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デートDVの深刻さ[2009年07月20日(Mon)]

なぜか今秋はDV関係の講演依頼が多いと思っていたら、やはり岡山県のデートDV対策に注目が集まっているらしいとわかりました。

三重からの講演依頼の詳細を見て理解しました。

来週の日曜の講演用のパワーポイント資料を作りながら、2005年2月のファミリーズ初日の相談電話がデートDVに関するものだったことを思い起こしています。

そこから関係機関、NPOと一緒に動きつつ、デートDV防止プロジェクト・おかやま設立へとつながりました。

ファミリーズの行政・NPO協働事業の展開と、並行してデートDV防止プロジェクトの官民協働も進みました。

ただ、取組みが進む一方で、デートDVに関係する殺人事件の報道に接する機会も少なくありません。「デートDV」という言葉が軽く聞こえてしまうのが、いつも気になるところですが、犯罪被害者支援の現場では、DV関連の殺傷事件に接する機会は多く、いつも緊張した状況が続きます。









統計から見た被害者支援の実績って何?[2009年07月20日(Mon)]

被害者支援センターの統計が今月から一部明瞭化されました。

これまでは、新規相談なのか継続相談なのか曖昧だった電話相談が、新規と継続を区分したため、新規相談件数は低迷していることが明確になりました。

電話相談件数が少ないことは決してマイナスなことではないので、気にする必要はないと思います。被害者で電話をかけるところまで、たどりつける方はごくわずかですから。

仮に、毎月20日間開設して1日6時間待機して、月に15件前後の電話で、その半分が犯罪被害とは無関係の相談であったとしても、真に支援を求めている人が電話をかけてきたときに、きちんと対応できる人がそこにいるかどうかの方が重要だと思います。

NPOに関しては、支援につながるケースは自ら電話をかけてくる場合よりも、他機関からの橋渡しの場合の方が多いのが実情です。支援センターの場合はどうなのか統計だけからはよくわかりません。

今後は支援実績統計についても、回数ではなく、プライバシーに十分配慮したうえで、人単位でも計上されると大変わかりやすい統計になると思います。

電話相談と異なり、直接支援の対象人員は、補助金の費用対効果を考えるうえで、重要になってくるでしょう。もちろん、たった一人でも、支援機関につながって丁寧な支援がなされたら、支援センターの存在意義はあると思います。あとは大がかりな組織が本当に必要かどうかを吟味する必要が残ります。








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