じになる。ちょっと油断していると、あっけなく目の前を流れて行ってしまうからだ。小さな子は手づかみもOKのルールにしないと少し難しいかもしれない。流れて行ったそうめんは、ちゃんと下のザルにたまるので無駄にはならないのですが、それでも、取りそこなうのはそれなりにくやしいみたいで、 「お兄ちゃんずるい」とか「ちゃんと食べてから取れ」といった声が飛び交う。 冷静に考えると 皆が取りそこなって受け皿のそうめんを食べるのが一番収穫が多いかもしれない。 最初は、流れる水の上でハシをかまえているのですが、だんだん、ハシを水に入れたまま待ち受けるようになる。薬味を何種か用意していたのだが、だんだん一種の興奮状態になって薬味どころではない。 楽しいかどうかといえば、もちろん大変楽しく面白いのだが、とにかくせわしない。 少し食べるほうが満足してくると、子ども達はそうめんを流すほうをやりたいと言い出す。 それなら選手交代。 今度はお父さんが、はしを待ち構えそうめんが流れてくるのを待つ。 子ども達が悪戦苦闘しているのを笑って見ていたが、思ったよりも流れが速くて、はしの間をそうめんがすり抜けて行く・・・。 「くやしい!」 そんな思いが表情に出たのか、妻から「お父さん、目が怖いよ!」 (笑)とヤジがとぶ。 食事というより、サプライズ&ゲームの性質が高いので、家族みんなでワイワイと楽しめて食卓が大いに盛り上がる。電池で動くのでキャンプに持っていって、他の家族も交えて楽しむのもいいかもしれない。 いろいろな使い方が思い浮かぶ、とっても楽しい製品です。 いや〜楽しませていただきました。 それにしても、「バンダイ」さん!よくこんな面白いものを考えるなと、いつも感心してしまいますよ。 今回我が家は、ミツカンの麺つゆを購入してこの「そうめんや」がプレゼントされるキャンペーンで、本製品を手に入れましたが、通常販売もされていて、希望小売価格が8400円、Amazon.co.jpで購入すると6220円で売っている。 ________________________________________ ■バンダイ http://www.bandai.co.jp/ ■製品情報 http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112561428000.html |