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お花見弁当を作ろう [2013年02月17日(Sun)]
実は、お花見弁当の講座の依頼がきていて、
お父さんがママや子ども達を感動させる「花見弁当」ができないかとのこと・・・

これは難題!!
と思いながらも、難しい課題になると逆にやる気が出てきてしまう不思議な性分なので、

やる気十分!!

早速試作を、子どもと一緒に作ってみました。

IMG_1743.JPG

こんな感じです!!

我ながら、いい感じにできたな!

FBでも皆さんから「すごい!」と反応がありましたので、この通りに完成したらママや子ども達もびっくりすることでしょう。


と思いながらも、どうやってパパたちに伝授していこうか?

というのが、次なる課題・・・・


とにかく料理は、段取八部!


手順をしっかり段取って行けば大丈夫!!


料理って実は楽しく作れるかどうかは、
イマジネーション
が持てるかどうかなんですよね。

アッ!!すごいポイントを言ってしまった!(笑)

どんな人でも、どんなふうに出来上がるのか迷いながら作れば迷走してしまうし

時間もかかってしまう。

いわゆる、見通し不安ていうやつですよ!

料理をやったことがない人だったら、1回やってみてイメージが持てるはずもない。

でもこの完成と作る過程のイメージが持てるようになったら、料理って作るのが楽しくなってきちゃうんですよね!


今回の教室は、まずは皆さんにイメージを持って、段取を考えながら料理を作っていく過程を少しでも体験してもらえたらと思います。

プラス成功体験が大切!!
どうしてもやったことがないことや、以前失敗してしまったことは、マイナス思考になりがちになるのが人情というものです。


やればできる!!


そんな一歩を踏み出してほしいですね!!

IMG_1742.JPG


花見弁当レシピ
パパだって食育A.pdf


秋の味覚、日本の上海蟹のもくず蟹を食べてみよう [2010年10月30日(Sat)]


今回も秋の味覚の風情をお届けいたしましょう。

みなさん、「もくず蟹」をご存知でしょうか?

私が初めてこの「もくず蟹」を食べたのは、長良川の鮎の産卵観察会に出かけた時のことでした。観察会が終わってからの交流会で、もくず蟹を茹でて、甲羅を取り、身の部分を半分に手で割ってその中の味噌をすするように食べました。その香と何とも言えないかに味噌の旨みに人生観が変るほど感動したのを今でも覚えています。

川の幸が豊富な地域では、この時期ごく普通に食べられているとのことですが、街中では見かけることもないですし、話題にすらのぼりません。

この「もくず蟹」は日本の上海蟹と呼ばれていて、日本各地に分布していて、産卵と幼生初期は海で過ごし、あとは川で主に生息しています。地域によってズガニ、ツガニ、カワガニなどと呼ばれています。

上海蟹は、本場の中国では高級食材として扱われていて、この時期、上海あたりでは挨拶代わりに「今年は上海蟹を何杯食べた?」と言うのがステイタスらしいですよ。



食べ方は「茹で」が基本で、カニの身はあっさりしていますが、甲羅を開けた際にびっしりと詰まったカニミソが絶品で、非常に味が濃厚でほんと病みつきになります。

基本的に活きているものを料理します。
それは鮮度が落ちやすいからで、活きているものを鍋に放り込み水から茹でます。水から茹でるのは、お湯に入れると手足がもげてしまうからです。
少々かわいそうですが、じわじわと釜茹でにします。そして、じっくりとしっかり火を入れます。これは、淡水に住んでいるカニは寄生虫の中間宿主になっているからです。
生のタニシを食べて寄生虫にやられて亡くなった、食通の魯山人の話は有名ですからね。注意いたしましょう。

旬は9〜11月頃ですので、すでにピークは過ぎてしまいましたが、「今年はまだ食べていない!」と秋の味覚を楽しむのを忘れていたのを思い出し。早速、明日、柳橋の市場あたりをのぞいてみようと思っています。

もちろん、お得意のネットで取り寄せの術を使ってみようと思いましたが、結構高値で取引されているのでビックリ!!して今回は見送ります。それでも時間のない方は、高くても取り寄せて食べてみる価値は充分にあると思いますよ。

休日に干し柿をおやこで作ってみよう [2010年10月23日(Sat)]


干し柿は、田舎の軒先で、よく見かける光景でしたが、都会ではそんな光景も見かけることはありません。そんな季節感を我が家でも子どもたちと一緒に味わいたい。

よし!今年は干し柿を作るぞ!

とは言っても、干し柿を作るための「渋柿」はどこにあるんだ?

スーパーで出回っているのは、どれも甘い柿ばかり。渋柿なんて売っていない。
そんな困った時に便利なのが、ネット販売

調べると、結構出回っている。干し柿に適した品種やあえて干し柿用に栽培している産地まである。

早速、予約注文で福島県名産の蜂屋柿(はちや柿)という品種の渋柿を予約注文しました。
今年は、柿があまり生らない年のようで、注文しておかないと手に入りにくいみたいです。

ちなみにこの蜂屋柿は、あんぽ柿を作るのに適した品種ということで、出来上がりにも期待感が膨らみます。11月10日前後〜11月25日頃の発送予定とのことで、今から楽しみです。

今回作り方は、実家で毎年作っている父に聞きました
父の作る干し柿は、子供達も大好きで、毎年送ってもらっていますが、あっという間になくなってしまいます。

私もその技を受け継ぎ、伝承していきたいと思います。


【材料】

渋柿適量(私は10kも注文してしまいましたが、2kくらいから始めてみてはいかがでしょうか?)
柿を吊るすひも
※干し柿用に枝が残っているものが干しやすく、小さいものが早く干せてカビにくい。ちなみに、我が家はワラから縄を編んで紐を作って準備しました。(懲りすぎ?)


【作り方】

@ 柿を軽く水洗いして、ヘタをハサミで切り落とした後、果物包丁か、お子さん参加だと皮むき機を使って皮をむく。(お子さんだと皮むき機でも手を切るので、子供用の軍手を使ったほうがいいですね)

A柿の茎の部分を紐で縛ります。大きな鍋でお湯を沸かし、10秒ほど熱湯の中に入れます。こうすることで、アオカビが生えにくくなります。でも必ず生えないかというと、気温や雨に当たった量等で、カビが生えてしまうときもあります。軒下の出来るだけ日当たりの良い場所で、雨の当たらないように、柿同士が、引っ付かないように干していきます。

B 表面が乾燥してきたら実を軽くもむ。(乾燥が均一になり、早く甘くなる)

天候や湿度にもよるが、干して2〜3週間程度で甘くなる。好みの軟らかさになったら食べ、食べきれない分は紙の箱に並べて冷暗所で保存する。そのまま放置しておくと、乾燥が進んでカチカチになるのでご注意を。
あとは、1個づつラップで包んで冷凍しておくと保存がきく。


さて、うまく出来上がるでしょうか?今から子供達にも、
あんぽんな子は「あんぽ柿」は食べれないんだぞー!
などとおやじギャグを言いながら話しをしておいて、一緒に夢を膨らませたいと思います。



へたをハサミで切り取ったところ



皮むき機で皮をむいているところ。(切れない手袋着用)←東急ハンズで売っていた。



きれいにむけました!!

生の落花生を茹でて食べてみよう [2010年10月02日(Sat)]


落花生とはいわゆるピーナッツのことなんですけど、普通にビールのつまみなどで食べているローストしたピーナッツが一般的なのですが、これからが収穫期で、生の落花生が出回ることがあります。
長期間の保存には向いていないので、あまり店頭に並ぶことは少ないのですが、今はやりの道の駅などで見かけたら、買ってきちゃいましょう。

渋皮には赤ワインに匹敵すポリフェノールが多量に含まれていることがわかったそうです。生活習慣病や若さを保つ為の成分が含まれているそうです。名古屋市大の教授は、脳の海馬を刺激して認知症の改善に効果があるなんてことも言ってましたしね。昨日テレビを見ていたら、沖縄の徳之島の長寿食として取り上げられていました。もちろんこの渋皮ごと食べていました。

これはただのビールのつまみではないですぞ!!


「ゆでたてほかほからっかせい」

枝豆みたいに茹でて食べることができるのです。その味は普段食べているピーナッツとは違う味わいで、食べだしたら止まりません。
作り方はいたって簡単・・・・

(1)収穫したてのやわらかいらっかせいを、サヤのまま水洗いします。

(2)沸騰したたっぷりのお湯に塩を加えます。2〜3%くらい。(1gの水に、20〜30cの塩の割合)

(3)15分くらい、サヤのままらっかせいをゆでます。

(4)サヤをむいて食べてみて、やわらかくほくほくしていたら、、できあがり!つまみぐいをして、おいしい食べごろを見つけよう。

(5)保存は、冷蔵庫に入れて1〜2日中に食べてしまおう。長く保存したかったら、冷蔵庫に入れて凍らせるといい。 解凍する時は、自然解凍か、かるくゆでるといい。


あと料理としては、沖縄
料理ですが、「ジーマミドウフ」いわゆるピーナッツ豆腐というのもあります。



ジーマミとは、沖縄の方言で、落花生の呼び名。「地豆」と書く。

【材料】
落花生 1カップ
水   3カップ
片栗粉 1/2カップ 水1/2カップでとく くず粉でもできます

【作り方】
@落花生はサヤをむき、一晩水につけておく。

A次の日、ミキサーにつけておいた水ごと落花生を入れ、ドロドロになるまでくだく。

Bくだいた汁を、ざるでこし、さらにふきんでこす。もみほぐすようにして搾るとうまくできる。これが落花生の豆乳かな?ふきんの中に残ったカスは、豆乳のおからと同じなので、クッキーなどの生地に混ぜ込んでもいいかな。

C搾り出した豆乳を、鍋に入れて火にかけ、沸騰する直前に水で溶いておいた片栗粉を入れる。中火でゆっくりかき混ぜながら煮る。

D全体にとろりとしてきたら、火からおろして、ふたのできるタッパーなどの小さな容器に流し込む。このとき、表面がなめらかになるように注意して下さいね。

Eボールに水を張り、容器を入れて冷やす。かるく冷ましてから冷蔵庫に入れてもいい。1時間もすれば固まってくる。

Fおろししょうが醤油、わさび醤油、酢醤油や酢味噌などをかけて食べるとおいしい。


どうしても生の落花生が手に入らない場合は、来年の収穫になってしまいますが、5月ごろになると、園芸店やホームセンターにらっかせいのタネが出回るようになるので、自分達で育ててみるのもいい。
子の育ち方が、他の植物と違っていて観察するとおもしろい!
花が咲いて、その下にツルのようなものがたれてきて、土の中で落花生ができていく。 簡単にプランタなどで栽培できるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

くわしくは、落花生のことがよくわかるオススメ本をご覧下さい。
ラッカセイの絵本 (そだててあそぼう)』 農文協 1890円

絵本に登場する料理やスイーツを再現【第66回】 [2010年03月06日(Sat)]
「ちびくろ・さんぼ」のホットケーキを作ってみよう!



子ども達と一緒に楽しみ方のポイントとして、自分自身も子どもの頃を思い出して、子ども目線になるということです。今では年を重ねてすっかり「おっさん」の域に達してしまったパパさんたちも、昔は、かわいい「こども」だったわけなんです。それは間違いなく!(笑)

そんな子ども目線に戻るのは、昔、子どもの頃よく読んだ絵本を、子ども達と一緒に読むというのはお勧めですね。そんな中で、絵本を読んでいて、読んだ後必ず食べてみたくなる絵本が数冊あるんです。




1つは、「ぐりとぐら」のカステラと、 「ちびくろ・さんぼ」のホットケーキなんです。昔から食いしん坊だったんですね。

「ぐりとぐら」のカステラ(シフォンケーキ)は、昨年、おやじの休日の会で、ダチョウの玉子を使ってやりました。調べると、巨大ビスケットやプリンの山、山盛りドーナツなどいろいろあるみたいです。
子どもに聞くと、プリンの山が一番食べてみたい、作ってみたいとのことでした。

しかしながら私は、「ちびくろ・さんぼ」を読んで、ホットケーキをお腹いっぱい食べてから、動物園にトラを見に行くといった休日の流れにしてみたいと思います。ほとんど私の独断ですが・・・。

こどもと一緒に自分自身も楽しむといったスタンスが入ると、けっこう子育ても楽しいものです。
自身あまり子育てとかは意識していません。だから最近、「イクメン」代表みたいなことを言われても、あまりピンと来ていません。

休日はお父さんも童心を思い出してリフレッシュです!

では、ホットケーキを作ってみましょう!

【材料】 (4枚分)
・ホットケーキミックス…200g
・卵(Mサイズ)…1個
・牛乳…150cc

【作り方】
1. ボールで卵と牛乳をすばやく混ぜます。
2. [1] にホットケーミックスを後から加えたらさっくりと混ぜます。
※このとき、混ぜ過ぎにご注意ください。ホットケーキがふくらみにくくなることがあります。
※混ぜた生地はなるべく早く焼いてください。

3. 油をうすーーくひく。
※フッ素加工のフライパン…油はひきません。
※鉄製のフライパン…油をうす〜く

4. フライパンを強火で予熱する(1分強)
5. フライパンをぬれフキンで1秒冷ます。
※この時、冷まし過ぎにご注意ください。
6. フライパンを戻すとすぐに「弱火」にしてから生地を入れる。
※生地を高めの位置から一気に入れると丸い形ができやすくなります。
7. そのまま約3分焼いてプツプツと泡が出はじめたら、裏返して下さい。
8. 裏返したらフタをして約2分焼く。火が通ればできあがり。
※裏を焼く時にフタをすると生焼け防止に。また、よりふくらみやすくなります。
※フライパンの材質によって「焼き時間」を調節してください。その際も強火にはせず弱火で。
あくまで焼き時間を調節しましょう。
※続けて焼く場合は予熱の必要はありません。引き続き弱火のまま生地を入れて、連続して焼くことができます



こんな風に丁寧に焼いたら、きれいに出来上がること間違いなしですが、もっと適当に焼いても美味しく出来上がります。ホットプレートで焼くと更に焼くのが簡単で小さな子どもさんと一緒でも安心して焼けますよ!

ホットプレートを囲んで、おやこで「タコス」に挑戦!【第52回】 [2009年11月06日(Fri)]


おやこで休日に作る料理で、我が家の人気メニューをご紹介いたしましょう!ずばり、メキシコ料理の「タコス」です。タコスといっても蛸(タコ)は使いませんよ!

トルティーヤとは、とうもろこしの粉を練って薄くのばした生地を焼いたもので、その中に、チリコンカンや生野菜、アボガドディップなどを挟んで食べます。
一口食べて、この味は、どこかで食べたことのあるなじみのある味わい?
そう、モスバーガーの味に近い味わい。なので、子ども達は、タコスが大好きです。
あらかじめ挟む具を用意しておいて、トルティーヤも平たくのばしておいて、後はホットプレートで焼くだけにしておくといいでしょう。

まず、トルティーヤ(12枚分)を作ります。
【材料】
・コーンフラワー  150g
・強力粉       150g
・水          180cc
・塩        小さじ1
【作り方】
1.ボウルに、コーンフラワーと強力粉、塩を入れ、水を少しずつ加えながらこね合わせます。
(時間があれば、20分ほど冷蔵庫でラップでくるんで寝かせておくとさらにGood)
2.耳たぶくらいの固さになったら、12個に丸めます。
3.あとは麺棒で薄〜く伸ばして、ラップを引いた上にのせてラップを間に入れながら重ねていきます。
4.具を全部用意してから、あとは3を油をひかないで両面2分ほど、200℃設定で焼くだけです。

次に、チリコンカンの作り方です。
【材料】
牛ひき肉(合挽肉でもOK) 200g
赤ワイン 1カップ (なければ水でもOK)
トマト缶 1缶
キドニービーンズ缶 1缶 (なければ他の豆の水煮でもOK)
ひよこ豆 1缶
ニンニク 1かけ
玉ねぎ  1個
固形コンソメ 1個
ケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ1
チリパウダー 大さじ3 (チリペパーと間違えないで下さいね!)
クミンパウダー 小さじ1
塩コショウ 適宜
ローリエ 2枚
【作り方】
1.ニンニクと玉ねぎはみじん切りに、豆類はさっと洗ってざるにあげておく。
2.フライパンにオリーブオイルをひきにんにくを炒め、油に香りを付け、ひき肉を加え、色が変わってきたら玉ねぎを加えしんなりするまで炒め、チリパウダーとクミンパウダーを炒め合わせる。
3.赤ワインを加えて一煮立ちしたら、トマト缶、豆類、コンソメ、ケチャップ、ソース、ローリエ、塩コショウを加え、沸騰してきたら弱火にし、時々混ぜながら水気がなくなるまで20〜30分煮詰める。

あと、アボガドディップの作り方です
【材料】
アボガド 1個
玉ねぎのみじん切り 大さじ1
ピクルスのみじん切り 大さじ1 (なくてもOK)
プチトマト 5〜6個
レモン絞り汁 大さじ1
すりおろしにんにく 小さじ1/2 (なくてもOK)
塩 適宜
クミンパウダー 小さじ1/2
【作り方】
1.アボガドは種をとり、フォークなどでつぶす。プチトマトは5mm角に切り。
2.全ての材料をまぜればできあがり。

あとは・・・・
・レタス→太めにざく切り(1/2個分)
・トマト→ダイスにカット(2個分)
・チーズ→スライスチーズを1/4にカットしておく(3枚×4)
を用意します。



さー、具が準備できたら、あとはトルティーヤを焼くだけです。
ホットプレートを囲んで、トルティーヤを焼いて、好きな具を自分達で巻きながら食べるので、楽しく美味しくいただけます!
いつも子ども達はトルティーヤを丸く薄く延ばすのが担当です。そんな子ども達も参加する場面を作ってあげながら、みんなで作れば楽しさも倍増です。是非おやじの味の逸品に加えていただきたいレパートリーですね。
パエリアはパパエリア!?【第31回】 [2009年06月20日(Sat)]

パエリアはスペインで最もポピュラーな家庭料理。そして元々は親しい人たちをもてなすため男性が作る男の料理だったんです。キャンプで作ったりもします。まさに豪快で、それでいて美味しくて、見た目も豪華なパエリアを作って、父の日に家族を「あっ!」と驚かせて見ませんか?
作り方は、以前あるある大辞典で研究されていた絶品パエリアレシピを応用してみました。番組がなくなってしまったので、今となっては幻のレシピです。このレシピはすごく理にかなっていて、このレシピどおりに作れば、失敗なく美味しく出来上がります。是非試してください。


■■ 材料 ■■(4人分)
・あさり 200g(砂だししたもの) 小ホタテやハマグリでも可
・甘エビ 200g 殻がついているエビなら何でも可
・たまねぎ 中1玉(みじん切り)
・ホールトマト 100g
・にんにく 1片(みじん切り)
・米 2カップ(400cc) お米は洗わない
・赤ピーマン 1個(1cm角)
・オリーブオイル 大さじ5杯
・塩 小さじ1と1/2
・赤ピーマン 1個(大きめにみじん切り)
・サフラン 20本
・蓋のあるフライパンかパエリア鍋
・ストップウオッチ


■■ 作り方 ■■
(1)具材をすべてあらかじめ計量したり、みじん切りして用意しておく。
(2)鍋に水を200cc入れ沸騰させ、サフランを入れて火を止める。
(3)強火でフライパンを30秒加熱する。
(4)オリーブオイルを入れて10秒なじませる(火から離さない)。
(5)エビを入れすぐふたをして、30秒焼く。
(6)エビを裏返し、貝を入れ1分30秒焼く。
(7)エビと貝を取り出して、汁はフライパンに戻し、にんにくを入れ5秒、たまねぎを入れ1分、ホールトマトを入れ30秒炒める。
(8)(1)を入れ塩を入れて味をつけ30秒、お米を洗わずに入れ、底をはがすように1分間かき混ぜる。
(9)赤ピーマン(お好みで舞茸やしめじなどを入れてもいい)を入れて、ふたをして、中火で4分焼く。
(10)ふたをしたまま弱火にして15分炊き、火を止め、ふたをとってエビと貝を入れふたをして、3分間蒸らして完成。

鍋に合った蓋がなくて、水分が不足して失敗したことがありますが、ちゃんとしたふたを使って作れば、とても美味しく仕上がりました。魚介類から出るダシが美味しさのポイントでしょうか?見た目も豪華なので、拍手喝采間違いなしでしょう!

【子どもと作るときのポイント】

子どもたちも巻き込みながら、楽しく作ってみてください。
その際のポイントをいくつか挙げておきますね。
思いきって子どもたちのやりたいことをやらせてみてください。
こんなことできるのかな〜?と思うようなことでも、ちょっとしたこつをつかめば、意外と出来てしまうのです。その際、焦らないで下さい。ゆっくりと落ち着いて、出来るまで待ってあげるおおらかな気持ちで接してくださいね。いらいらしていては絶対にうまくいきません。
・サフランの本数を数える。20本はおおよその目安なので、きっちり数える必要はないので、子どもに任せましょう!

・たまねぎの皮むき。にんにくの皮むき。
・赤ピーマンを半分にして、中の種を取る
・ホールトマト缶のふたを開ける(これはちょっと難しいかな?)
・タイムキーパー(時計を持って、何分たったか言ってもらう)
・最後にファンファーレを鳴らして、ふたを開ける係り


【一番重要なポイント】

せっかく頑張って作っても、かえって台所を汚すとのパートナーからの苦情も発生する場合があります。我が家でも時々発生します。なので、共有スペースということでお互いの理解が必要になると思いますので、その辺りも気を使わないと、「せっかくやってやったのに!」と怒れてきてしまうことが起こってしまいます。またこの言葉は絶対に言ってはいけない言葉なので思ってもぐっとこらえてくださいね!なので、かたづけて現状復帰するまでが料理と心しておきましょう。
パートナーの方も、最初は現状復帰しているつもりでも、多少物の位置が違っている場合があると思いますが、その辺は、おおめに見て、小言などは言わないようにしてあげて下さいね。よろしくお願いします。
あと、道具から入ると物があふれかえってしまいますので、わざわざパエリア鍋を買う必要はありません。あるものを使って工夫しましょう。とは言いながら、凝りだすとパエリア鍋が欲しくなるんですよ・・・。困ったもんです。
余談ですが、私も実はフリーマーケットで先日買ってしまいました。きっと、置き場に困ったママがパパに内緒で出品したのかなと思いながら・・・。
梅狩り&梅シロップ作り【第30回】 [2009年06月06日(Sat)]
私の住む地域には梅畑が多くて、たくさん梅の実がなります。でも、きちんと管理されていて、おいしい梅の実ができるところは少ないみたいですね。やはり、手入れをしていないと良い梅はできないみたいです。

今回お世話になった梅農家さんは、なごやか農学校に参加したのがご縁で、毎年この時期になると特別にお願いして、梅狩りをさせていただいています。今年も近所の子どもたちを引き連れて、梅狩りに行ってきました。その梅を使って「梅シロップ」を作ってみましたので、ご紹介したいと思います。

この「梅シロップ」は、梅から出るエキスだけで作ったシロップです。
梅には消化吸収を助けたり、疲労を回復させたりする薬効があります。夏の暑い時期には、もってこいなのではないでしょうか?
砂糖の浸透圧を利用して梅のエキスを抽出します。
随分砂糖の量が多い気がするかもしれませんが、砂糖を減らすとシロップが充分出なかったりカビが出やすくなったりするので、思いきって入れてください。



■■ 材料・用意するもの ■■
 青梅      1kg
 グラニュー糖 1.2kg
 殺菌した保存容器
 竹串やフォーク
 乾いたタオル
 消毒用の焼酎(45°)少々(あれば・・・)

■■ 作り方 ■■
@ 青梅は、丁寧に水で洗う。水気を乾いたタオルなどで充分にきり、なり口のホシを、竹串などで丁寧にとり除く。

A 青梅に、竹串やフォークなどで穴をあける。穴を開けたあと、焼酎を霧吹きで梅に吹きかけるとさらに良し!

B 熱湯もしくは、焼酎で殺菌した保存ビンに、穴をあけた青梅と砂糖を交互に入れる。一番上は砂糖で被い、梅の実が出ないようにする。このまま、冷暗所で保存する。

C 一日1〜2回、ビンを揺すり、梅と砂糖を混ぜ合わせる。 (最後にどうしても砂糖がとけ残っている場合は、ビンをさかさまにしてしばらく置いておくといいでしょう。)



【ポイント】梅シロップ作りの最大のポイントは、梅のエキスを早く抽出して、できるだけ早く砂糖を溶かすこと。砂糖が溶けるまでに時間がかかると、どうしても発酵しやすくなります。

D 1ヶ月程すると、梅がしわくちゃになるので、梅を取り出します。(捨てないでね!)

【ポイント】冷暗所でも保存できますが、出来上がった梅シロップは、小瓶やペットボトルなどに移しかえて冷蔵庫に入れておけば、1年以上保存できます。梅の風味が落ちる前(できれば夏の間)に飲みきったほうがいいでしょう。

Q&A:白く濁って泡が出てきたけど
醗酵している状態です。梅シロップをガーゼなどでこしてからホーロー鍋に移し、弱火でゆっくりと煮詰める。冷ましてから冷蔵庫で保存し、お早めにめしあがってください。ただし、湯せんをかけるため、梅の香りが多少失われてしまっています。

※多少発酵するので、時々蓋をゆるめて、空気を抜くと良いでしょう。
 梅1kgから、約800ccほどの梅シロップが出来ます。
 取り出した梅は、果肉をつぶして砂糖を加え、煮詰めれば梅ジャムになります。


出来た梅シロップに、各自名前のシールを貼りました。自分で収穫して、自分で作った梅シロップには愛着がわくようで、子どもたちは毎日眺めて、「早く飲めるようにならないかな?」と楽しみの様子です。
こんな飾り巻き寿司を作っちゃいました! [2009年06月01日(Mon)]

娘の保育園で、娘の誕生会があり、仕事を休んで行ってきました。

シュタイナー教育を取り入れている保育園ということで、この日の誕生会も一般的な誕生会とは趣向が違っていて、とても厳粛に1人の子どもの誕生した日を大切に捉えて、1日かけて両親も交えて祝う内容の誕生会でした。

それが必ず1年に1人1回開催され、両親が参加するのは年少と年長の年となっているのです。

親はただ参加するだけでなくて、3時に食べるおやつを、何か手作りで作ってきて欲しいという宿題があります。

皆さん、ケーキを焼いてくるご家庭がほとんどなのだそうですが、我が家は毎年、「飾り巻き寿司」を巻いて持参しています。

我が子のためにというのもありますが、絵の描かれているお寿司をはじめて見て食べる子どもたちの驚きの表情が見たくて、朝の4時起きで頑張って作っています。

今年は、最後の年ということで少し気合を入れて作りました。先生たちも毎年恒例なので、楽しみにしていてくれているみたいです。

飾り巻き寿司の作り方は、専門の本が出版されていて、それを見て段取り良く作れば、わりと簡単に作れてしまいます。といいますか、その本はこの道の第一人者の川澄健先生が書かれていて、とても親切に解かりやすく書いてくれています。

「俺には無理」と最初からあきらめずに、是非ともお父さんに挑戦してもらいたいです。
チャレンジしたお父さんには、子供さんたちの感動して喜ぶ様子を目の前で見ることが出来ます。

今回作ったのは、写真に写っているような絵柄のお寿司のカタツムリ、カエル、電車、ハートを作りました。

子どもたちに大人気で、とても幸せな休日でした。



意外とすぐれものが多い、日本の食玩具!(その2)【第29回】 [2009年05月30日(Sat)]
前回に引き続きまして、日本の食玩具をご紹介していきたいと思います。

そば打ちは、一度はやってみたいと思うお父さんが多いのではないでしょうか?
私も、そば打ちの道具を一式そろえて、そば打ちを習得するために教室にも通ってチャレンジしました。おいしく食べれるレベルに到達するのに相当の労力と時間がかかったのは言うまでもありません。失敗したからといって捨てるわけにはいかないので、家族には相当我慢して食べてもらいました。(笑)
そんなそば打ちも、タカラトミーから発売されている「いえそば」を使えば、失敗なしで完成度の高いそばができてしまうのだから、「すごい!」としか言いようがないですね。

最初は、おもちゃと思って、正直バカにしていましたが、手にとって実際に使ってみると、細部まで本当によく考えられていて、説明書通りに作っていくと、最終的にはとてもおいしいそばが出来上がります。

上達するためには水回し3年、こね2年、そば打ち1年と教えてもらいましたが、そば打ち1時間??と思えてしまうくらいの完成度の高いそばが打ててしまうからビックリです。
特に水回しの仕組みは、均等に水がそば粉に行き渡るように考えられています。それに手に粉がべたべたとくっついてしまうこともないので、さらにいいですね。

簡単に作業の流れを説明すると・・・
●そば粉と小麦粉を「いえそば」に入れ、混ぜる。(約30秒)
●ふたに「水100cc」を入れる。  
※水回し1:粉が小さい粒状になるまで回す。(約2〜3分)  
※水回し2:ヘラを使用して団子状になるまで回す。(約1分)
●生地を練り、1人前づつに分ける。(3〜4分)
●のし作業 :ローラーを装着し、のばす。ローラー幅を狭くして、再度のばす。
●麺きり作業〜麺きりパーツを装着し、1人前づつ麺きりを行なう。
●大きめのなべでたっぷりのお湯で麺が泳ぐようにゆでる。(1分)

どちらかというと、子ども用のおもちゃにしては、定価が13,000円もするので、大人のおもちゃの部類に入るのではないかなと思うのですが、説明書を横で読んで手順を教えてあげれば、子どもたちだけでも作れてしまいます。
ただし、お父さんのほうが夢中になりすぎてしまって、子どもにそっちのけになってしまうかもしれませんので、注意が必要かも・・・・(笑)。

旨いそばの条件に、「三たて」というのがあります。挽きたて、打ちたて、湯がきたて。
挽くのは今回のセットに含まれていませんが、あとの二つは十分にクリアしているので、相当においしいそばが堪能できると思います。休日にお父さんの株を上げるチャンスがありそうですね!
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