被害者参加裁判・勉強会(第3回)ご案内[2009年03月18日(Wed)]
3月21日(土)午前11時から12時まで、犯罪被害者遺族のための被害者参加制度勉強会(第3回)を開催します。
多くの犯罪被害者の方たちが街頭署名や議会陳情を重ねて、2004年12月に犯罪被害者等基本法ができ、当事者の声を丁寧にヒアリングして2005年12月に犯罪被害者等基本計画が閣議決定されました。
それと平行して法務省では刑事法制の見直しを行い、刑事訴訟法が改正され、2008年12月1日から、被害者参加制度がスタートしました。
制度を定着させていくには、被害者の方たちに情報がきちんと届くことが大切です。
検察庁も、法テラスも、被害者参加制度に深く関わっています。そして、何よりこの制度を切望していた全国犯罪被害者の会(あすの会)の方たちも制度が定着するまで注意深く見守っています。
まず地域で被害者に情報がきちんと届き、混乱期に支援を受けつつ、参加するかどうかの選択をしていくことは、被害後を生きていくうえでも当事者にとって大切なことです。
私たちはNPOのミッション実現のため、地域で被害者が情報から孤立しないよう、被害者遺族だからこそ安心してつながることのできる場を今回も作っていきたいと考えています。
毎月第3土曜日にしばらくの間、継続して被害者参加制度の勉強会を開催し、情報提供を行っていきたいと思います。
すでに3月12日に県外の裁判所で裁判に参加しました。
参加の意義と活用方法について具体的に考えていきたいと思います。
勉強会に参加希望のご遺族は、事務局(086−226−7744)までご連絡ください。
今回は、当事者による当事者のための情報提供という形式をとるため、NPOメンバー、関係機関、マスコミの方の協力参加はありますが、当事者の方については犯罪・交通死遺族の方だけとさせていただいています。
ご支援、ご協力をお願いいたします。