パエリアはパパエリア!?【第31回】 [2009年06月20日(Sat)]
![]() パエリアはスペインで最もポピュラーな家庭料理。そして元々は親しい人たちをもてなすため男性が作る男の料理だったんです。キャンプで作ったりもします。まさに豪快で、それでいて美味しくて、見た目も豪華なパエリアを作って、父の日に家族を「あっ!」と驚かせて見ませんか? 作り方は、以前あるある大辞典で研究されていた絶品パエリアレシピを応用してみました。番組がなくなってしまったので、今となっては幻のレシピです。このレシピはすごく理にかなっていて、このレシピどおりに作れば、失敗なく美味しく出来上がります。是非試してください。 ■■ 材料 ■■(4人分) ・あさり 200g(砂だししたもの) 小ホタテやハマグリでも可 ・甘エビ 200g 殻がついているエビなら何でも可 ・たまねぎ 中1玉(みじん切り) ・ホールトマト 100g ・にんにく 1片(みじん切り) ・米 2カップ(400cc) お米は洗わない ・赤ピーマン 1個(1cm角) ・オリーブオイル 大さじ5杯 ・塩 小さじ1と1/2 ・赤ピーマン 1個(大きめにみじん切り) ・サフラン 20本 ・蓋のあるフライパンかパエリア鍋 ・ストップウオッチ ![]() ■■ 作り方 ■■ (1)具材をすべてあらかじめ計量したり、みじん切りして用意しておく。 (2)鍋に水を200cc入れ沸騰させ、サフランを入れて火を止める。 (3)強火でフライパンを30秒加熱する。 (4)オリーブオイルを入れて10秒なじませる(火から離さない)。 (5)エビを入れすぐふたをして、30秒焼く。 (6)エビを裏返し、貝を入れ1分30秒焼く。 (7)エビと貝を取り出して、汁はフライパンに戻し、にんにくを入れ5秒、たまねぎを入れ1分、ホールトマトを入れ30秒炒める。 (8)(1)を入れ塩を入れて味をつけ30秒、お米を洗わずに入れ、底をはがすように1分間かき混ぜる。 (9)赤ピーマン(お好みで舞茸やしめじなどを入れてもいい)を入れて、ふたをして、中火で4分焼く。 (10)ふたをしたまま弱火にして15分炊き、火を止め、ふたをとってエビと貝を入れふたをして、3分間蒸らして完成。 鍋に合った蓋がなくて、水分が不足して失敗したことがありますが、ちゃんとしたふたを使って作れば、とても美味しく仕上がりました。魚介類から出るダシが美味しさのポイントでしょうか?見た目も豪華なので、拍手喝采間違いなしでしょう! 【子どもと作るときのポイント】 子どもたちも巻き込みながら、楽しく作ってみてください。 その際のポイントをいくつか挙げておきますね。 思いきって子どもたちのやりたいことをやらせてみてください。 こんなことできるのかな〜?と思うようなことでも、ちょっとしたこつをつかめば、意外と出来てしまうのです。その際、焦らないで下さい。ゆっくりと落ち着いて、出来るまで待ってあげるおおらかな気持ちで接してくださいね。いらいらしていては絶対にうまくいきません。 ・サフランの本数を数える。20本はおおよその目安なので、きっちり数える必要はないので、子どもに任せましょう! ・たまねぎの皮むき。にんにくの皮むき。 ・赤ピーマンを半分にして、中の種を取る ・ホールトマト缶のふたを開ける(これはちょっと難しいかな?) ・タイムキーパー(時計を持って、何分たったか言ってもらう) ・最後にファンファーレを鳴らして、ふたを開ける係り 【一番重要なポイント】 せっかく頑張って作っても、かえって台所を汚すとのパートナーからの苦情も発生する場合があります。我が家でも時々発生します。なので、共有スペースということでお互いの理解が必要になると思いますので、その辺りも気を使わないと、「せっかくやってやったのに!」と怒れてきてしまうことが起こってしまいます。またこの言葉は絶対に言ってはいけない言葉なので思ってもぐっとこらえてくださいね!なので、かたづけて現状復帰するまでが料理と心しておきましょう。 パートナーの方も、最初は現状復帰しているつもりでも、多少物の位置が違っている場合があると思いますが、その辺は、おおめに見て、小言などは言わないようにしてあげて下さいね。よろしくお願いします。 あと、道具から入ると物があふれかえってしまいますので、わざわざパエリア鍋を買う必要はありません。あるものを使って工夫しましょう。とは言いながら、凝りだすとパエリア鍋が欲しくなるんですよ・・・。困ったもんです。 余談ですが、私も実はフリーマーケットで先日買ってしまいました。きっと、置き場に困ったママがパパに内緒で出品したのかなと思いながら・・・。 |