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何とか年を越せそうです[2008年12月31日(Wed)]

当番弁護士の待機も解除となり、幸い本日の出動はゼロでした。

何とか年を越せそうです。

待機の時間を使って、今年の振り返りをしましたが、決して支援センターを非難しているわけではなく、大きな期待をしているからこそ、もっと頑張ってもらいたいだけです。

被害者の方たちの一人ひとりの思いをもっと大切にして、支援ボランティア中心などといったスローガンを早く捨てて、被害者の方たちとともに生きていく姿勢を持ってもらいたいと思います。

上から視線の方を除けば、来年は十分連携していけると考えています。

好むと好まざるとにかかわらず、来年はNPOも直接支援で法廷に出向きます。

支援センターと競合する領域で、支援センターがやれていない遺族ピアサポートをしっかり行っていきますので、社会への理解もさらに広がっていくと思います。

私たちは組織を維持するために動くのではなく、ただ単に被害当事者のためだけに動きたいと考えており、そのことに関して言えば、支援センターには決して負けないだけの活動を来年も行っていくつもりです。

人件費を除いた事業費支出を比較してもらえたら、その意味がきっと理解していただけることと思います。







振り返り・顔の見える連携D[2008年12月31日(Wed)]

今年1年間をとおして、小さなNPOの取組みをバックアップしてくださった行政の方たちに、この場を借りてお礼を言いたいと思います。

なかなか地域で行政の方たちに理解してもらうことは難しいだろうという予測のもとで、県民局との行政・NPO協働事業を開始して2年半になります。

この間、私たちのよう小さなNPOの活動を、継続して行政の方たちが見守ってくださるようになりました。

適切な時期に的確なアドバイスをいただいたり、全国発信をしてくださったり、県内外から暖かい言葉かけもその都度いただきました。継続して本気で考えてくださる方が一人でも二人でもいてくださることが実感できたとき、とても大きな力を感じます。

この1年間、何度も心が折れそうになりましたが、ここまで続けてくることができたのも、小さな声にきちんと耳を傾けてくださり、つねに「ともに考える」姿勢で一緒に動いてくださった行政の方たちのおかげだと思います。

来年も、小さくても、確実にまかれた種は芽を出していくと思います。つながりを大切にしつつ、多くの方とともに考えていきたいと思います。







振り返り・顔の見える連携C[2008年12月31日(Wed)]

被害者支援と保健所、精神保健福祉センターの関わりは、まだ十分議論されていません。

もちろん各県の被害者支援連絡協議会の構成メンバーには入っていると思いますが、具体的な取組みはこれからなのだろうと思います。

NPO副理事長の高橋幸夫さんが今年1月に国立精神保健研究所で精神医療従事者向けの犯罪被害者メンタルケア全国研修会で講義をしました。来年1月にも予定されています。

当事者として、また精神科医として、語る言葉に重みがあります。

今年は、グリーフワークをともに考える講座に、保健師さんたちが多く参加してくださり、高橋さん、市原さんと一緒に考える機会を持つことができました。

遺族支援という言葉を用いなくとも、保健師さんたちは日々の現場の中で、犯罪被害者や遺族の方に接することは少なからずあるはずです。そうした日常業務の中に一つの役割意識をもっていただくことが大切に感じました。

グリーフワークは大きなテーマでしたが、ファイザー連続講座が終わった後も、地道に保健所との協働事業を進めつつ、7月に長崎の山口和浩さんの講演を聴きに出向き、10月にリメンバー福岡の井上久美子さん、11月に東尋坊から茂幸雄さん、12月に作家の重松清さんをお招きして自死遺族支援についての足場固めができたことも大きかったと思います。

NPOメンバーそれぞれが何人かの心ある保健師さんたちと顔の見える関係を持てたことも今年の大きな出来事でした。



振り返り・顔の見える連携B[2008年12月31日(Wed)]

犯罪被害者支援において警察との連携は不可欠です。

今年は、県・県警・県教委との「心と命の教育活動」について、補助金が出ることとなり、県警の方たちとほぼ毎週のようにNPOメンバーは学校に出向きました。

また警察学校や県警内部の職員研修を数多く依頼され、従前の年1回の被害者支援専科の研修講師だけではなく、きめ細かに多くの警察官の方たちに被害者の声を聴いていただきました。

NPOメンバーは自身の体験はもとより、全国犯罪被害者の会(あすの会)や少年犯罪被害当事者の会につどう被害当事者の話をこれまで互いに聴き会ってきています。そこから共通して直面する様々な問題を警察の現場にきちんと還元して問題提起をしているからこそ、何度も繰り返し講演依頼があるのだと思います。

警察の方たちと「協働」事業を行うことは、単に電話相談の委託事業を受けて補助金だけもらうのとは異なり、一緒に作業をし、汗を流す取り組みですから、そこから連帯感がおのずと出てきます。

それは直接支援にあたる際にも、間接的に良い影響を及ぼすものとなりました。

全国被害者支援ネットワークの9月フォーラムで岡山の支援センターVSCO事務局長は兵庫県警の方から、岡山の取組みをきかれても何も答えられず、岡山では電話相談以外に県や県警と一緒に何もやっていないのかと誤解されているかもしれません。

しかし、支援センターVSCOは、支援ボランティアだけで動こうとしているから情報が不足しているし、何をやっていいかもわからないのです。フォーラムで何をやってよいのか兵庫県警に教えてもらっている姿はあまりにひどいものでした。岡山県警とNPOの協働は進んでいるにもかかわらず、それすら知らないのですから。

結局、しっかりした早期援助団体がいつまでも立ち上がらないために、被害者参加にしても、殺人事件遺族支援にしても、被害者・被害者遺族が集まる小さなNPOの方へ情報が集まってしまいます。当事者のことは当事者が一番よく知っているのです。







振り返り・顔の見える連携A[2008年12月31日(Wed)]

岡山では、全国被害者支援ネットワーク加盟の支援センターは、事務局体制が弱く、9月28日のフォーラムでも杉並区の中学の校長先生や中野区の保健師さんが、子どもたちに命の大切さをどう伝えていくかをすぐ横で語っているのに、岡山での「心と命の教育活動」について岡山の被害者支援センターVSCOの事務局長さんは何も語ることができず、情けなく感じました。

岡山県内で、県や県警とNPOが協働で県教委とともに動けるのは、犯罪被害者がNPOの中心メンバーだからです。支援センターがその被害者をバッシングして二次被害を与えなければ、支援者と被害者が敵対しつつ支援を競うような状態にはなっていなかったと思いますが、私たちNPOは被害者を敵視する一部の支援者をかたる人たちへの怒りを原動力にここまで小さいながらも闘ってきました。

今年は、県教育委員会が各方面で研修の機会をもうけてくださり、@指導課、A人権同和教育課、B生涯学習課とのそれぞれ顔の見える連携ができした。

@については、学校・警察連絡協議会での講演の場が大きかったです。Aについては、様々な研修の機会を作っていただき、県の総合教育センターで8月に全国犯罪被害者の会の方たちにも協力いただき、体験交流研修会を4年計画でスタートできたことは大きかったです。Bについては、昨年のまなびピア岡山の成功を受け、まなびフェスタ2008にも参加できました。

こうした連携は、「命の授業」で年間30校を超える学校に出向く際、地元の警察署、市教育委員会の方たちとも顔が見える形でつどえるからだと思います。こうした連携が直接支援の際にも良い形で影響しています。







振り返り・顔の見える連携@[2008年12月31日(Wed)]

今年を振り返ると、とにかく警察・地域・学校などの現場に出向いて多くの方たちに「被害者の声」を直接きいてもらったことに尽きると思います。

ただ講演に招かれて終わり、ということにしたくないので、「つながり」を大切にし、いのちの種を蒔くような心の作業を続けてきたように思います。

県、県警、教育委員会、保健所など多くの関係機関と一緒に動き、講座をつくる中で、知らずしらずのうちに「顔の見える連携」ができていきました。

こうした取組みは「犯罪被害者等基本計画」の地域における具体化の取組みそのものといえるかもしれません。

少し整理しつつ、振り返ってみたいと思います。








島根県のホームページに写真がアップされました[2008年12月31日(Wed)]

NPOの活動は大変地味なものが多いため、なかなか写真をアップする機会がありません。

今回は島根県のホームページにたまたま私たちNPOがお招きいただいた二つの講演会の写真がアップされていましたので、参考までに引用いたします。


島根県ホームページから




当番弁護士と被害者支援の悩み[2008年12月31日(Wed)]

本来業務の年末最後の仕事は、当番弁護士待機。

被害者支援に深く関わるようになってからは、当番弁護士としての出動には悩みが多い。

狭い県なので、死亡事件や明らかに被害者が出ている事件においては、被害者相談にも関わることになる可能性が高い。

かつて同日の二人待機の他の弁護士が当番で出向いて受任した事件の被害者支援を行った経験がある。もし、事情がわからずこちらが先に接見していたら、被害者側の相談は断らざるを得なかったと思う。

最近は偶然にも、被害者のいない事件や、被害が財産のみで比較的軽微という事件ばかりが続いているため、衝突は避けられているが、被害者参加も始まり限界に来ている感じがする。

他の被害者支援弁護士の中には、当番弁護士の登録をしない人もいる。そうした方がいいのかもしれないが、町内会にいて、清掃当番だけを逃げるようで少し嫌な気分は残る。

悩ましい気持ちのまま、きょうも一日待機し、要請があれば出向かなくてはならない。








被害者参加と二次被害[2008年12月30日(Tue)]

犯罪被害者支援の現場での鉄則として、まず「二次被害をあたえないこと」があげられています。

基本法、基本計画ができた後は、言葉としても浸透し、警察をはじめ関係機関もかなり気をつけるようになっています。

しかし、刑事裁判の手続きに巻き込まれていく被害者・被害者遺族にとって、二次被害はどうしても避けては通れないものです。同じ一つの言葉であっても、そのときの心理状態や前後の文脈のなかで、二次被害となることがあります。

ですから、むしろ二次被害に気づくことが大切で、気づいたらきちんとその修復を行うことが必要と思います。

被害者参加制度が始まり、刑事裁判に早い段階から被害者の方たちが関わることができるようになりました。検察官との連絡調整など、公判前から検察庁での打合せなどが予定されます。これまでのように単に参考人として取調べの客体としてでなく、参加人としての立場は当事者としての主体性が認められていることを実感します。

もちろん、早い段階から手続きに巻き込まれていきますから、今までの裁判では第1回公判後に判明することや、客観的に見て情報不足による理不尽な状況に早い段階から遭遇することも事実です。

これまで被害者団体が関係機関の二次被害の典型例としてあげてきた事象が早い段階で集中して起こることも予想されます。

ただ、参加制度は、公判廷に被害者が立ち会うことができるので、そうした二次被害を乗り越えて、公判までに準備、調整作業を行うことができます。

その点でも、早い段階から専門家や当事者、支援者による適確な情報提供が不可欠といえるでしょう。







被害者遺族によるピアサポート[2008年12月30日(Tue)]

被害者参加に向けて動いていくうえで、全国犯罪被害者の会(あすの会)のメンバーでもある遺族ピアサポーターの存在意義は大きいことを感じます。

それは、あすの会の方たちが中心となり、被害者参加制度をかちとるために、ともに学び、ともに運動を起こし、街頭署名をし、基本法が制定され、基本計画に基づく法整備が進められる中で、実現した権利だからにほかなりません。皆さんが自分の問題として、新制度をよく理解されている点が心強いです。

NPOファミリーズの中心メンバーのお二人も、あすの会メンバーであり(高橋幸夫さんは幹事会メンバーでもあります)、被害者参加制度がどう根付いていくかを注視しています。

刑事裁判の制度の中で、多くの被害者・被害者遺族が傍聴席で感じた悔しい思いを、「あすの」被害者にはさせたくないという思いが形になったわけですから、12月に入ってからも、自助グループ内で対象事件の当事者の方のために、メンバーが制度の解説をしたり、また検察官との打合せに出向く不安軽減のための同行支援をしたり、というピアサポートがごく自然になされています。

そしてこれまでにも遺族ピアサポートとして行われてきた意見陳述の準備への協力もなされる見込みです(かつて体験された意見陳述の原稿を、他の遺族の方が書き方がわからないときに相互協力することが何度か自助グループ内でありました)。

こうした遺族相互間の協力は、各地の支援センターが被害者参加に対してそれほど熱を感じていないのとは対照的です。






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