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7月の「命の授業」A〜奈良・橿原学院高校で[2011年07月16日(Sat)]

7月12日(火)、NPOから市原千代子理事が奈良県橿原市に出向き、橿原学院高校で「命の授業」を行いました。

朝10時からの講演なので、前泊で11日から奈良に入りました。

朝、奈良から橿原に向かう通勤ラッシュ時間を避け、少し早目に県警の方が宿に迎えにに来てくださり、県警の方と橿原市内に向かいました。

途中橿原署の方と合流し、橿原署の方の先導で学校に向かい、講演前に校長先生や生活指導の先生や橿原署の方々とお話しした後、体育館に移動し「命の授業」を行いました。

話を聞いてくれたのは全校生徒320名と教職員、そして奈良県警の被害者支援室のお二人と橿原署の方々で、先に橿原署の方が”身近にある犯罪被害”という話をされ、その後を繋いでいただきました。

この日は曇りで、体育館の扉や窓は開け放ってくれていたので、ときどき涼しい風も入ってきて、過ごしやすい状況ではあったのですが、話をしているスーツの背中を汗が流れているのを感じる時間もありました。

そんな中でも、子どもたちも先生方も本当に真剣に聴いてくれていたのですが、途中で最後尾に座っていた女生徒が気分がなくり、タンカで運び出されるというアクシデントがありました。

ただ、生徒達は大きく崩れることなく、最後まで真剣に聴いてくれていました。

講演終了後、校長室に移動するために体育館の外にでた際、タンカで運ばれた女生徒が先生の肩を借りてこちら歩いてくるのが見え、体育館の外で聴いてくれていたことがわかりました。

少し距離はあったのですが思わず「大丈夫?(聴いてくれて)ありがとう」と声をかけました。

そうしたところ彼女は「大丈夫」というようにしっかりうなずいてくれ、聴いてくれたことに感謝するとともに、大丈夫そうなことに安心しました。

その後再度校長室で、校長先生や生活指導の先生や橿原署の方とお話ししたのですが、その中で橿原学院高校の子どもたちの様子をお聞きすると同時に、今を生きる子どもたちの事が話題に上り、それぞれの方と共通する思いがあることを確認することができました。

全て終了後、奈良市から南側は初めてということもあり、飛鳥の方に少し足を伸ばして、石舞台古墳(大きな石を積み上げた古墳)などを見た後、近鉄奈良駅から帰途につきました。

こうして奈良での「命の授業」は無事終わりましたが、被害者支援室の女性警察官の方から「若い警察官にも、市原さんの話を是非聞いてもらいたいと思った」と言っていただき、もう一人の方や橿原署の方からは、「今後も是非”命の授業”をやりたいと思っているので、これからもよろしくお願いします」と言っていただいたので、たぶんまたそう遠くない時期に奈良のほうにお邪魔することになりそうな気がします。






この記事のURL
https://blog.canpan.info/families/archive/2759
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