大きなたまごでケーキを作ってみよう!【第19回】 [2008年12月29日(Mon)]
ぐりとぐらの絵本の夢を実現「大きなたまごでケーキを作ってみよう!」
子どもの絵本で「ぐりとぐら」という絵本があります。子どもたちに大人気で、私も何回読まされたことやら・・・。その内容は、『料理することと食べることが大好きな、のねずみのぐりとぐらのおはなし。森へでかけてどんぐりやくりを集めていると、自分達よりも大きなたまごをみつけます。たまごで何を作ろうかあれこれ二ひきで相談し、「あさからばんまでたべてもまだのこるくらいの大きいかすてら」を作ることにしました。うちへ帰って材料と道具を持ってくると、大きなたまごを割ってかすてらを作ります。二ひきが歌いながら焼けるのを待っていると、森中の動物たちが集まってきて、みんなでかすてらをいただきました。』というお話。超ロングセラーなので、お父さんも子どものころ読んだことありませんか?この本を読んだあと、なぜかカステラが食べたくなるのは私だけでしょうか? そんなことを思っていたら、ニワトリの卵の25倍ものダチョウの巨大なたまごが手に入るということが解かり、 早速注文して作ってみることになりました。本当に便利な世の中で す。ネットで探すとそんなダチョウのたまごが手に入ってしまうのですからね。だいたい、1個(1500g)が3500円から4000円といったところが相場でしょうか? 割ってみると、白身の割合が意外と多いです。通常のレシピだと、玉子2個とかいった表示で、鶏卵が基準で、まさか、ダチョウの卵1個やら、うずらの卵13個。なんて表記がしているレシピはないですよね。(笑) というわけで、通常のMサイズの玉子と比較して換算してみました。通常玉子1個60gということで、白身と黄身の割合が、6:4とのことなので、これを元にレシピを作ってみました。なんと、9個のシフォンケーキが作れてしまいます。 ダチョウの玉子は白身と黄身の割合が、5:2といったところでしょうか?白身が多いので少し白身が残ることになります。 これは、また違うお菓子にしようと思います。何がいいかな? 【材料】シフォンケーキ9個分(15cm型) ・ ダチョウの玉子・・・1個(1500g) 実質の中身は、白身:855g、黄身:350gでした、白身155g残り 白身・・・700g 黄身・・・350g ・ 小麦粉(北海道産洋菓子用薄力小麦粉使用)・・・390g ・ ベーキンパウダー・・・大さじ1 ・ 砂糖・・・390g ・ 塩・・・少々 ・ 水・・・270cc ・ サラダ油・・・245cc 【作り方】 (1)まずは、硬いダチョウの玉子を割らなくてはいけません。鶏の卵のように、簡単には割れません。カナヅチでやっと割れます。 割って、白身と黄身を分けておきます。 (2)小麦粉とベーキングパウダーを合わせて2回ほど振るっておく。砂糖も振るっておく。(おやじは1回だけにしました) (3)ほぐした卵黄350gを、塩と砂糖の半量強を加え、泡立て器ですり混ぜ、とろとろする位の固さになったら、水を加えて混ぜる。 (4)更に、サラダ油を加えます。 泡立て器で常に混ぜながら均等に加えるのがポイントです。 (5)小麦粉とベーキングパウダーをさらにふるいながら(4)に加えます。 泡立て器を使い、しっかりと粉が混ざるようになめらかに合わせます。 (6)メレンゲを作ります。卵白700gに砂糖の残り分を2〜3回に分け、加えながら泡立てていきます。泡立て器ですくって落ちないぐらいの固さで、しっかりしたメレンゲにします。メレンゲの1/3を(5)に泡立て器で合わせ、残りの2/3はヘラでサックリと混ぜ合わせます。その際、混ぜすぎてメレンゲの泡をつぶさないように気をつけて下さい。 (7)均等に混ざったら、何も塗っていな い型に流し、型をトントンと数回台に打ち付けて生地に入っている大きい気泡を抜き、170度のオーブンで30分かけて焼き上げます。 ※注意〜ふっくらおいしく焼くため、ケーキ型には油類、粉 類を一切使わないで下さい。 (8)焼き上がったらオーブンからすぐ取り出し、瓶の先等を使って型を逆さにして室温でさまします。そのままにしておくと、焼き上がった生地がつぶれてしまいます。 (9)型と生地の境目に竹串、パレットナイフなどを差し入れて回し、型からはずします。ゆるく泡立てて生クリームやアイスクリームを添えると一層美味しくひきたちます。出来上がりの感想:我ながらよく思いつくなと感心してしまいます・・・・。(笑) 「キッチンをきちんと片付けるように!」との妻からの厳しいお達し以外は、子ども達と楽しい休日のひと時を過ごすことができました。息子も「僕が作ったんだよ!」と大得意!ニコニコちゃんでした。食べてもとても美味しくて大満足!みんなの驚く顔が見みれて私も大満足でした! |