『たません』は名古屋の味?【第59回】 [2010年01月07日(Thu)]
![]() みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします! さて、2010年最初のおやこレシピは、名古屋が生んだ屋台の味『たません』から始めたいと思います。 薄いたこせんべいに卵をのせて、お好み焼きソースなどをかけて食べる駄菓子感覚のおやつが『たません』。『たません』と言えば、かつて名古屋の駄菓子屋さんには必ずといってよいほど存在した食べ物ですが、今では駄菓子屋さんを見つけるのが難しくなってきている時代なので、今の子ども達にはなじみがないかもしれません。熱田神宮の屋台で見かけるくらいかもしれませんね。 あとは、東海地区のレトロな居酒屋の昭和食堂のメニューに組み込まれているくらいではないでしょうか? そんな『たません』、家でも簡単に作れますので、ぜひ、子どもさんと一緒に名古屋の味として、お父さんから伝承してみてはいかがでしょか?「お父さんの子どもの頃はな〜」と昔話も交えながら楽しく作るのもいいですよ! では、たませんの作り方をご紹介します。 たませんの作り方 1. 鉄板の上に卵を割り落とし、あえて黄身をつぶす。 2. 卵の上にタコせんべい(えびせんべいでも可)をかぶせるか、せんべいの上に卵をのせる。 3. 鉄板からおろし、ソース、マヨネーズをかける。 4. 何か具があれば卵の上にのせる。 (好みでねぎ、青のり、鰹節、干しえび、紅しょうが、焼きそばなど) 5. たませんを半分に折りたたんで完成。 店によってはこれをアルミホイルに包んでくれる。 (ソースがたれるので・・・) 小判型のたこせんべいさえ手に入れば、家にある材料で簡単に出来てしまう。そして、どえりゃ〜うみゃ〜がやということで、名古屋が生んだ食文化を親子で堪能できることでしょう。 そしてお父さんは、やっぱビールに『たません』!う〜ん『たまりません』! |