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祭り寿司は日本の誇る食文化〜ひなまつり〜【第65回】 [2010年02月26日(Fri)]


世界の三大料理として挙げられているのが、中国料理、トルコ料理、フランス料理ですが、日本料理も負けていないと私は思っています。特に、日本の各地で継承されている郷土料理。本当に奥の深い日本の文化の底力のようなものを感じております。先日、千葉県の郷土料理を研究されている龍崎先生を訪ね、千葉県房総半島に昔から伝わる「祭り寿司」のお話をお聞きしてまいりました。

「祭り寿司」?というのは名古屋ではまだあまり一般的に知られていないのですが、飾りまき寿司とも呼ばれていて、巻き寿司の中に絵柄を巻き込むデザイン寿司のことです。本や話では聞いたことはあるという方もお見えでしょうが、実際に作って食べたという方はまだまだ少ないのではないでしょうか?

このお寿司、サプライズという言葉がぴったりなお寿司で、一般に流通している食材を使って、巻き寿司の中に絵柄を表現していきます。作って、見て、食べて感動する巻き寿司なんです。私も息子の通う保育園の誕生会に差し入れて持っていった時の子ども達の感動の反応が忘れられず、それからいろんな絵柄に挑戦しては、子ども達を驚かせております。
この「祭り寿司」は、千葉県の房総半島で戦前は実は男性が巻いていて、お祭りや祝い事になると必ず登場していたそうです。現在は時代の流れの中で、巻き手は主婦達が担っていますが、その技術は進化しながら、現在でもその文化は継承し続けています。

そんな、感動の「祭り寿司」を今回はご紹介したいと思います。
もうすぐひな祭りということで、「おだいりさま」と「おひなさま」を巻いてみることにしました。
ちょっと文章だけで説明するのは難しいのですが、イメージだけでも伝わればうれしいです。

【作り方】
ではまず、おひなさまから・・・

寿司飯240gを用意します。そのうち50gにピンク色の桜でんぶを小さじ1ほどを混ぜて色づけしておきます。残りの酢飯にあれば「とびこ」大さじ2、無ければすり胡麻を小さじ1を混ぜ込みます。

次に全形海苔(19cm×21cm)を1枚と半分用意して、1/2を1枚、1/4を3枚、1/6を1枚、3センチ幅を1枚に切り分けます。

次に巻き込むパーツを用意して海苔で巻いて用意しておきます。

厚焼き玉子(3×1×10cm)を1/4の海苔で巻いておきます。

チーズかまぼこ(16mm径10p長さ)1本を1/6の海苔で巻きます。

山ごぼうの味噌漬け(10pの長さ)1本を3センチ幅の海苔で巻いておきます。

巻きすの上に1/4の海苔をのせ、その上にピンクのす飯50gを真ん中にたわら状に乗せ、小さなトンネル型に巻き込みます。

海苔1/2と1/4をご飯粒で長くつないで巻きすの上に置き、真ん中に厚焼き玉子を乗せます。

その上にトンネル状のピンクのす飯を重ねて乗せます。

白い酢飯を50g×2を用意し、その両側からピンクの胴体部の横に下から縦長に積み上げていきます。

胴体部の上に頭部分のチーズかまぼこを乗せ、白い酢飯を30g×2を用意し、海苔の幅に棒状して両側からはさみこみ、チーズかまぼこの上に山ごぼうを乗せ固定します。

上から蓋のようなイメージで白い酢飯30gを頭の上に乗せます。

最後に海苔を片側ずつかぶせて閉じ、巻きすで形を整えて1/4に切り分けて出来上がりです。

おだいりさまは、具材をピンクの酢飯部分を青のりに代えて、山ごぼう部分を野沢菜2本に代えて同じように巻き込めば出来上がります。




毎回、この切り分けるときの感動は、なんとも言えませんね。

私の夢は、日本のお父さんが、普通にこの祭り寿司を巻けるような日本のおやじの食文化にできればということです。あと、障害を持った方が巻けるようになるようになって、地域の皆さんに喜んでいただけるような仕組みを現在プロジェクトを組み、実現に向けて1歩ずつ近づいています。

皆さん一緒にこの夢を実現していきませんか?

お父さんが家族や地域から喜ばれて、ヒーローになれるチャンスが、この「祭り寿司」には含まれています。
せっかくなので更に夢は広げて、世界の方に、「日本のお父さんはこんなすごいお寿司が普通に巻けてしまうんです!」といったことを、驚きと感動をもって紹介される日が来ないかな?などと思っています。

日本は車などの物だけでなくて、文化も独自のすばらしいものを持っているので、今度は文化を輸出するようになると面白いのではと思っています。

▼龍崎先生の参考サイト▼
http://www.ruralnet.or.jp/ouen/meibo/160.html
http://www.manabook.jp/misyoku1-ryuzaki.htm
http://www.nhk.or.jp/chiba/caster/nikki/090923_wada.html

▼飾り巻き寿司ファンクラブ▼
http://fun-papa.upper.jp/website/osusi-culb/index.html


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