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警察学校での講義[2008年09月19日(Fri)]

昨日9月18日(木)、岡山県警察学校で、市原千代子さんが被害者遺族の立場から講演を行いました。

中堅実務者の方を対象としたものでした。内勤や警備車両整備等の実務に携わっている方たちです。

一昨年までは被害者対策専科の方々対象に年一度だけの講演でしたが、昨年度から次々と依頼をいただくようになりました。県警が犯罪被害者の問題にきちんと取り組もうとしてくださっていることが伝わってきます。

以前にも触れたように、2005年末に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において警察庁の取組課題として、「職員等に対する研修の充実等」が二次的被害の防止策として掲げられており、その中に「警察において、採用時及び上位の階級または職に昇任した際に行われる教育、専門的知識を必要とする職務に従事する実務担当者に対する教育・研修、被害者・遺族等を招請して行う講演会、被害者対策室担当者による各警察署に対する巡回教育、被害者支援の体験記の配布等、職員の犯罪被害者等への適切な対応を確実にするための教育・研修等の充実を図り、職員の対応の改善を進める。」とあることを具体化していくために現場から動いているものだと思います。

昨年度から岡山県警の被害者支援室の方たちの心強いバックアップのもとで、NPOとして被害者の声を少しでも多くの人に届けるべく、努力しています。これから、日程はかなり厳しくなりますが、それでも突き動かされる思いがあります。一つひとつ地道に積み重ねていきたいと思います。

講演予定の最新版を確認すると、今年度4月からだけでも県警内部で6回も話をさせていただいていて、6回の受講者の人数を集計すると約200名になります。

多くの警察官の方々が市原千代子さんの話を聴いてくださっていることが分かりました。今後も、年明けまでに7回の講演の場をいただいていて、今年度だけで、一体何名の警察官の方にお話しを聴いていただくことになるのだろう、と考えると、県警の方々が、本当にきちんと被害者問題に取り組もうとしていることを再認識しました。




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