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被災地支援のニュースから[2014年03月02日(Sun)]

NPO事務局あてに東北大学の被災児童支援に関するNPOアンケートが届いていた。

NPOとして遺族支援を行うなかで、被災地を思うことは多々あったが、直接被災地に出向いての支援は行っていない。高橋副理事長が宮城県警に出向き、行方不明者の家族に接する警察官を対象に講演を行い、間接的な支援を行っただけである。

3月に入り、ニュースでも被災地が取り上げられつつあるが、東北や福島が忘れ去られているのではないかと思うほどの昨今のメディアの衰退ぶりを悲しく思う。

リンクが消えてしまう前に1日のNHKニュースを引用しておきたい。

(以下引用)

震災で困窮の子ども 全国で5.8万人

3月1日 4時43分

東日本大震災で保護者が仕事を失ったり死亡したりして経済的に困窮し、国が学費などを支援した子どもは、昨年度5万8300人余りに上ることが文部科学省のまとめで分かりました。

国は、東日本大震災で保護者が仕事を失ったり死亡したりして、経済的に困窮している子どもを対象に、学費や給食費などを支給する支援制度を設けています。

文部科学省によりますと、昨年度1年間にこの制度の対象になった子どもは、被災地だけでなくすべての都道府県にいて、合わせて5万8352人に上りました。

前の年度より9000人余り減っていますが、依然として経済的に厳しい状況に置かれている子どもが多いことが分かりました。

内訳では、幼稚園児が1万1540人、小中学生が2万9038人、高校生が7011人となっていて、都道府県別では宮城県が最も多く3万2181人、福島県が1万3060人、岩手県が4732人となっています。

この制度は、来年度までの臨時的な措置とされていますが、被災地の自治体によりますと、支援を受ける子どもの数はほとんど減っていないということで、制度の延長を求める声が上がっています。

被災地で就学支援に取り組むNPO法人「キッズドア」の片貝英行事務局長は、「通学や部活動、家庭での学習など、震災前には当たり前だったことがまだまだ回復していない。

子どもが安心して学べる環境と、生活を支える金銭的な保障が必要だ」と話しています。





6月の理事会から[2012年06月16日(Sat)]

きょう6月16日は第3土曜日で定例のNPO理事会の日でした。

毎月この理事会は活発な意見交換ができ、活動報告と今後の企画立案など盛りだくさんです。

といっても堅苦しい雰囲気はなく、一番リラックスした和気藹々のNPOのミッション確認の場でもあります。

当事者メンバーとボランティアメンバーが七年間あうんの呼吸で、ここまでやってこれたことは感慨深いものがあります。

岡山NPOセンターの方たちをはじめとした周囲の方たちのバックアップもあり、今年度も草の根の活動を展開していくことを再確認しました。

すでに講演依頼は今年度は例年以上のペースで入ってきており、嬉しい悲鳴です。

今月末から来月にかけて、これまでの

「命の授業」プロジェクト

に加え、

「グリーフサポート」プロジェクト

「体験交流」ブロジェクト

「基盤整備」プロジェクト

を順次立ち上げて、多くの方たちに力を貸していただきつつ、アメーバ状に活動の輪を広げていけたらと思っています。


hato.JPG



あれから7年・・・[2012年01月22日(Sun)]

きのうは毎月第三土曜日、定例の理事会開催日でした。

ファミリーズとして当事者活動を続けて、この2月でまる7年になろうとしています。

犯罪被害当事者と、その周囲の理解者・支援者が、ともに考え、活動することを第一に考えて、ここまでやってきました。

昨日はオブザーバー参加の方も含めて、ファミリーズ立ち上げ当初の寒い二月を知っている方ばかりの集まりだったので、とても懐かしく、またあたたかい場となりました。

NPOの理事会が、もう一つの自助グループの場でもあるのではないかと感じるこの頃ですが、本当に中長期の関わりを大切にして、ここまでやってこれたことに感慨深いものを感じたひとときでもありました。

県内の市町村は犯罪被害者支援条例を三月までにはすべて制定し、この後は具体的な施策推進が課題となっていきます。

体験交流研修に参加してくださった方が、犯罪被害後を生きる当事者の方たちとの交流のなかで、あたたかいものを感じて帰っていかれる姿に接して、こうした小さな機会を草の根の取組みとして大切にしていきたいなと思っています。

今年は大きなことはできないと思いますが、小さくても確実に理解の輪が広がっていくよう、努力していきたいと、あらためて感じました。








NPOにとっての情報発信[2012年01月14日(Sat)]

今朝ツイッターのタイムラインを追っていると、山口県防府市でNPOのための情報発信・活用講座が開催されているとのお知らせを目にしました。

以前、岡山NPOセンターで講座を受講したことのある日本財団・山田泰久さんが講師をされ、ユーストリーム中継ありということで、午前中しっかり拝聴しました。

以前お聞きした時と比べて、ツイッターやフェイスブックを駆使してのNPOの情報発信の戦略が明確に見えてくる内容だったので、最近もやもやとしていた部分が整理できて、すっきりしました。

ホームページ→ブログ→ツイッター→フェイスブックという順にNPOファミリーズもソーシャルメディアを活用していますが、やはり活動を理解してもらい、理解の浸透をはかっていくには、各媒体を総合的に駆使していくことが大切だなぁと感じました。

ちょうど新年からブログの活用方法をもう一度みなおしていくことを考えています。

情報を必要としている方がおられるのに、その手元に必要な情報が届いていないのが、被害者支援の現場なのかもしれません。

誰に向けて、どのような方法で、何を伝えていくのか、しっかりと考えていきたいと思います。

山田さんのスライド資料等は下記ブログをご覧ください。とても理解しやすいです。


日本財団・山田泰久さんのブログから


ブログによる情報発信の原点に立ち返って[2012年01月06日(Fri)]

昨年はNPOの活動日誌でもあるブログの更新をほとんどできませんでした。

ただ活動は今までと変わらず地道に広がりを見せていました。

やっと2011年末までのバイオグラフィを整理できました。

更新が止まっている間も、被害者参加制度の活用について情報を求めている被害者遺族の方や、全国各地の犯罪被害者施策担当の方、警察関係者の方たちが見てくださっていることは直接、間接に伝わってきていました。

今年はお役に立てる情報発信に努めていきたいと思います。


ファミリーズ・ブログ(バイオグラフィ)







被害者理解の原点に立ち返って[2011年10月17日(Mon)]

このところ、ブログは立ち枯れ状態なのですが、NPOメンバーはこれから11月、12月にかけて全国各地での講演に出向くため、大変あわただしくなります。

そんな中、ある地方自治体の職員研修を受託している関係で、資料作りを行うなか、よくある質問である「個々の犯罪被害者への支援は、行政の中立性・公平性との関係で問題になりませんか。」への回答して、2005年12月に閣議決定された犯罪被害者等基本計画を再度確認する機会を得ました。

地域の方たち、また行政の窓口職員の方たちに是非よんでいただきたい一文です。

私も大変分厚い基本計画の中で、もっとも好きなフレーズで、力と勇気をもらい、原点に立ち返ることのできるフレーズです。

(以下引用)

「犯罪被害者等は思いがけず犯罪被害者等となったものであり、我々の隣人であり、我々自身でもある。

国民の一人ひとりが犯罪被害者等のことをよく理解し、配慮し、尊厳を尊重して支えることが健全な社会の証である。

犯罪被害者等の居場所は、我々の隣に、地域社会の中にあるのであって、そこで暮らし続けられるように支えなくては、犯罪被害者等の平穏な生活は還らない。

また、国民の誰もが犯罪被害者等となる可能性が高まっている中、犯罪被害者等に対する社会の支援は、犯罪等に対する拒否の強いアピールとなって安全で安心な社会づくりの基盤となるものである。

(以上引用)





インターンシップ事業への協力の意味[2011年09月12日(Mon)]

最近、ブログの更新が遅れがちであり、情報発信担当として反省しています。

しかし、今日はブログのアクセス数がいつもの倍になっています。

先週からNPOに学生インターンの方が来てくれて、事務作業も含めて手伝ってくれており、金曜日は懸案の報告書の全国発送ができたので、関心をもって、このブログにアクセスしてくださった方も少なくないと思います。

今年度は、岡山NPOセンターさんが、@昨年に引き続き、学生・社会人インターンシップ事業を企画しており、さらにA岡山県備前県民局とともに行政職員のための一日インターン事業も企画されました。

今回、@、Aともに受入NPOとして協力する中で、たくさんの気づきをいただいています。

少しずつ、こうした気づきを発信していけたらと思います。






トラウマティック・ストレス誌編集部への原稿[2011年07月03日(Sun)]

トラウマティック・ストレス誌から執筆依頼のあった原稿をやっと提出できました。

下記ホームページのとおり、トラウマ関連の学会誌であり、4000字で「フィールドだより」欄にNPOファミリーズの紹介記事をという依頼でした。

活動紹介だけでは筆が進まなかったのですが、NPOのミッションにさかのぼり、なぜ当事者活動が始まったのかという点から書き始めると、まさに大きなトラウマとの6年半にわたる闘いの歴史でもあったことを再確認し、一気に完成できました。

NPOとして足もとを見つめ直し、濃密な振返りの貴重な機会を与えていただいたことを、編集部に感謝したいと思います。

9月号に掲載予定です。


トラウマティック・ストレス誌





5月の被害者支援実績統計[2011年06月03日(Fri)]

昨年まで毎月、直接支援の実績統計を被害者支援センターと同じ形式で公表してきましたが、今年1月から当分の間、公開を中止しています。

統計内容から事件当事者が特定されるおそれがあることと、被害者相談・支援について、NPOだけでなく、メンバー個々にNPOとは関係なく、個別支援を行う事案も増えてきつつあるためです。

また、支援センター(VSCO)は3月29日に早期援助団体になったこともあり、さらに直接支援に力を入れていかれるものと期待しています。

NPOは、当事者団体としての特質を活かして、異なる視点から関わっていきたいと思います。

気になる方のために、情報だけはアップしていきます。

ちなみに、5月中にお会いしたり、お話しして関係機関との具体的調整に関わらせていただいた被害者、被害者のご家族、ご遺族は8事件のべ15名(ただし、DV事件は保護命令関連事案ないし緊急保護事案のみ計上)でした。







山陽新聞夕刊・一日一題(まとめ)[2011年06月02日(Thu)]

山陽新聞夕刊のコラム「一日一題」の火曜日を4月、5月と担当させていただき、貴重な経験ができました。

振り返りも含めて、元の原稿のままですが、ブログ記事を8題、整理してみました。

よろしければ、ご覧ください。



4月05日(火) @ 被災地を思いつつ


4月12日(火) A 遺児と孤児の間


4月19日(火) B 手のぬくもりに


4月26日(火) C 偏見と二次被害


5月10日(火) D 許された危険


5月17日(火) E グリーフワーク


5月24日(火) F 家族という洞穴


5月31日(火) G 命を思いつつ





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