岡山県いじめ防止推進大会[2010年05月31日(Mon)]
きょう5月31日(月)、午後1時から岡山衛生会館・三木記念ホールで岡山県教育委員会主催の「岡山県いじめ防止推進大会」が開催されました。
NPOから市原千代子さんが第二部のパネルディスカッションにパネラーとして参加しました。
大会は午後1時からでしたが、パネラーやコーディネーターとの事前打合せがあり、早めに会場入りし、簡単に打合せをした後、昼食を皆さんとご一緒し、午後の大会にのぞみました。
第一部は、鳴門教育大学大学院学校教育研究科の阪根健二准教授による「いじめ問題の解決に向けての大人・教師の役割」についての講演でした。
ご自身の中学校での教師時代の取組みや現職での学生との関わりや研究の中から豊富な事例を話され、講演中に聴く側はアンケート用紙(マークシート)に記入しながらという形式での講演でした。
事前打合せの際、阪根先生は岡山県教育委員会と以前から継続的に関わりがあってか、報告書で「命の授業」のことを知ってくださっていました。
第一部終了後15分の休憩を挟み、第二部の「いじめの未然防止のために必要なこと〜いじめを生まない人間関係づくり・環境づくり〜」についてパネルディスカッションとなりました。
パネラーは、邑久小学校(瀬戸内市)の先生と宇野中学校(玉野市)の先生、落合高等学校の生徒会代表の女生徒の方と市原さんで、コーディネーターは前半に講演をされた阪根先生でした。
パネルディスカッションでは、市原さん以外は日々学校で過ごされており、それぞれの方々の学校での「いじめの未然防止に向けて取り組まれていることなどを具体的に話をされ、依頼のあったときだけ学校に出向いている市原さんとは立ち位置の違いがあったため、市原さんとしては少し場違いな違和感を感じながらの発言となったかもしれません。
時間的にも10分ほどずつ2回だったので、きちんと伝えられたかどうか心許なく思いました。
そういう状況ではありましたが、コーディネーターの阪根先生がきちんとまとめをしてくださって、なんとか無事にパネルディスカッションを終了しました。
全てが終了後、控え室に戻りましたら、岡山市内の小学校の先生がわざわざ控え室まで来られ、「もし講演をお願いしようと思ったら、どういう手続きをとらせてもらったらいいのでしょうか」との申出をいただきました。
ありがたいことだと思います。