法テラス意見交換会(地方協議会)に出席[2009年02月23日(Mon)]
きょう2月23日(月)午後、毎年恒例の法テラス意見交換会(地方協議会)に出席しました。
法テラス岡山地方事務所から活動報告とともに、副所長の板野弁護士による講演がありました。
裁判所、地方自治体、関係機関・団体など多数の参加があり、法テラスの犯罪被害者支援の取組みについても丁寧な解説があったので、広報の場として意味があったと思います。
板野副所長の講演は、「最近の刑事司法の動向と法テラス業務について」と題して、@裁判員制度、A被害者参加制度、B被疑者国選弁護制度について、わかりやすいお話でした。
活動報告の中でも触れられていましたが、平成20年4月から平成21年1月までの間、岡山では精通弁護士の紹介は3件、昨年12月からの被害者参加国選弁護士選定は1件(全国で6件)(2月12日現在)といった状況で、まだまだ周知されていないように感じました。
日弁連からの受託業務の犯罪被害者援助については上記期間で14件と昨年から大きく増加しています。このうちファミリーズが弁護士による法的支援のほかに、民間支援として同行支援や病院訪問、自助グループ支援で関わった方が4名含まれています。
もっと活発に法テラスが利用されることを期待したいと思います。