最近、大学生の就職活動解禁の時期が議論になっていますね。 厳しい受験戦争を乗り越えて大学に入学したと思ったら、今度は就職活動。 でも、選びに選んで入った会社が、自分の一生の仕事をする場になることは 奇跡でもあります。 私のお客さまで、大学生の頃から10年近くおつきあいのある方がいます。 彼女は、世間的には一流の大学を出て、学生時代に学んだ英語を活かしたいと、 最終的には、○○省に入り、世間で言う「エリート」の道を選びました。 入省して最初に所属した部署は、地方の部局での海外資料の収集などを行う 地味な仕事でした。 男性が多い職場で、友人もあまりできずに、休みの日もなかなか息が抜けない 環境でした。 彼女が就職して3年が過ぎたころに、突然連絡が来ました。 「今の職場では、自分を活かしきれていない。 転職を考えているので相談に乗ってほしい。」 エリートキャリアの道を進んでいると思ったので、私は驚きました。 彼女の両親や周囲の人は、かなり反対したようでしたが、 彼女の意志は固かったのです。 久しぶりに彼女に会って、どんなことをしていきたいのか、じっくり話を聞きました。 「海外の大学院へ行き、国際関係の勉強をしてみたい。」 そんな言葉が彼女の口から出てきました。 「海外の人々の日常を世界の人に届けたい。」 「日本と海外の違いを問題提起していきたい。」 そんなことも話していました。 何度か会って話を聞き、ようやく今後の方向性が決まりました。 当初の希望はイギリスの大学院への留学でしたが、 2年間専門的な知識を学ぶよりも、外国の人との濃密な異文化コミュニケーションを 重視し、投資する時間とお金を考えての決断でした。 そして、彼女は北欧へ旅立ちました。 数カ月の留学を終えて、再び彼女から連絡が来ました。 「今は、帰国して海外の人のためのシェアハウスの管理人をしています。 書いているんですよ。」 とのことでした。 そう、まさに彼女は、 「英語」 とうキーワードを 省庁勤務→北欧留学→シェアハウスの管理人とウェブメディア記者 という経験を通して、つなげてきたのです。 キャリアは探すものではなく、つながっていくものなんだと思います。 彼女の人生のターニングポイントに、関わることができて私も幸せです。 人は、仕事、人生の節目節目で選択と決断をしなければなりません。 自分一人で悩んでも堂々巡りで問題を解消できない場合、 新しいことにチャレンジしたいけれど、最初の一歩を踏み出せない場合、 自分自身だけで抱え込むのではなく、誰かの手を借りるという選択をしてみませんか? 今なら初回限定で無料コーチングを実施しています。ぜひお試し下さい! ↓ ↓ ↓ 仕事、人間関係、人生設計について気になること、変えたいけどがあるけど、なかなか行動できない。 |