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警察学校で講演[2009年02月23日(Mon)]

2月23日(月)、岡山県警察学校で、市原千代子さんが被害者遺族の立場から講演を行いました。

巡査部長任用科の方々37名を対象とした講演でした。

以前は被害者対策専科の方々対象に年一度だけの講演でしたが、昨年度から次々と講演の依頼をいただくようになりました。県警が犯罪被害者の問題にきちんと取り組もうとしてくださっていることが伝わってきます。

以前にも触れたように、2005年末に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において警察庁の取組課題として、「職員等に対する研修の充実等」が二次的被害の防止策として掲げられており、その中に「警察において、採用時及び上位の階級または職に昇任した際に行われる教育、専門的知識を必要とする職務に従事する実務担当者に対する教育・研修、被害者・遺族等を招請して行う講演会、被害者対策室担当者による各警察署に対する巡回教育、被害者支援の体験記の配布等、職員の犯罪被害者等への適切な対応を確実にするための教育・研修等の充実を図り、職員の対応の改善を進める。」とあることを具体化していくために現場から動いているものだと思います。

今年度の警察学校での講演はきょうが最終でした。最後ということもあり、これまで以上に、最初に関わってくださる警察官の方々によって引き起こされている二次被害などの具体的な例を丁寧に話すとともに、警察が冊子やリーフレットを渡すときに、「もし困られたら開いてみてください」とか、「(中に)支援組織などが書かれているので、(もし何か困られたら)そちらに相談をされても」という一声を付け加えて渡していただけたら、ということ、そして次に起こってくることの情報提供を、少しだけしておいていただけたらとのお願いもしました。

今年度の一年間を通して、県警の方々、警察学校の皆様には大変お世話になりました。

今後も、多くの被害者の声を警察学校などの機会を通じて、警察の方たちが耳を傾けてくださればと思います。







この記事のURL
https://blog.canpan.info/families/archive/1512
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