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飾り巻き寿司は、夢巻き寿司〜その2 [2010年07月30日(Fri)]
飾り巻き寿司は、夢巻き寿司〜その2



前回、何でこの巻き寿司を作り始めるようになったのか?
そんなお話をいたしました。
気がつくと、私の名前も「おかもとやすし」で、略すと「おすし」なのです。(はい!おやじギャグです)
これも偶然かもしれないのですが、勝手に「おすし」の文化振興の旗手になろうと思っています。(笑)

このお寿司ですが、老若男女を問わず、嫌いな方がいない。更には、海外でもとても評価の高い食べ物として人気なのは皆さんご存知ですよね。

そんな人気の高い寿司の中でも、この巻き寿司は、更にその人気を押し上げる力と魅力を持っていると思います。

その魅力的なお寿司が、千葉県の限られた地域と限られた人にしか巻けない、手に入らないというのではもったいない。多くの人に知ってもらいたい、一緒に作れる用になれないかなと思っています。

その先鋒として、私はあえて、料理が苦手な人をターゲットにしてみています。

● 作業所で仲間と一緒に飾り巻き寿司を巻いてみた

私の仕事は、現在、知的障害者の作業所で、障害を持つ中間達と一緒に、高齢者の為の配食サービスを実施しております。

そこで、年に1回の地域の開放の施設のお祭りがあり、そこで試しに「梅」の絵柄の飾り巻き寿司をみんなで作って売ろうということになりました。
とはいっても、知的に障害のある仲間たちに、どのように伝えて、どのように作業として完成させるかといったことを考えると、並大抵ではないことだなと思いました。

でも、とにかくやってみようということになり、1ヶ月かけて仲間たちと一緒に、作業の合間を縫って巻き寿司作りに取り組みました。

全部を1人の方が作って完成させるのはさすがにハードルが高いので、パーツごとに担当を分けてその部分だけが作れるようにトレーニングしました。
お米の量を計る係、赤の梅の花びらを巻き込む係り、白の梅の花びらを巻き込む係り、そのパーツを一つにまとめる係り、そして、そのパーツを寿司飯と海苔で巻き込む係りといった感じに工程分解したわけです。

最初は、手水が多すぎて、海苔がべたべたになってしまい巻けなかったり、ごはんが均等に海苔の上に広げれなくて、いびつな花びらの形になったりしました。本人たちも、音を上げそうになりましたが、回を重ねるごとに、上達していくのがわかったので、あとは根競べだと思い、ひたすら練習しました。

その練習の甲斐があり、本番のお祭りでは、たくさんの観客のいる前で、堂々とお寿司を巻く彼らの姿がありました。「やればできる!」彼らの持つ底知れぬ可能性を感じました。
もちろん、お客さんも、彼らの巻くお寿司が見事な「梅」の絵柄で切って出されるのを見て、とても感動していました。

そして、「うめ〜」と口々に言いながら「梅」の絵柄のお寿司を食べていました。

● お父さんや子どもにも巻ける!

障害を持った方でも巻けるようになったことで、料理の苦手なお父さんや、初めての子ども達でも「絶対に巻ける!」という確信がもてるようになりました。

技術的なこともありますが、はじめてのことに対する「失敗したらどうしよう?」不安に思う気持ちや、「楽しさ」をイメージできない尻込み感みたいなものが問題のような気がしています。

それを払拭するような導入と作戦を練らなければ・・・・
そんなことを試行錯誤しながら繰り返しています。
早速、児童館などでも依頼が来て、親子を対象に講座も開催しています。

最近、「イクメン」というキャッチフレーズが人気で、育児をするお父さんが増えてきています。
でも、取っ掛かりをどこからすればいいのか?
具体的に何をすればいいのか?
そんな風に思っているお父さんも多いはずです。

この巻き寿司を巻けるようになれば、そんなお父さんに1歩、いや3歩は近づけると思います。

「イクメン」に限らず、お父さんに課せられたミッションは、「家族を笑顔にすること」なんですから・・・
そんなお父さんの力に少しでも役に立てばと思っております。

そして私の夢は、海外で、 「日本のパパは皆、面白い絵柄のお寿司が巻けて、それを巻きながら、家族や地域の方とコミュニケーションをとるらしいよ!」といったうわさが流れることです。
それが新しい日本の名物、自慢、文化になることです。

一緒に、パパの食文化を造っていきませんか?

飾り巻き寿司は、夢巻き寿司〜その1 [2010年07月17日(Sat)]
飾り巻き寿司は、夢巻き寿司〜その1

お父さんが子どもや家族をおやじギャグ以外で??(笑)感動させる「食」のツールとして、『飾り巻き寿司』というのを、私は皆さまにお勧めしております。

こんな面白い、遊び心のあるお寿司、いや食文化は世界中探してもありません。

そんな日本の食文化を、日本のお父さんが中心になって子どもたち広めていく・・・

そんなことができれば・・・というのが私の夢でもあります。

そんな訳で、皆さんも巻き込んでしまおう!
ということで、そんな、「飾り巻き寿司」魅力について今回はお伝えしたいと思います。

●保育園の誕生会で子どもたちの感動

長男を通わせていた保育園では、子どもの誕生日に両親を保育園に招待してみんなで祝う行事がある。
その行事に、通常はおやつに手作りケーキを持っていくのが慣例になっているのですが、私は、ライスケーキ(飾り巻き寿司)を持っていくことを考えた。
飾り巻き寿司には以前から興味を持っていて、何かの機会に作ってみようと思っていました。

そのテキストになったのが、グラフ社から出版されている、川澄健著の「飾り巻きずしのり巻き大全科」という本でした。

それを見ながら、どの絵柄がいいかを、子供と一緒に見ながら決め、トンボの絵柄のお寿司を作ることになりました。

この本はとてもよく考えて作られていて、レシピには1g単位でご飯の量も指示してあります。本の通りに作り、巻いた寿司に包丁を入れてトンボの絵柄が出てきた時には、感動してしまいました。

「これはすごい!」
保育園の誕生日会の当日は、朝3時起きで約40人分の飾り巻き寿司を巻きました。

さすがにこれだけの量を一度に巻くには、家庭の設備では時間と手間がかかります。我ながらの力作でしたが、子どもたちの反応はどうだろうか?
やはりケーキの方が、景気がよくなっていいかなと不安に思いながら、持って行きました。
そしてその反応は、子どもたちが「こんなお寿司生まれてはじめて食べた!」とか、「めちゃくちゃおいしい!」「もう1個食べてもいい?」など、予想以上の子どもたちの反応に、ビックリさせられました。

こんなに喜んでもらえると、苦労して朝早くから作った甲斐があるというものです!!

私自身もとても嬉しくなってしまい、毎年、子どもの誕生日会には、必ず新作の絵柄の飾り巻き寿司を持参しております。

現在も末娘の誕生日会にも持参して、子どもたちだけでなく、園長先生をはじめ、その他の先生も楽しみにしているようです。

●飾り巻き寿司は、実は千葉県房総半島の郷土料理だった

こんな面白いお寿司を誰が考え出したのだろう?「飾り巻きずしのり巻き大全科」を書いた川澄さんが考えた寿司だとずっと思っていたのですが、グラフ社の編集者の方に聞くと、千葉県の房総地方の郷土料理とのことで、川澄さんではないとのことでした。

房総地方の主婦は、普通にこのお寿司が巻けるのだそうです。そんなことを聞き、さらに驚きました。また、日本の食文化の奥深さにも感動いたしました。飾り巻き寿司の魅力にどんどんと引き込まれていく自分を感じました。

●千葉の飾り巻き寿司の先生との出会い

千葉の房総地方の主婦達は、どのようにして普通に巻くのだろうか?それが知りたくて、とうとう千葉県から飾り巻き寿司の先生をお呼びして、教室を開催いたしました。(名勤生協さんの協力を得て)そうしましたところ、下準備はもちろんされていましたが、米の量を特に計ることも無く、だいたいの加減で、どんどんと巻き込んで完成させていってしまいます。巻き込むパーツの作り方にも、本だけでは表現できない微妙なコツや、簡単に巻き込める技術がありました。これはすごいと目からうろこが落ちました。
「このやり方なら障害をもった方や、子どもたちにも作れるのではないかな?」と思うようになりました。

休日はお父さんと楽しく料理しませんか? [2010年07月03日(Sat)]
休日はお父さんと楽しく料理しませんか? 


先日、758キッズステーションでお父さん向けの講座をファザーリング・ジャパンの一員として担当してきました。

育児に前向きな意識の高いお父さんばかりでした。
得意分野で子どもと関わることをお勧めして、「得意分野は?」と聞きましたところ、スポーツやキャンプ、などという答えが圧倒的に多かったです。そして、子どもと関わる時のイメージは、ほとんどが、自分自身の子どものころの体験がベースになっているとのことでした。
残念ながら、そこには「料理が得意です」といった答えはありませんでした。

料理という分野は「イクメン」にとっても鬼門な場合が多いのです。

そうなんです
男性にとって、「料理」というのは、最初から視野に入っていない分野でもあるのです。まず、自分の父親がやっていたイメージもないですし、子どものころ料理をした経験もない。せいぜい、小学校の5年と6年の時に、家庭科で少し習ったことがある程度です。
それが一般的な男性の「料理」の範囲です。

そんなお父さんが、奮起して、料理をしようとしても、手際が悪かったり、片づけまでうまくできなかったりで、妻の小言にやられてノックダウン!!
やる気が失せてしまうといったパターンも実は多いのです。

逆に、ママの料理に文句を言おうものなら、 「じゃあなた代わりに作ってよ!」になってしまうので、
まずいと思っても絶対に男性は言えません・・・・。(笑)

思い切って任せて、文句も言わない姿勢が大切なのです。でないと 「食イクメン」 は育ちません。

料理はやらされ感でやっても面白くありません。
自分の作った料理が美味しく仕上がり、皆が喜んでくれる。感謝される。

そんな反応があればそれは男性女性、子ども大人関係なく、うれしいものです。
そんな体験を積み重ねていって初めて、「料理って楽しいな」と思えるようになるのです。

もともと男性は、コミュニケーションがへたくそで、なかなか自分の思いを相手に伝えることができません。

でもこの料理というツールを身につけると、料理を介して思いを伝えることができるのです。はじめて会う人とも料理を介して仲良くなれるのです。料理はそんな力を持っています

そこに気付けば、あとは、心配要りません。たとえ「やるな!」と言われても、勝手にやっていくでしょう。(笑)

今まで料理をしてこなかったお父さんに、口だけで「料理もやってよ」とやらせようとするのは、無理があります

まずは、料理の楽しさを知り、自主的にやる気もモードになったお父さんを、家族が応援する。この場合の応援は、完全に任せて、お父さんのやり方に口を挟まずに見守る。

小言は厳禁
最後は「おいしい。また食べたいの大合唱。」
そんな気遣いが最初は必要なのです。

誰だって初めから、完璧にこなすことなんてできません。
子どもだったら、仕方ないなと思えるような失敗も、大人だったら、「何でできないの」と思いがちですが、大人だってやった経験がないのだからできなくて当たり前なんです。それを横で言われた日には、プライドが傷つき「もう二度とやるもんか!」になってしまうのです。

再度繰り返しますが、家族の理解と応援なくして、 「食イクメン」は育ちません。

そんなハードルを少しでも下げる手法として、お父さんと子どもで休日に料理をすることをお勧めしています。

子どもやお父さんがキッチンに入ると、台所が汚れて返って大変だとあるお母さんから聞いたことがあります。確かにそうなのですが、それではじつはもったいない話で、パパや子どもの、せっかくの成長や教育の機会を奪ってしまっていることになるのです。

料理をするということは、子どもたちの達成感成功体験の積み重ね、子供の発達にはとてもいい作用があるのです。子どもの自信を育てます。

また、子供たちは好奇心の塊で、食べることや料理をすることにもすごく興味があります。食べることに興味があるということは、男女に関係なく発達の過程で、ごくごく普通のことなのです。

特に食べることに興味がある子供というのは、基本的に生命力といいますか、生きる力が強い子なので、なんでも意欲的に取り組みます。それだけで将来の見通しの明るい健康なお子さんなのです。

それと、普段家では、危険だから、危ないからと手を出し過ぎてしまう場合が多いですが、それでは達成感は味わえません。

今の自分はどこまで出来るのか、それは限界までやってみないとわからないことなのです。多少の切り傷は、覚悟の上、その痛みを乗り越えて、自分の力量がわかるようになって、今度その壁を乗り越えられたとき、それが喜びと、楽しみにつながっていくのです。子どもは少し危ないくらいの方が好きなのです。

その辺りの距離感や寛容さをお母さんに求めると、きっと精神的に苦痛になると思います。
そこがある意味お父さんの出番なのです。

こんな教育的側面を考えると、お母さんも「それなら我慢できるわ」と思えるのではないでしょうか?

休日にお父さんと子どもが作る料理。

そんな今までにない、新しいおやこの楽しみ を作ってみてはいかがでしょうか?

千葉の「巻き寿司」は日本の文化 [2010年06月06日(Sun)]
ついに念願かなって、千葉県の房総まで、本物の「巻き寿司」を習得しに行くことができました。

教えて頂いた、千葉伝統郷土料理研究会の龍崎先生、そして、送り出してくれた家族に、
感謝、感謝です。

以前から、本などである程度巻けるようになってはいましたが、この巻き寿司のルーツのところではどのようになっているのか?
それを実際に教えてもらい習得したい、勉強したいというのがありました。

その私の期待通りの非常に奥の深い体験をいたしました。

まず、その技術的なところは、巻く為の細かいポイントが要所要所にあって、それを行うことで、数段上手に手早く巻くことができるようになります。

今回初心者ということで、皆さんとは別メニューで「バラ」「桃の花」「カタツムリ」を個別指導していただきました。



それはもう的確に、親切に優しく教えて頂きました。

今回は、全くの自費出張なので懐具合は相当厳しいのですが、それは何とかするしか仕方がありません。毎月千葉まで通う予定です。


何故なら、たどり着きたい夢(構想)があるからです。

まず1つは、障害者の方と一緒にこの巻き寿司を巻いて、ご老人のお弁当の中に入れて、そのお弁当を食べたご老人の方に感動して元気になって頂きたいのです。
それだけの力が、この巻き寿司にはあります。

あと1つは、巻き寿司を巻く担い手がいなくなってしまうのではないかという危機感があります。
そういったことを打破する為に,
新たな担い手としてお父さんがこの巻き寿司に挑戦して、日本の食文化を守っていく、普及させていくと。
この巻き寿司は、見た目も美しく、味も良くて、子どもからご老人まで、皆さん感動されます。

お父さんが食の場面ににおいてヒーローになれる。
そんなアイテムだと思うのです。



それが私の構想です。

今後の課題として・・・・
うまく企業さんや協力者さんとコラボできると有難いですね。
寿司のにはミツカン酢を必ず使うのですが、愛知県の寿司文化ってなぜかあまり無いんですよね。

是非ミツカンさん、ご一緒に愛知県から「お父さん」の寿司文化を作って行きたいですね。

お父さんと子どもで料理を楽しむ、日本の新しい文化を! [2009年10月05日(Mon)]
お父さんと子どもで料理を楽しむ、日本の新しい文化を作っていきましょう!

「お父さんと子どもが、楽しく料理をして休日を過ごす。」

そんなゆとりのある文化的な生活が送れるお父さんたちが増えればいいな〜、と思い連載していますが、現実を見たとき、まだまだ難しい部分、いくつか解決していかなければいけない壁があるように思います。

第一の壁、まずは、意識の問題です。お母さんも口では、お父さんにも料理をして欲しいなと言いながらも、料理に不慣れなお父さんにまかせ切れず、ついつい口を出してしまう。感謝よりも指示や指摘ばかりが口から出てしまう。そうとうな意気込みで挑戦したお父さんも、この環境の中続けていくことは不可能です。

仕事でも中間管理職で、トップから指示をされて自分を殺して仕事をしているのに、家に帰ってまで指示されて怒られたのではたまったものではありません。
なので、お父さんの料理に対する意識が変わると同時に、お母さんの協力と言いますか、意識が変わらなければ難しいということなんです。

共働きなどで、どうしてもお父さんがやらなければいけない状況のご家庭だと、意外とその辺りは割り切れて上手くいきます。
でもそうは言っても、ちらかったあとを片付けるのは私だし、凝った料理を作りたがるので食費もかかって・・・などと言っているお母さん、よ〜く考えてみてください。お父さんとはこの先ずっと一緒に暮らしていくんでしょ!老後になってもお父さんの食事を作り続けるのですか?年をとると身体も思うように動かなくなって、さらに昼食も作らないといけなくなる。それも含めて妻の務めと思えますか?それに、脅かすわけではありませんが、自分がいつまでも元気で動けるとは限りませんよ!
病気で動けなくなった時、誰がそれをフォローしてくれるのでしょうか?

そう思うと今この小さな子どもさんがいる時期がチャンスなんです。お父さんにきっかけや動機をつくってあげる。子どもと一緒に料理を作る楽しみや、作った料理を家族に「おいしいね!」と言ってもらえる喜びを知る環境を作ってあげる。これはお父さんのやる気だけでは超えられない。家族の愛といいますか、思いやりが必要になってくるわけです。「自分でやったほうが早い」「危なっかしくて見ていられない」「自分の居場所がなくなってしまう」などと思わずに、将来のための投資と割り切って、お父さんをうまくフォローしてあげてください。

ただ、本来的に男性は、料理はちょっと・・・と思っている方がほとんどです。
これは、「男子厨房に入るべからず」に代表される歴史的な経過もあるので、すぐには意識改革できない部分でもあるのです。
なので、私もその部分では、お父さんに、「やってみようかな?」と思わせるような呼びかけと提案は、あの手この手で続けて行こうと思います。

そんな我が家にもある事件が起こりました。
今年の5月に妻が腰を痛めて、全く動けなくなり寝たきりの状態になってしまったのです。妻を病院に連れて行ったりで、仕事を半日休んだり、早引きしたりで大変でしたが、その中には大きな学びがありました。何を学んだのかと言いますと、家事がすべてストップしてしまうと、こんなにも大変な状態になるのかということがよくわかったということです。掃除に洗濯やゴミだし、料理(弁当作りも)に至るまで、待ったなしの状況で出てくるわけです。
なんとか私一人でと思いやっていましたが、仕事でどうしても遅くなる状況がうまれてしまいました。心配して家に電話をしてみたら、息子たちがご飯の準備をしているから大丈夫とのこと。その知らせに、ホッとしたと同時に、心強く思いました。普段少しはやっていても、任されて自分たちで最初からやるというチャンスがなかっただけで、やればできるということが、親子共々分かった出来事でした。
父子家庭(母子家庭も)の大変さは聞いておりましたが、まさしくこのような状態なのだな、全くゆとりのない状態なのだということもよく分かりました。

幸いにも、この状態は2週間で終結して今では現状復帰しています。
ピンチはチャンスでもある。そんな貴重な体験でした。

天然うなぎ釣りは男のロマン [2009年09月23日(Wed)]

なぜ男どもは、天然うなぎ釣りにそんなに熱くなれるのか、妻たちには理解できないようだ。
それに子どもを巻き込んでの夜釣り=危険、そして風邪でも引いたり、川へおちて流されでもしたら・・・。
心配する気持ちもわかるが、少し危険な冒険の中に、男の夢は存在しているような気がする。

自分が少年だったころ、危険な遊びもしたが、子どもたちだけで出来る範囲はあって、それ以上のことに大人を付き合わせることは出来なかった。

そんな不完全燃焼の少年の気持ちをどこかに忘れていたのですが、ある青年との出会いで、その思いが再燃してしまった。

その青年(出会ったころは少年)は、私達が少年時代に出来なかったことを、次から次へと純粋な思いでやってのけてしまう。自分も少年時代にこの行動力があれば、不完全燃焼にしたまま大人にならずに済んだのかもしれない。

いや、まだ遅くはない!
仕事が忙しい・・・妻の理解が得れない・・・

そんなのは言い訳!!
そんな壁も乗り越えて、いざ、 「天然うなぎ釣りにチャレンジ!!」

そんな意気込みで22日に計画していた会員限定のクローズド企画でしたが、ちょっとしたハプニングがあり、中止となってしまいました。

遠足が雨で中止になった少年のように落胆してしまいましたが、こんなことでへこたれる私ではありません!!

必ず、天然のうなぎを釣り上げ、蒲焼きにして食べるぞ!!
と改めて決心を強めたのでした。



そんな落胆した気持ちを少しでも取り戻そうと、木曽川の立田大橋へ、「おやじの休日の会」のスタッフの皆さんとハゼ釣りに行ってきました。
少し小ぶりでしたが、まずまずの釣果に満足。



釣り上げた「ハゼ」は、その場でから揚げにして食べました。
「いや〜、美味しかった!!」

次は絶対にうなぎを釣るぞと、皆で誓い合いあっのでした・・・

この男のロマンは、妻にはわからないだろうな???