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千の風になってH[2008年02月14日(Thu)]

妹が突然亡くなって半年。

17日のフォーラムの準備、年度末の助成事業報告書の作成と、あわただしく時間だけが過ぎていくが、この1か月も本当に長かった。ただ、なぜか妹のことを思い起こす機会が増えたような気がしている。寒さのため、気分が冷え込んでいるせいか、深い水脈に近いところに気持ちが降りていきやすいのかと思う。

この1か月間をふりかえると、多くの遺族の方たち、遺児たちと接しているのだが、お一人お一人の深い水脈まで降りていこうとするなかで、自分の力の限界も感じつつ、逆に事件・事故後を生きているご遺族の姿から、励まされたり、力をいただいたりすることの方が多かったようにも思う。

あまりにも大きな傷つきの中での無力感を前に、しばらくは立ちすくむことも必要なのかもしれないと思う。どうしても簡単に割り切って次に進むことはできない。それは専門家と呼ばれる人間であっても同じなのではないかと思う。

安克昌さんの「心の傷を癒すということ」をもう一度ゆっくり読んでみたいと思う。
















県学校警察連絡協議会で講演[2008年02月14日(Thu)]

NPOとして「命の授業」の実践を地道に重ねていますが、きょうは岡山県学校警察連絡協議会、平成19年度第2回総会にお招きいただき、代表がNPOの活動紹介をし、市原千代子さんが県警・県教委・県との協働事業「心と命の教育活動」について、子どもたちにどのような話をして、どのような反応があったかを、昨年の20校での実践のなかから、具体的にお伝えしました。

各地区の学校警察補導連絡協議会等の会長、警察、教育委員会のそれぞれ関係者の方たち85名が参加されていたので、きょうの「命の授業」の取組みを各地区に持ち帰っていただき、広がりができていくのではないかと思います。

学校警察連絡協議会の活動重点目標として、「暴力等問題行動対策」「規範意識の向上対策」「児童生徒の安全確保対策」の3つが掲げられており、「心と命の教育活動」については「規範意識の向上対策」として位置づけられています。

規範意識を育てて行くには、「法律はこうなっている」「悪いことをすればこうなる」という社会の枠組みを伝えていくと同時に、「被害に遭うとはどういうことか」「命の大切さ、かけがえのなさとはどういうことか」を子どもたちの心に届くように伝えていくことがあわせて必要なのだと思います。

いつも市原さんが伝えるのは、皆が待ち望んでいた誕生、いろいろな思いを抱きながらの子育ての大変さ、など、子どもたちが多くの人たちの手によって大切に育てられてきたことを再確認すること。そして自分を大切にし、他人も大切にすることの意味です。

さらに、悩みもがきつつ自分の生を手探りでつかもうとしていた圭司君のありようや、関わってくれた周りの友達など、一人ひとりの同年代の子どもたちの視点が、示されることで、話を聴く子どもたちも、親の思い、自分の思い、友達の思い、と重ね合わせて話を熱心に聴いてくれていることが、感想文から伝わってきます。

17日はこうした思いをおそらく共有して、全国各地でいのちを語り継ぐ実践をされている遺族の方たちを岡山にお招きして、「いのちの教育フォーラム」が開催されます。







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