CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 絵本の料理の休日 | Main | おやじ屋台の休日»
松の葉天然サイダー [2011年05月28日(Sat)]
農文協さんの取材の依頼があり、

親子で松の葉でサイダーを作ることになりました。



「松の葉っぱでサイダーができるの?」

そうなんです、できるんです!

自然界には、天然の酵母菌があって、それを利用するわけなんです。

詳しくは、夏前に発売される農文協の「食農教育」夏季号を見てください!

取材場所は、以前、さわやか福祉財団の取材で使わせていただいた、「ゴジカラ村役場株式会社」の古民家を使わせていただきました。
突然のお話にも、快く場所をお貸しいただきました。

今回の取材で、「松の葉」だけではおもしろくないということで、いろんな素材を試してみました。



メロン、バナナ、葉しょうが、ごぼう、桑の葉、びわの葉、イチジクの葉、ゴーヤ、干し芋、昆布といったラインナップで試してみました。

さてさて、どんな具合に仕上がるのか楽しみで〜す。
『どんぐりころころ』ひろって食べよう! [2010年11月12日(Fri)]


先週参加した、野外料理のクックオフ会で食べられるどんぐりの見分け方の話になり、その方法を野外料理研究家の舘野氏に教えてもらいました。
ずばり、「どんぐりの頭の部分がへこんでいるどんぐり」を探すこと!!だそうです。

どんぐりはタンニン(渋み)が多く、長時間アク抜きをしないと食べれないものがほとんどですが、生でも食べられるどんぐりがあります。
中でもこの辺りで拾うことができるのは、シイ(スタジイ)マテバシイなのです。

今回のターゲットとして教えてもらったのは、このマテバシイの見つけ方だったのです。
このマテバシイは、名古屋市内の公園や街路樹の木としても植えられていて、意外と多くの場所で見かけることができます。

そして早速、マテバシイのある場所を教えてもらって、子どもたちと一緒に遊歩道を散策に出かけました。子ども達も宝探しに行くような気持ちでなんだかワクワクしている様子です。

すると、道の脇のフェンスを登ってガサガサしているおじさんを発見!!



「何しているんですか?」とたずねると、手に持った収穫したものを見せて、そのおじさんはニコッと笑った。「アケビだ!」。
こんな街中でも、アケビが成るんだなと感動して、私も真似して少し収穫させていただきました。(笑)

そんな寄り道の副産物もありましたが、目的の「マテバシイ」も無事に見つけることができ、袋一杯に収穫して家に持ち帰りました。

おいしい食べ物がある現代では、ほとんど注目されない食べ物ですが、縄文時代までさかのぼると、日本人が普通に食べていたりするわけです。そんな縄文人になった気分で、どんぐりをあえて食べてみると大きな発見があります。

子ども達も、少し苦味が残るものの、栗みたいな味がして美味しいと食べていました。子リスになった気分でしょうか?

食べ方です。
収穫したどんぐりは、水で洗って、水に浮いたどんぐりは虫食いなので取り除きます。



生でも食べることができます。ちょっとパサついたピーナツという感じです。フライパンで炒って熱を加えたほうが甘味が出て美味しいです。
炒りたてはやわらかいのですが、冷めると固くなるので、食べれる分だけ炒ったほうがいいでしょう。

あと、どんぐりクッキーの作り方も伝授しておきますね。



【材料】
マテバシイをすりつぶしたもの  60グラム
小麦粉 200グラム
砂糖  90グラム
バター  100グラム
卵    1個
オーブンシート 2枚

【作り方】
@バターを練って、なめらかになったら砂糖を加える。

A@にたまごを加えて混ぜる

BAにどんぐりの粉を加え混ぜる。

CBに小麦粉をふるいにかけ2〜3回に分けて入れて、へらでサックリ混ぜる。

Dオーブンシートを敷いて適当な大きさにまるめる。

E180度のオーブンで10〜15分焼く。


ほんのりと苦味があって、栗の味もする縄文味のクッキーの出来上がりです。

さあ、今度は、植物図鑑を持って、スタジイを探しに出かけるぞー!!
今回も秋の味覚の風情をお届けいたしました。

家でケンタッキーフライドチキンは作れるのか?【第58回】 [2009年12月19日(Sat)]


今年もクリスマスが近づいてきましたね。そんな中、子どもたちが「ケンタッキーフライドチキン食べたいね!」との話になった。確かに私も食べたい。でもこの時期は、購入するのに長い時間並んで買わなくてはいけない。昨年それを体験して、少々懲りている。でもその味を知った子どもたちは、今年も食べたくなるのは当たり前の話である。するとママが、「パパ家で作れない?」との提案。確かに家で、あのケンタッキーフライドチキンが再現できれば、あの労力は使わなくて済む。「それはグッドアイディア!!」ということで、早速調べてみた。

この筋のマニアックな研究家はやっぱりいるものですね。
よくもまあ、ここまで研究したものだと、頭が下がります。
作り方のレシピを見て、これだったら確かに、同じ味を再現できるかもしれない。ただ、圧力鍋に油を入れて調理するのは少し勇気がいる。私も圧力鍋は、手放せない調理アイテムのひとつで重宝している。これからの時期だと、黒豆なんか、短時間でやわらかく出来てしまう。ただ今回の油で揚げる方法は・・・・。

それでも、その先駆者に続くつわもの達も居るみたいで、問題がなかったとのコメントが書かれている。でも、これはママには内緒で、こっそりとやらないと、ストップがかかるかな?

あのカーネルおじさんも、最初は市販の家庭用の圧力鍋で作っていたそうです。
あとは、調味液と衣の粉配合が、味の決め手になるみたいです。その辺も試行錯誤で、よ〜く考えられていて、ほとんど同じレベルまでたどりつけているとのこと。

これで大体のめぼしはついた。あとは準備するのみ!
今から準備すれば、なんとかクリスマスには間に合いそうだ!
今回のミッションは、まだ私も挑戦できていない状態なので、皆さんにお勧めできる状態ではありません。
ただ、ちょっとした家族との会話の中から、おもしろい挑戦(遊び)が生まれるところに、お父さんと楽しむ休日のヒントが隠されている。そんなことをお伝えできればと思い、ご紹介いたしました。

勇気あるお父さん!挑戦してみてはいかがでしょうか?
次号、私の挑戦談を掲載する予定です。お楽しみに!



▼参考サイト▼
http://blog.livedoor.jp/knjymmt/archives/14568371.html
http://kissyouen.com/kenta.htm

トルコ風のび〜るアイスクリームを作ってみよう!【第41回】 [2009年08月16日(Sun)]
みなさんは、トルコアイスを食べたことはありますか?
愛知万博でも名物になった、あの餅のような食感のアイスはどうやって作るのでしょうか?
ほんとに不思議ですよね!
その作り方は、トルコでは一子相伝の技術で、作り方を一切教えてくれません。
某アイスクリームメーカーさんにも聞いてみましたが、もちろん、企業秘密ということで、門前払いでした。

参考になる資料がほとんどないため、困り果てながらも、自分で試作と研究を重ねて考案したのが、このおやじ特製「のび〜るアイスクリーム」です。

あの独特のねばりを出すのに、トルコではサーレップ粉(ラン科植物の球根から採る粉)というのを使いますが、手に入れにくく高価なので、いろいろな粉を試して、ある粉にたどり着きました。
この種明かしは・・・・・・・・・

パパの知恵が詰まった

ニフティの運営する、 「パパスイッチ」にて大公開中!!

http://papaswitch.nifty.com/blog/2011/08/post-141.html

親子で楽しく「トルコアイス」にチャレンジしよう!!
うなぎを釣ろう!そして食べよう!〜その3〜【第40回】 [2009年08月07日(Fri)]
今回は【捌き方】の指南です。

生きているくねくねのうなぎを捌いてしまおうという訳です、はい。

そうはいっても、動くうなぎを捌くのには、なかなか一筋縄にはいかず骨が折れます。しかし、そこをあえてチャレンジするところから、新しい感動がうまれてきます。ここはひとつ、思いきって奮起してみませんか?
子どもたちにうなぎの蒲焼きの真実の姿を見せることによって、生き物の「命」を食べるという意味を考えるいい機会となるはずです。お父さんの出番です!!

うなぎは身を開いて骨をとって焼くのが一般的ですが、当初は、うなぎを筒切り(長いうなぎをそのままぶつ切りの状態)にして、串に刺して焼いていたみたいです。その姿が、蒲の穂に似ていたので、蒲焼き(がまやき)から、蒲焼き(かばやき)になったみたいです。
捌くのはちょっと無理という方は、このやり方でもいいかもしれません。

では、本格的にやりたいという方に、ご説明していきましょう。
まず、うなぎを捌くのには、道具が必要です。
ウナギ捌き用の包丁(薄型ナイフやカッターナイフでも良い)、細長いまな板(木の板等で良い)、目打ち(千枚通しやキリでも良い)、軍手(軍手をはめると捌きやすい)を用意してください。

うなぎ捌き用の包丁は、関東、名古屋、関西の3種類あって、形が違います。値段でいうと、高いものだと1万円超です。一番安いのが、小型の名古屋式で4000円ほど出資すれば専門店で手に入ります。
面白いのが、関東と関西では捌き方が全く違います。関東では、背中に包丁を入れる背開きで、関西は腹開きです。名古屋も腹開きで捌くのが一般的です。
関東の背開きの理由が、腹切りは切腹に通じるのであまりよろしくないというのが理由のようです。逆に関西では、腹を割るは、腹を割って話すに通じているので良しということだそうです。

まな板も通常のまな板だと、うなぎの長さが収まりません。なので、ホームセンターなどで60センチほどの板材(細いもので十分)を購入されたほうがいいと思います。

うなぎは、ビックリするほど元気で通常の状態だと、つかむだけでも大変です。そんなうなぎをおとなしくさせる方法があります。うなぎを氷漬けにしてしまうのです。
そうすることによって仮死状態になり、うなぎの動きが鈍くなり扱いやすくなるのです。約20〜40分ほど氷漬けにしておいて下さい。


●目打ちをする
氷から出したウナギはまな板の上に乗せ、千枚通しなどで目の少し後ろあたりに目打ちをします。目打ちとは言うものの、目に打つのはあまり捌きやすくありませんし、何よりこちらをみつめているうなぎの目に串を刺すのは心情的に辛いのでやめたほうがいいです。

●エラのうしろに切れ込みを入れる
エラの後ろに背骨の手前まで切れ込みを入れます。背骨まで切断してしまうとウナギの胴と頭が離れやすくなり、後々捌くのが大変になってしまいます。

●腹に刃を入れ、開いていく
切れ込みを入れた部分から腹に沿って少しずつ開いていきます。はじめのうちは一気に開こうと思わないで、何段階かに分けると良いでしょう。

●内臓を取り除く
まだ切れていない部分があったら、そこに刃を入れて完全に開きます。続いて、内臓を取り除きます。

●背骨を外す
今度は背骨を外します。背骨のある部分のほんの少し上から、斜めに背骨に沿って刃を入れます。完全に刃が突き抜けたら、少しずつ尾の方に向かって刃を進めていきます。

●背骨を外す
背骨が身と切り離せたら、背骨を外します。



実は、今回の一連の内容は、3年前に「おやじの休日の会」の親子体験講座で開催していてとても好評でした。うなぎを触ったことのないお父さんたちに、うなぎが捌けるのか???
そんな不安をよそに、皆さんとても上手に捌いていました。
何でもやってみないことには解かりません。
子どもが、水槽のうなぎを捕まえて、お父さんに手渡すといった親子の連携で捌いていくのですが、子どもたちが適度にうなぎを弱らせてくれたおかげで、うなぎが割とおとなしくしてくれていて、やりやすかったみたいです。これぞまさしく、絶妙な親子のコンビネーションですね。

【注釈】
私の師匠でもある、うなぎの研究家「うなたろう」さんのサイト、天然うなぎ釣り!から、許可を得て一部引用及び参考にさせて頂きました。この場を借りて、御礼申し上げます。

わらびの根っこで、わらび餅!〜その2〜【第36回】 [2009年07月05日(Sun)]
では、続きです・・・
1時間ほどの根っこ堀で、で300gほどの根を採取することが出来ました。

それを家に持ち帰り、たわしで泥を落とします。それをさらに、出刃包丁で細かくみじん切りにして、さらしなどの布に包んで口を固く縛り、水を張ったボールの中で何回ももみます。すると粘りのある液がにじんできます。この中に、わらびのでんぷんが含まれているのです。

ある程度水が濁ってきたら、新しいボールを用意して同じように水を張り、わらびの根をもみ込みます。これを4個のボールで繰り返し、わらびの根のでんぷん液を抽出します。この状態で丸1日静置して、でんぷんが沈殿するのを待ちます。冬場だと3日間ぐらい置いておくといいのですが、気温が上がってくると、でんぷん液が発酵してくるので1日が限界です。



1日経つと、液の濁りが少しなくなり、底のほうに何かが沈殿しています。上澄みの液をお玉などですくって捨てます。ほとんど沈殿物のみの状態にして、約一日さらに放置して、自然に水が蒸発して沈殿物が乾くのを待ちます。そうして出来た粉を集めると、多少不純物も混じっているかもしれませんが、本わらび粉が約15g採取されました。市販ではこの粉が、50gで1000円の値段がついています。



ここまで来れば、後は通常のわらび餅と同じ工程で作ればいいわけです。少し粉が少ないので、きちんと分量の割合を計算して、材料を量って作っていきます。
わらび粉15gに対して5倍の水75ccを加えます。後は鍋に入れて中火で底が焦げないように、しっかりと混ぜながら練り上げていきます。仕上がり具合は、粉っぽさがなくなり、弾力と粘りが出て、すりガラス状に透き通った状態になれば火から下ろします。あとは、スプーンですくい取って、水に落として冷やし固めます。きな粉と砂糖を半々の分量で混ぜた中に、水を切ったわらび餅を入れてまぶして完成です。



少々手間はかかりましたが、わらびの根っこから作ったわらび餅は、少し大地の香りがして、奥の深い味わいがあります。粘りと弾力はそうとのもので、やはり本物は一味違いますね。

わらびの根っこで、わらび餅!〜その1〜【第35回】 [2009年07月05日(Sun)]
冷たくておいしいあのわらび餅は、何で「わらび」なのか皆さんご存知ですか?実は、わらびの根っこから取り出したでんぷんを使ってわらび餅をつくのが始まりだからなんです。

昔、冬に雪で閉ざされてしまう地方では、度々食べるものがなくなり、わらびの根を掘り起こして、らわらび粉を取り出してわらび餅にして食べて、飢えをしのいでいたそうです。今普通に市販されているわらび餅は、サツマイモのでんぷんを使っていますので、実は本当のわらび餅ではないんですね。



実際にわらびの根っこからわらび餅を作っているこだわりの和菓子屋さんもあって、先日、松坂屋の本店の地下に行って買って来ました。小さなわらび餅が8切れほど入って、800円と少し高い感じがしましたが、5年かけてわらびの根からでんぷんを取り出すと書かれた説明文を読むと、これくらいの値段は、妥当のような気がします。(本店は豊田市にあって、「まつ月」というお店です。)



そんなことを知ってしまうと、実際にやってみたくなるのが、人情というもの。早速、わらびの根っこを求めて、わらびを探しに出かけました。友人情報で、天白川上流の秘密の場所には何と、わらびが自生しているんです。山奥に行かなくても、こんなところにわらびが生えているんですね。



早速、わらびの根を掘ろうと、地上に顔を出したわらびから伝ってわらびの根にたどり着きます。土の中は、いろんな根っこが交錯していて、土を掘り進むのに意外と苦労します。そんな中、わらびの根だけを取り出すという作業は、なかなかはかどりません。1時間苦戦して、やっと、300gの根っこを掘り出すことに成功しました。汗びっしょりです。根の中には、毒せりなど毒を含む種類のものもあるので、適当に掘って食べると危険です。
わらびの根は表面が黒く、ちぎれやすくてやわいかんじです。根の断面は白くて、粘っこい樹液がにじみ出ています。とても特徴的なので、一度わかると、冬の時期にわらびからたどり着かなくても、見分けるのも難しくなさそうです。本当は、一番でんぷんの蓄積量の多い秋に採取すると一番いいそうです。
いや〜それにしてもですね、まだわらび餅を食べるまでの入り口にしか来ていないのに、相当の労力を使いました。いつになったら、つめたくておいしいわらび餅がたべれることやら・・・