熊本商業高校での「命の授業」[2012年05月23日(Wed)]
きのう5月23日にNPOから市原千代子理事が熊本に出向き、県立熊本商業高校で「命の授業」を行いました。
全校生徒1130名と教職員、県警の方々と被害者支援センターの方々など1200名余りの方が耳を傾けてくれました。
話が終わった後、生徒会長(男子生徒)が感想を述べてくれ、もう一人の男子生徒が花束贈呈をしてくれましたが、花束をもらった後、市原さんが2人に「握手をして・・・」とお願いをしたところ、二人ともしっかりと市原さんの顔を見ながら握り返してくれました。
帰るために校長室を出たところでも、体操服を着て荷物を抱えた女生徒が校長室前を通りかかり、彼女は市原さんを認めてすぐに「ありがとうございました」とにっこりと笑いながら声をかけてくれたので、思わず「握手して・・・」と声をかけたら、その女生徒は嬉しそうに駆け寄ってきて、うなずきながらしっかり握手をしてくれました。
その後玄関を出たところでも数名の女生徒に出会い、彼女たちからも「ありがとうございました」と言ってもらい、教頭先生や県警の方に見送られて学校を後にしました。
3月末から少し間が空いての「命の授業」だったので市原さんも不安がありましたが、そんな風に今年度の「命の授業」もスタートしました。