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親子でハゼ釣り【第13回】 [2008年09月29日(Mon)]
この時期のハゼ釣りは気候もよく、数が釣れて面白いです。
やはり、釣りは釣れてナンボというのがありますので、子どもと行くと、釣れないとすぐに飽きちゃいます。
おやこで行くなら、やはり、ハゼ釣りですね。涼しくなって、おやこでハゼ釣りを始めるには、丁度いい季節になりました。一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

彼岸ハゼ?
ハゼは、初夏から釣れるのですが、まだその頃は小さくて、食べるのにはかわいそうなくらいです。ハゼの寿命は大体1〜2年で、産卵は冬とされており、6月下旬頃には新子が5〜6cmに成長して、浅場や汽水域に群れをなして浅瀬に移動してきます。8月頃からは浅瀬への移動が本格化し、川を昇っていきます。そして、今のシーズンは、「彼岸ハゼ」と呼ばれる、大体13〜20cmぐらいの形のいいハゼが釣れるので人気です。

どんな所でつれるの?
ハゼは汽水域で生息する魚ですから、防波堤というよりは、河口近くや潮のはいる運河などの岸壁の釣りが中心です。私の住んでいる地方のハゼ釣りが盛んなのは、何と言っても、木曽川立田大橋の左岸(愛知県側)です。近くまで車で行けて足場もいいので、お子様連れでも安心です。バーベキューの道具を持参して、のんびり過ごしてもいいかもしれません。
こんな感じで釣れているみたいですよ!→ http://www7b.biglobe.ne.jp/~mfs/2008no9.htm

ハゼの好ポイントが多数点在しています。ただ、川底の起伏が激しいのでポイント選択が重要となります。初心者の人は、先客のベテランさんに勇気を出して聞いてみるとか、近所の釣具屋(岬釣具店 http://www7b.biglobe.ne.jp/~mfs/)で情報を仕入れた方がいいでしょう。

仕掛けは?
のべ竿(3.9m〜4.9m)でミャク釣りでOKです。仕掛けは、ハゼ釣り専用の仕掛けが、釣具店に行くと大体250円ぐらいで3セット入ったものが売っていますので、大型ねらいの6〜7号がお勧めです。道糸は、0.8〜1号、重りは1〜2号のナス型といったところでしょうか?

※のべ竿とは、竿の先に糸を結びつけて使用する竿。もちろんリールもついていない。
※ミャク釣りとは、ウキを使わずに、脈を取るようにアタリを直接手で取る釣り方ミャク釣りのコツは?

ハゼはエサやオモリが底を離れると喰いがグンと落ちます。コツとしては、穂先でオモリを少し持ち上げてから重りが底にパタンパタンと倒れるように操作します。オモリを海底から絶対に離してはいけません。微妙な動きです。 これの繰り返しが誘いになります。2、3回やってアタリが出ないようなら、探る場所を変えていきます。

時合いとポイントは?
大体潮さえ動いていれば釣れますが、上げ潮の方が期待できます。満潮になってから2時間くらい大丈夫です。というのはハゼは、上げ潮に乗って岸にどんどん寄って来るからです。ですからポイントが近くなり釣りやすくなるわけです。潮が下げるとポイントも遠のくというわけです。ポイントは少しでも変化のあるところと考えて下さい。ハゼが集まっているポイントに出会えると、面白いように釣れます。

えさは?
どこでも入手できるイシゴカイがいいみたいです。2,3等分に切って使います。この時期の彼岸ハゼなら針から余分に出た部分(タラシ)を2cmくらいにしておきましょう。エサのタラシを長くすると喰いはいいのですが、エサも取られやすくなるのです。また、食いつきのよさでは、ブラックタイガー(エビ)もいいという情報もあります。研究してみて下さい。

調理法は?
このハゼは、姿に似合わず実は美味しい魚なのです。天ぷら、空揚げが一番人気ですが、釣れすぎたら保存のきく甘露煮にしてみてもいいでしょう。形の大きいものが釣れたら、刺し身が絶品です。名古屋の正月のおせち料理に欠かせない、昆布巻きというのもあります。

普通の魚だと釣り人には珍しくない魚ですが、魚屋さんでは滅多にお目に掛かれない魚です。魚市場でも生けハゼは高値で取引されているようです。高級魚扱いで、特に天ぷらとかにする料理屋が生けを欲しがるようです。ハゼは死ぬと白濁して直ぐに風味が落ちてしまう魚というのが理由のようです。美味しいハゼを食べたい方は、釣りあげたら、携帯用のエアポンプをバケツに入れておくと、死ぬ率が極端に低くなります。

あと、針を飲み込んでしまうと厄介なので、針外しの小さいのを持参しておくといいでしょう。

調理理法としては、塩で揉んでヌメリと汚れを落とし、ハラワタ抜いて頭落とし味塩振ってカタクリ粉まぶしてカラアゲ、もしくは、背骨を取って天ぷらにします。から揚げは頭が付いていてもいいんですが、針が口に残っていると大変なので、魚の気持ちが分かっていいかもしれませんが、落としたほうが無難かな?

では楽しい秋の休日を、親子で楽しくお過ごし下さい。


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