被害者参加制度・情報交換会@[2009年01月17日(Sat)]
1月17日(土)午前11時からNPO主催で被害者参加制度・情報交換会(第1回)を開催しました。
きょうは被害当事者としてNPO副理事長・高橋幸夫さん、同理事・市原千代子さんに参加いただき、新聞・報道記者の方たちも含めて、10名で勉強会・情報交換会を行いました。
代表から、被害者参加制度が導入された経緯、背景。制度利用の対象、方法、内容。そして、相談現場で留意すべきことについて概説し、高橋幸夫さんから、犯罪被害者が蚊帳の外におかれてきた状況、なぜこの制度が必要とされているかを語っていただきました。
被害者参加制度が定着していくには、混乱期の被害者とともに、傍らで支援者が、問題を一つひとつ一緒に考えていくことが大切であることを再認識しました。
この情報交換会は、すでに参加申出をしているご遺族を支援する過程で、直面する課題を共有し、ともによりよい支援をめざすために、毎月第3土曜日午前11時に継続開催していきます。5月からは裁判員制度も始まり、より一層被害者参加制度の持つ意味も大きくなっていきます。
当事者の視点から、声がつながる場を作りつつ、その声を形にしていけたらいいなと思います。
次回は、事前広報をもう少し広く行えると思いますので、被害者参加を希望されるご遺族で、どうしたらよいか迷っておられる方や他の被害者遺族の方の話を聴きたい方は、NPO事務局(086−226−7744)川崎弁護士まで、ご連絡ください。