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これからも草の根の活動を[2008年03月31日(Mon)]

この1年間、被害当事者の視点で、被害当事者とともに、をキーワードとして、地域で協働の取組みを続けてきました。

1年間の活動報告書をお世話になった団体や、またこれから一緒に協働を考えていきたい団体などにお送りする中で、おのずとこの1年間の振り返りを行っていることに気づきました。

初心に戻って、昨年5月4日のブログを再掲します。


(2007年5月4日ブログから)

全国被害者支援ネットワークに加盟しない小さなNPOが、行政とともに草の根の被害者支援・地域モデル作りを行おうとしています。被害当事者とともに運営するNPOだからこそできる取組みをめざしています。

犯罪被害者支援について、昨夏より白紙の状態から行政・NPO協働事業を行う中で、多くの気づきがありました。
まず、行政課題としてこの問題が何故とらえにくいのか、逆にどういった観点から行政課題としてとらえたらいいのか、NPOとして気づいたことがあります。

すでに児童虐待、DV対策などでは知られていることですが、総合施策として3つの段階があります。@prevention、Aintervention、Bpostventionと言われる、@予防、A介入、B事後対応という3つの過程です。
児童虐待でいえば、@早期発見、ハイリスク家庭への支援、A親子分離、児童相談所による一時保護、B被虐待児童のケア、親子再統合プログラム、DVでいえば、@DV防止教育、A相談、避難、一時保護、保護命令、B生活再建支援、被害女性・子どものケアといったところでしょうか。

この考え方は犯罪被害者支援や自殺対策にもあてはまります。
犯罪被害者支援に関しては、大まかに言えば、@犯罪予防、A被害直後からの早期支援、B被害当事者への長期的ケアといったところにあたります。
問題は、犯罪被害者等基本計画が@ABのすべてを網羅しているにもかかわらず、「被害者支援」というと警察中心の施策に目を奪われがちなため、警察と結びついたA早期援助、@防犯中心の安全・安心まちづくりという動きが中心になりがちです。警察の手からはなれるBの領域での取組みがないことで、被害当事者の地域での孤立につながりますし、警察の防犯中心の@(犯罪に遭わない取組み)は子どもたちの「心を育てる」教育的側面(子どもたちを被害者にも加害者にもしない取組み)に光をあてきれていません。むしろ、この@教育(青少年健全育成など)、B福祉が行政が逆に取り組みやすい課題ではないかと考えます。

犯罪被害者支援の民間支援組織も警察からの情報を入手して早期支援をめざす全国被害者支援ネットワーク加盟組織はAに力を入れています。これはとても大切です。しかし、被害当事者は警察と関わることができない場合も多く、あるいは警察の手からはなれても傷が回復することはありません。その中を地域で生きていくには、行政の関与が不可欠です。当事者自助グループの意義、必要性はBのつながりの場であると同時に、@に向けての情報発信主体となります。ファミリーズでは被害者遺族の講演活動を基本計画具体化プロジェクトとして@に位置づけて実施しています。
自殺対策についても、これまで@が中心で、Bは手薄でしたが、自殺対策基本法で遺族支援が明記されたことで、これから動き出すと思います。NPOライフリンクが自死遺族支援のための分かち合いの場の立上げ支援をしています。自殺対策ではBがある意味では、そのまま@A(予防、未遂者支援)につながります。

犯罪被害者遺族支援と自殺対策との共通の水脈は、Bにおける遺族支援のなかにあると考えます。
ファミリーズがグリーフワークに関心を向けているのも、こうした観点からです。

(以上引用)

新年度も基本的な姿勢は変わりません。

草の根で、ともに考える取組みを地道に続けていきたいと思います。






内閣府からの協力依頼[2008年03月30日(Sun)]

内閣府からアンケートの協力依頼が届いています。

昨年、3つの検討会による最終とりまとめが行われましたが、支援のための連携の検討会で、犯罪被害者支援に携わる関係機関・団体の連携を強化するために、支援を行う際の留意点や連携方法等をまとめた「犯罪被害者支援ハンドブック・モデル案」を内閣府で作成することとなっていました。

その準備のためのアンケートを4月初めに行うことの協力依頼です。

注目すべき点は、アンケート回答にあたって、「モデル案の作成を被害者の方のご意見を十分に反映させたものとするため」アンケートを実施するので、「ご回答は、被害者の方の視点からご意見をいただければ」と付記されている点です。

被害者団体と被害者支援団体との両方に送られている協力依頼文なので、支援団体が、どれだけその地域の当事者の視点から考えていくことができるかが問われているようにも思えます。

支援者のための支援連携ではなく、当事者の視点から支援連携がなされることを最終とりまとめへの意見として提出していただけに、内閣府がきちんとした視点で、ハンドブック・モデル案を作成しようとしている点に注目しています。

「当事者の声を施策に反映してほしい」ということは当たり前の声なのですが、繰り返し繰り返し伝えていかないと形にはなりません。

最近ある方が、「NPOの草の根の活動が、社団法人へも良い影響を及ぼしているようですね」と言ってくれました。見る人は見ています。先週、あすの会のメンバーを招いて被害当事者の声を聴く県民講座をサポートセンターが初めて開催したことを指すのでしょう。3年がかかりました。

ただ、地域での連携はまったくできていない点が、とても残念です。

今回社団法人サポートセンターの役員構成が刷新されました。新しい役員の方たちに期待しています。当事者の視点を大切にした支援を考えてほしいと願っています。

「支援者と被害者は対等」というフレーズの両義性に気づいてほしいと思います。





日本財団助成事業もあと一息[2008年03月30日(Sun)]

2007年度の日本財団助成事業もあと一息。

来年度助成は犯罪被害者支援はカットされ、自死遺族支援だけに絞り込まれました。

全国被害者支援ネットワークに加盟していない小さな団体には、なかなか厳しい環境が続きます。活動の中身をきちんとみてほしいのですが、まだまだ「おもい」を「かたち」にして伝え切れていないのかもしれません。

「分かち合いの場」立上げは、日本財団担当者の方と当初協議していた以上の進展で、自死・突然死の遺族の方たちのゆるやかな「分かち合いの場」を昨年8月から立ち上げ、昨日で8回目のグループ・ミーティングを開催できました。

センターが自助グループを運営するのではなく、当事者の方たちが大切な場として育てていくのをお手伝いする関わりができたらと願っています。

岡山はきょうは雨。

安心して語れる「場」が来年度も増えていくよう、予算はなくても、小さなNPOとして、知恵を絞りたいと思います。





事業実施報告書の反響[2008年03月29日(Sat)]

年度末もあとわずかです。

助成事業実施報告書の3月発送分の第一便を昨日何とか郵送したところ、さっそく今日はお礼の電話が事務局にあり、この1年間がんばってきて良かったと、しみじみ思います。

まだ残りの発送作業と、報告書の仕上げがたくさん残っていますが、もう一がんばりです。







大切な人を亡くしたあなたへ[2008年03月29日(Sat)]


毎週土曜日午前10時から午後4時まで「身近な人、大切な人を失った方のための電話相談」を行っています。きょう3月29日も受け付けています。

受付は、086−245−7831 です。

昨年4月から犯罪被害者遺族の方だけでなく、事故、自殺や突然死で身近な人、大切な人を亡くされた方のための電話相談を始め、多くの方から電話をいただいています。すぐに電話できない方も、話したい気持ちになったとき、遠慮なくかけていただければと思います。

昨年8月から毎月1回、大切な人・身近な人を亡くした方のため、同じような思いを語ることのできるグループ・ミーティングを開催しています。次回の「分かち合いの場」は、岡山県倉敷市内で、4月27日(日)午後1:30からです。

深い悲しみや亡くなった方への思いなどを遠慮なく話せる場がないことを痛感しています。少しずつ、つながりができていけばと思っています。

分かち合いの場に参加を希望される方、詳しいことを知りたい方は、土曜日の相談電話にお電話ください。






少年の死から9年[2008年03月28日(Fri)]

3月28日の山陽新聞朝刊デスクノートから。

水ぬるむ三月とはいえ、周囲を山に囲まれた備前市三石地区を流れる金剛川の水は、肌を刺すほど冷たかったに違いありません。
9年前の3月18日、一人の少年が先輩ら3人から暴行を受けた末にその川に突き落とされ、人間の尊厳を奪われた無残な死を遂げました。
少年は、市原圭司さん=当時(18)。二男を失った母親の千代子さん(54)は「おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ」などの活動に参加。刑事裁判や少年審判の改善などを訴え続けてきました。
当事者にとっては、もどかしいほどゆったりとした歩みでしょうが、2005年4月に犯罪被害者等基本法が施行されるなど、犯罪被害者をめぐる社会的状況は少しずつ変化してきました。
市原さんも昨年、県内各地の中学、高校約30校で、命の大切さをテーマに講演。学校だけでなく、警察官や裁判官、書記官、少年院の子どもたちなど、その対象は徐々に拡大しています。
講演活動を優先するため、昨年、ホームヘルパーの仕事をやめた市原さん。彼女を突き動かす原動力は、18歳のままの圭司さんの存在です。
命日の前日、自宅を訪ねました。少し髪を染めて親指を立てポーズを決める遺影に出会いました。市原さんは「あの子は友達が多く、女の子にも結構人気があったんです」と話してくれました。
その言葉は母親としての優しさと同時に、そんな息子がなぜ死ななければならなかったのかという消えることのない思いのように聞こえました。

(備前支局・二羽俊次)







協働環境調査報告会での気づき@[2008年03月28日(Fri)]

3月26日、NPO会館研修室で、協働環境調査報告会in岡山2008が開催され、参加しました。

川北秀人さん(IIHOE代表)の報告・解説「第3回協働環境調査から見えてきたこと」をはじめて聞きましたが、テンポよくしかも大変わかりやすく、かつ刺激的な内容でした。(報告会のタイトルが堅いので、データだけの退屈な内容かもしれないと、あまり期待していなかったのですが・・・。)

久しぶりに、報告を聞きながらの「気づき」をノートにメモしていました。

私たちNPOのミッションが「施策に当事者の声を」なので、ある意味で「協働」は大切な概念だと感じていました。たまたま備前県民局、美作県民局との協働事業の体験から「協働」について考えるようになったのですが・・・。

少しずつ、報告会での「気づき」をご紹介していきたいと思います。





放置された暗黒〜施設内虐待[2008年03月27日(Thu)]

きょうは語る言葉がない。

暴力にさらされ続けた子どもたちが、恐怖と不信により奪い取られた安心と自分の言葉を、自分の手に取り戻すために、どれだけ長い時間をかけて苦しみ、もがいて生きてきたかを、ぬくぬくと育った大人たちは理解することはできないのかもしれない、という無力感。

真実を求めて、大人に助けを求めても、大人たちは再び子どもたちを暗黒に突き落とす。

助けてもらえないことがわかれば、もう誰も助けを求めることはしないだろうし、暗黒の世界はいつまでも無法地帯のまま。

暴力で口を封じられた子どもたちが、わずか3年で暴力に立ち向かおうと思えばできたはずだと、形式的に考えることのできる良識を代表する大人たちの感覚の冷たさ。

保護者がいない子どもたちの施設の内部で起こる施設内虐待は、抗議していく大人がいないだけに、最後まで誰も助けてくれない暗黒の世界であることを、もっと知ってほしい。









「命の大切さを語り継ぐまちづくり」冊子完成[2008年03月26日(Wed)]

岡山県美作県民局との協働プログラム「命の大切さを語り継ぐまちづくり」の初年度事業報告を兼ねた68ページの小冊子が完成しました。

県民局への実績報告書の提出も終わり、3年計画の初年度を無事終えることができました。

教育事務所や保健所とも連携しつつ、2年目に向けて事業を展開していくうえで、この冊子は貴重な資料となります。

あすは年度末の発送作業となります。





■ジュリスト特集「加速する法教育」■[2008年03月25日(Tue)]

文献紹介です。

法律雑誌ジュリストbP353(2008.4.1)が特集1で「加速する法教育」をとりあげています。

「法務省における法教育推進の現状と展望」
       法務大臣官房司法法制部参事官 佐々木宗啓
       同大臣官房司法法制部付 大谷太

「司法制度改革と法教育」
       前検事総長・弁護士 松尾邦弘

「学習指導要領の改訂に関する中央教育審議会答申について」
       文部科学省初等中等教育局教育課程課専門官 神山弘

「としょかんライオン考〜子どもとともに法を考える」
       東京大学教授 大村敦志

「法教育に期待されていること」
       関西学院大学教授 田中成明

「学校教育から見た法教育の課題と展望」
       岐阜大学教授 大杉昭英




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