大藪順子さんの講演会(ご案内)[2011年05月30日(Mon)]
岡山市委託事業としてVSCO(社団法人被害者サポートセンターおかやま)から下記集いの案内がありました。
多くの方に聴いて頂きたい内容ですので、是非ご参加ください。
6月25日(土)13:30〜16:00
ノートルダム清心女子大学カリタスホール2階
犯罪被害者支援を考える市民の集い
|
大藪順子さんの講演会(ご案内)[2011年05月30日(Mon)]
岡山市委託事業としてVSCO(社団法人被害者サポートセンターおかやま)から下記集いの案内がありました。 多くの方に聴いて頂きたい内容ですので、是非ご参加ください。 6月25日(土)13:30〜16:00 ノートルダム清心女子大学カリタスホール2階 犯罪被害者支援を考える市民の集い 主務官庁へのNPO事業報告完了[2011年05月29日(Sun)]
今週は何だかとてもあわただしかったですが、26日に主務官庁である岡山市あてにNPO事業報告書等の書類一式を提出し終えました。 これで一区切りです。 資産変更登記、役員登記も27日に完了しました。 自殺対策事業への協力[2011年05月29日(Sun)]
今週は、県美作保健所、倉敷市保健所と連絡調整、打合せをNPOとして行いました。 昨年度まで、美作保健所と協働事業で自殺予防週間シンポジウム、自死遺族のための分かちあいの会立上げを行ってきました。 今年度は協働事業は終了しましたが、引続き「分かちあいの会」への協力要請がありましたので、代表が出向いて協力していくことになりました。 また、27日には倉敷市保健所から保健師の方が2名NPO事務局に来られました。 これまで、倉敷市自殺対策連絡会議に庁外団体としてNPOファミリーズが参画しており、今年度も10月に予定される連絡会議への出席案内と、11月3日に市主催で開催予定の自殺予防講演会の正式な後援依頼と展示ブースへの出展確認がありました。 遺族支援の観点から自死遺族支援に関わるだけでなく、犯罪被害者、遺族は大切な家族を失うという大きな喪失感を抱え、自殺予防の観点から見ても、常に自殺の危険性は高い範疇に含まれます。そうした観点からも、地域での自殺対策事業にも積極的に関わっていきたいと考えています。 岡山県人権啓発パートナーシップ推進事業[2011年05月28日(Sat)]
今年度も、岡山県が公募していた岡山県人権啓発パートナーシップ推進事業に応募し、5月26日に県庁でプレゼン審査がありました。 平成19年から4年つづけて採択していただき、平成20年度から昨年度にかけては、毎年1冊ずつ研修資料にも使える成果物冊子を「犯罪被害者の人権を考える2008」「同2009」「同2010」と制作してきました。 今年度は、報道被害、学校教育、司法参加、地域福祉と順に4年とりあげてきたテーマから、何に焦点をあてるか悩みましたが、これまで取り組んできた体験交流研修を広く仕組みとしてつないでいくステップとして申請させていただき、プレゼン審査でも理解をいただき、当日の審査終了後に採択の連絡をいただきました。 毎年、地味な取組みながら「人権」の視点から補助事業として採択していただいていることは大きな励みとなります。 秋から冬にかけて準備し、人権週間前後にしっかり企画したいと思います。 市町村との連携、協働に向けて[2011年05月28日(Sat)]
今週は、23日に赤磐市役所に出向いたのを初めとして、市や県の担当者の方たちと接する機会が多くありました。 これも県内の全市町村での犯罪被害者支援条例制定に向けての気運なのだろうと思います。 26日には、ある市から職員研修をNPOに委託したいとの打診があり、お引き受けすることにしました。当事者の声に耳を傾けて、職員の意識を高めていきたいという担当者の方たちの熱意を感じました。今後、正式に決まりましたら、連携して取り組んでいきたいと思います。 また、美作警察署が事務局をしている美作被害者支援連絡協議会からも、赤磐・瀬戸に続いて、講演依頼がありました。市町村アンケートに基づき、条例制定に向けて、そして制定後にそれぞれどういった施策推進が必要かについて、理事長と市原理事で出向かせていただくことに決まりました。 今後もこうした機会が増えると思いますが、市原理事、高橋副理事長も行政の方たちとの意見交換や職員研修への取組みについては、津山市での全職員研修の実績もあるので、NPOとして前向きにプログラム提供を行っていきたいと考えています。 大切な人を亡くしたあなたへ[2011年05月28日(Sat)]
毎週土曜日午前10時から午後4時まで「身近な人、大切な人を失った方のための電話相談」を行っています。5月28日(土)も受け付けています。 受付は、086−245−7831 です。 2007年4月から犯罪被害者遺族の方だけでなく、事故、自殺や突然死で身近な人、大切な人を亡くされた方のための電話相談を始め、多くの方から電話をいただいています。すぐに電話できない方も、話したい気持ちになったとき、遠慮なくかけていただければと思います。 2007年8月から毎月1回(第4土曜日午後)、大切な人・身近な人を亡くした方のため、同じような思いを語ることのできるグループ・ミーティングを開催しています。 深い悲しみや亡くなった方への思いなどを遠慮なく話せる場がないことを痛感しています。少しずつ、つながりができていけばと思っています。 分かち合いの場に参加を希望される方、詳しいことを知りたい方は、土曜日の相談電話にお電話ください。 また2008年12月から始まった被害者参加制度の勉強会と犯罪・交通死遺族のための自助グループは毎月第3土曜日に開催しています。お問い合わせは平日に事務局(086−226−7744)川崎弁護士まで。 また、東日本大震災により被災地から岡山県内などに避難された方への情報提供や、気持ちを語る場の提供も行っています。遠慮なくお電話いただければ幸いです。 倉敷市人権啓発活動補助事業プレゼン審査[2011年05月27日(Fri)]
今週は行政の方たちとの接点が一気に増え、犯罪被害者支援条例の動きに呼応するかのようです。 5月24日(火)は倉敷市が公募していた平成23年度人権啓発活動事業について、応募企画に関するプレゼン審査がありました。 NPOから市原千代子理事が出向き、プレゼンテーションを行いました。 昨年は初めてのチャレンジということもあり、なかなか理解していただくまでが大変かなという印象でしたが、今年度は前年の結果を踏まえて、練った企画でもあり、理解はしていただけたように感じました。 補正すべき点、企画の修正箇所の指摘があり、再度、来週再提出の企画案に対する審査があります。 地域に根付く取組みとして展開していけるよう、結果はともあれ、精一杯がんばりたいと思います。 山陽新聞夕刊・一日一題F〜家族という洞穴[2011年05月26日(Thu)]
NPO代表が地元山陽新聞夕刊の火曜日「一日一題」を4月、5月と担当しています。 5月24日のコラムは次のようなものでした。 (以下、元原稿から引用) 一日一題F 家族という洞穴 15年前、「DV」はまだ耳慣れない言葉だった。 家の外なら傷害・暴行・脅迫で逮捕される行為が、家の中で行われると、「夫婦喧嘩」「しつけ」といった言葉で口を封じられていた。 DVという言葉が認知されるにつれ、公的機関や警察への相談件数は毎年増加している。 最近は交際中の男女間暴力「デートDV」も知られてきた。 一方、相談現場では、殴る、蹴るといった身体的暴力に比べ、脅す、威圧するといった心理的攻撃に関する相談が増えている。 洞穴の内部を知らない他人には「たったの一言」にずきないが、暗闇の隅に追い込まれ投げかけられる一言は重く鋭利な刃物に似ている。 人格を否定され、罵倒される一言は紙切れ一枚の重さ。ただ紙一枚も毎日毎日積み重なっていくと電話帳の厚さになる。現場で聴く被害者の声になるほどと思った。否定的言動は被害者を無力化し、「自分が悪い」と思いこませ、他者への相談を封じ、孤立化させる。 毎年講演依頼を受けるが、企業や学校で男性がDVについて学ぶ機会は少ない。理解もまだまだだ。 企業人向け研修で、暴力団対策、クレームの窓口対策から話し始めたとき、会場の男性も素直に耳を傾けてくれた。執拗なクレームや巧みな恫喝を行う暴力団が来ると思うと、出勤が嫌になり、精神的にもダウンする。企業人であれば一度は体験することだ。 毅然と対応する。一人で対応しない。相手のもとに出向かない。これが暴対マニュアルだ。 しかし、家族という場は、逃げ場がない洞穴であり、女性と子どもが24時間暴対マニュアルどおりに動くことはできない。 遠慮せず相談機関へと助けを求めることが明かりの見える出口だ。(パープル・ホットライン0120−941−826) 山陽新聞夕刊・一日一題E〜グリーフワーク[2011年05月26日(Thu)]
NPO代表が地元山陽新聞夕刊の火曜日「一日一題」を4月、5月と担当しています。 5月17日のコラムは次のようなものでした。 (以下、元原稿から引用) 一日一題E グリーフワーク 震災から2か月が経ち、「グリーフワーク」という言葉を耳にする。大切な人やものを失うということに伴う深い悲しみを「グリーフ」と言う。グリーフを抱え、それと向かい合っていく営みを「グリーフワーク」と言う。 犯罪被害者遺族の方たちとNPO活動を続ける過程で、事件後をどう生きるかの問題に行き着いた。事件直後の混乱期(急性期)の支援は大切だが、事件から時間が経過した慢性期における支援とは何かを考えたとき、当事者が地域で生きていく課題にぶつかった。 阪神淡路大震災の際も、被災者のその後は次第に忘れ去られていき、孤立死の問題が提起された。 身近で安心して気持ちを語るには、まだ傷が深すぎる時期かもしれない。しかし、必要な支援が一時的なもので終わらぬよう、深い喪失について安心して語れる場や関係が作られることが必要だ。 私の携帯電話に4年前に急死した妹とのメール48通が保存されている。亡くなる2か月前のものだ。両親が同時期にガン手術となり、2つの病院で手分けして看護するため、嫁ぎ先から駆けつけてくれた。手術後の報告メールにまじり、「ありがとう」と「ごめんね」というやりとりが残っている。 突然の死は、別れの言葉をかわす機会を奪う。一番伝えたかった「ありがとう」の言葉。そして「ごめんね」の思い。残された者はかけることのできなかった言葉をしまいこんで、心の中で亡くなった者と声のない会話を模索する。 深い悲しみだけに、一人では抱えきれないときもある。グリーフワークを支える周囲の理解、支えが大切だ。グリーフケアが意識される社会であってほしい。 赤磐市役所で講演[2011年05月23日(Mon)]
きょう5月23日(月)、NPOから川崎、市原が赤磐市役所に出向き講演を行いました。 赤磐警察署に事務局がある赤磐・瀬戸被害者等支援連絡協議会総会でした。 警察署単位の地域連絡協議会ですが、県内市町村が一斉に被害者支援条例を制定する動きの中で、お声かけいただいたので、出向くことになりました。 川崎が、被害者支援条例や被害者施策展開のための視点について20分ほど解説し、そのあと市原が「被害後を生きる」と題して60分講演しました。 赤磐市役所でも被害者支援条例を検討中ということもあり、関係各課から職員の方13名も講演を聞きにきてくださり、約25名の会となりました。 赤磐市は教育委員会が犯罪被害者の人権に対して熱心であり、「赤磐じんけん学習講座」に三年つづけて「犯罪被害者の人権」を取り上げてくださり、市議会の議員向けの人権研修会でもお招きいただいて犯罪被害者のおかれている現状と人権課題について代表が過去に講演させていただいています。 そして、何よりも「命の授業」が県内でスタートとした一番目の中学校が赤磐市立吉井中学校なので、いろいろと深いご縁があります。 今後も、被害者支援条例に向けて、また制定後の施策推進に向けて、お役に立てたらと思います。
| 次へ
|
|