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奥富 宏幸
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愚痴や不満は周りだけでなく自分を不幸にする[2013年09月27日(Fri)]
みなさん一人ひとりが自分の仕事や会社に対する考えがあると思います。

でも、社員が会社に対していろいろと要求があったとしても、会社は社員全員の希望をかなえることはできません。

私は今の会社を含め5社で働いてきました。軍隊のように厳しい会社、全て社員に任せる会社(でも結局は意見がまとまらなかった)、外資系では、自分がやった仕事内容によって給与にものすごい差がでました。リストラ、激務による退職もめずらしいことではありませんでした。他の会社や業界を見てみれば、現在の自分の状況に対する考えも多少は変わるかもしれません。


「会社」は、経営者、株主、顧客、社員とその家族、地域社会などとのパワーバランスをとりながら存在しています。

そして、それぞれの利害者の「会社」への見方は異なります。その認識の相違が、「会社」の存在を時に危うくするのだと思います。


今の状況を嘆いているだけでは、何も変わりません。会社の愚痴を言うのは自由ですが、他の社員や周りの人たちを巻き込むようなことだけはやめてほしいと思います。愚痴や不平不満を言えることが、聞いてもらえることが、ある意味幸せだと思います。


工業デザイナーとして世界的に活躍されている奥山さんも言っています。

『会社に頼り切っている社員ばかりを抱えている会社はもはや生き残れないと思う。
会社からもらう以上のものを会社に与えるくらいの覚悟を社員は持つべきです。
会社からもらってばかりだと、社員が会社を”搾取”してしまうことになる。

学校を出たら自動的に就職できるという考えが、そもそも幻想なんです。
会社に貢献できない人間は今後は採用されなくなるでしょう。現在の就職難はその兆候かもしれない。

ただ、誰にでも貢献できることは必ずある。それをあいまいにせず、他人に説明できるように各自が分析し、言語化する能力が問われる。努力次第で道は開けます。』
基本を忘れない[2013年09月26日(Thu)]
あいさつと笑顔がある会社だと、お客さまからの印象も変わります。
そして、自分の気持ちも落ち着きます。

あいさつの基本は、「相手の目を見て、明るくハッキリと言う」ことです。
そして「自分からすすんでおこなう」ことも大切です。

「おはようございます」 
「こんにちは」 
「ありがとうございます」 
「申し訳ございません」 
「またお願いします」 


が自然に出てくるようになっているのであれば、その会社はかなり社員満足度も高いのだと思いますグッド(上向き矢印)

また、職場をきれいにするとお客様からの印象はもちろん、自分が気持ちいいものです。
マクドナルドのQSC&V(Quality品質,Serviceサービス,Cleanliness清潔さ,Value価値)は有名な考え方ですね。

そして、きれいな職場にすると事故やミスも少なくなります。
ちらかった職場では、気持ちもセカセカします。
一度にたくさん掃除や点検をしようとすると大変なので、毎日少しずつやることが続けるコツです。
<映画>もったいない!(Taste the Waste)[2013年09月23日(Mon)]
この映画「もったいない!(Taste the Waste)」では、世界各国で、食料に関わる人々や専門家の話を聞きながら、直視しなければいけない現実や原因を考えるドキュメンタリーです。まだ上映している映画館は少ないですが、ぜひ観てもらいたい映画です。

全世界で生産される食糧の3分の1が捨てられています。
飢えで苦しんでいる人は世界で10億人います、廃棄食糧で飢えの人を3回救うことができます。
食糧生産にはエネルギーが必要です、世界で食糧の廃棄分を半減すれば、
自動車を半分に減らすほどの温室効果ガス削減効果が見込めると言われています。

日本の事情はどうなんでしょう?
ネットワーク「地球村」のホームページから引用します。

日本の食品の半分以上は、世界から輸入したものです。
私たちは年間 5600万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1(1800万トン)を捨てています。

食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、廃棄量は世界の食料援助総量740万トンをはるかに上回り、3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵しています。
日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。

この家庭からでる残飯の総額は、日本全体で年間11兆円
(旧科学技術庁「資源調査会第123回報告」より)
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額です。
さらにその処理費用で、2兆円が使われています。
日本は食糧の 半分以上を輸入しながら、世界一の残飯大国なのです。

食料廃棄が食料の価格を高騰させ、間接的に世界の飢餓を招いていることはあまり知られていません。

私たちが日々食べる食品は、そのおよそ3〜5割が生産・流通・小売の段階で、食卓に届く前に捨てられています。いわゆる「3分の1ルール」もいい例で、賞味期限という言葉に過剰に敏感な消費者に応えるためにまだ食べられる食品が捨てられています。

「豊富な品揃えと低価格」 − 供給サイドも私たち消費サイドもこのことばに囚われ過ぎたのかもしれません。

豊富な品揃えと低価格を実現するには、供給サイドは大量仕入れが必要になり、資源の奪い合いになります。販売ロスを避けるために、見込み生産をしますが、どうしても余分に作った分、安く売りきろうとします。
安い商品ばかりに囲まれた消費者は、食料・食品に対する愛着がどうしても薄くなってきます。
農家と消費者を直接つなぐ仕組みが安全・安心面からも最近取り沙汰さているのは何とも皮肉なことだと思います。

使う分しか買わない、買ったものは使い切る、作ったものは食べ残さなさい、そういう所から変えていかないと、食糧廃棄の問題は解決しないのかもしれません。

日本が世界に発信できる言葉として、「お・も・て・な・し」とあわせて、「もったいない」もあるのではないでしょうか?

資源は限られている、世界に目を向けてみる、ことも大切な視点だと再認識した映画でした。
人生の「選択肢」を増やすには[2013年09月20日(Fri)]
変化のスピードが速く、周りの環境や情報、人たちに自分の行動が良くも悪くも影響される今日においては、

人生の選択肢を増やすことがとても大切になると思います。

以前のブログでも書きましたが、欧米の人の多くは自分の仕事観というものを持っています。
欧米では、「生きることの一部に働くことがある」、あるいは「生きることと働くことは等しい」感覚です。

好きだから、何か目的を持っているから、という理由で「仕事」を選びます。「会社」を選びません。転職も普通です。休暇を長くとることができる社会全体の共通の認識があるのも、本来の人生の目的を第一に優先するところから来ています。

一方、日本人の場合は、状況は少しずつ変わってきてはいるものの、いまだに「働くことはお金を稼ぐこと」と考えている(考えざるを得ない)人が多いと思います。理由はいろいろありますが、日本では、転職することが不利にならないような環境が整っていないこともありますし、与えられる教育を受けてきたことで、想像力を働かせる訓練を十分に受けてこなかったことも一因だと思います。

20代で入社した会社に定年までいるのも一つの働き方ですが、40年以上先を見据えて若いうちに職場や仕事が決まるのはこれからの時代難しくなると思います。私自身の実感も含めてです。

仕事、家庭、仕事、趣味、ボランティア、何に人生の重要度・優先度を置くかは、人によって違いますし、最近はいい大学を出た若者が大企業に就職せずに起業したり、NPOを立ち上げる例も増えてきているのはうれしいことです。


ひとえに選択肢を増やすと言っても、量的な側面と質的な側面があるのかな。

【今ある選択肢の数を増やす】
・AとBの選択肢があったときに、新しくCという選択肢を増やす。
・あるいはAとBの一部分を両立できるようなC'という選択肢を考える。

【今ある選択肢の見方を変える】
・選択肢を選んだ基準を見直す
・選択する優先順位を変える
・選択肢の先にある目的を見つめる

と、今ある選択肢の数が減るかもしれないなひらめき
選択肢の見方を変えると、相対的に選択肢A、B、Cの大きさが変わってくることもあるのだと思います。
情報管理の在り方[2013年09月19日(Thu)]
今日はプライバシーマークの更新審査があり、いくつかの指摘事項をもらったものの、無事に終わって一安心。

審査員の先生方からは、「PMSは全体的には良くできている」と褒められ、「いえ、まだまだです。」と言いながら、心の中ではガッツポーズパンチ

個人情報と言うと、最近ではウィキリークスや元CIA職員の機密情報暴露などをすぐに思いだしますが、さまざまな情報を収集・保管・発信・共有できる今日では、情報管理の在り方が複雑になっていると思いますひらめき

ルールやペナルティーだけでは情報管理を統制することは難しいのです。
どんなに素晴らしい設備やシステムを導入し、情報を管理しようとしても、根本的にはその情報を扱う私たち自身の意識や価値判断・モラルの向上が重要となることは言うまでもありませんねぴかぴか(新しい)

さ、あとは指摘事項をきっちり改善して、更新認定を受けないとダッシュ(走り出すさま)
バランス感覚と自分軸[2013年09月12日(Thu)]
出来るかどうかを心配して、準備に時間をかけ過ぎていることがありました。

でも、今日、「えいやっ!」で始めてしまいました。


行き当たりばったりで、出たとこ勝負。構想や計画性はまったくなし、という人もいますが、

考えてばかり、調整してばかりで、物事をなかなか先に進めいない、という人もいます。


どちらかに偏るのではなく、時には出たとこ勝負、時には緻密に計画しなければいけない。

つまそれぞれの状況を把握し、「何」をすべきなのかを適切に判断・実行できるバランス感覚が大切なんだと思います。

そのためにも、変化に対応しつつ、自分自身も変化させる「軸」が必要なのではないでしょうか。
何が出来るか[2013年09月11日(Wed)]
今日9.11はアメリカ同時多発テロから12年、

東関東大震災から2年半。

少しでもいいので、

静かな時間を持ち、

思いを馳せる、

相手の気持ちに寄り添う、

ことを忘れないようにしないと。


なぜ、起きたのかを考えることも大切だけど、

何が出来るかを考えていかないと。
2020年 東京五輪〜現在から7年後[2013年09月08日(Sun)]
2020年のオリンピック、パラリンピックが東京に決まりました演劇。うれしいニュースですねグッド(上向き矢印)

東日本大震災からの復興と、
経済、社会保障、外交、エネルギー政策、地域活性化など
様々なところで大きな分岐点に来ていた日本。

このオリンピック開催というイベントが、
悶々として立ち止まったり、停滞している社会を一歩先に踏み出す契機になってほしい。自分も変わっていかないと。

とはいえ、東日本大震災という忘れられない出来事があったにも関わらず、まだまだ日本の進むべき先が見えてない、と感じます。


7年という時間は長いようでも、希望を持って待てる長さでもあると思います。

オリンピック開催に自分の人生を重ねて、それぞれの目標を実現したい人も
これからたくさん出てくるだろうな。

「家族や親といっしょに見たい!」という希望を持っている人もたくさいるだろう。


7年後の東京はどれだけ近代化が進むだろう
お台場周辺は新しい建物がどんどん立つだろう。カジノ施設もできるのだろうか?
どれだけ経済格差・地域格差が縮む(広がる)だろう?

7年後の日本の財政は今と大きく変わるのだろうか?
消費税率を上げて、社会保障の改革は進んでいるのだろうか?

7年後の被災地はどうなっているだろう?
原発事故の後処理問題はどこまで進んでいるんだろう?
県外に避難している人たちは、かつての故郷に戻れているだろうか?
原発は何基稼働しているのだろう?

7年後の家族はどうなっているだろう?
自分は何をしているだろう?どんな風に変化しているだろう?
自然とは[2013年09月03日(Tue)]
私が働く会社には、一部、林が残っています。
そして、会社の前は一面、畑が広がっているので、
自然を身近に感じることができます。

春には鳥のヒナが鳴き、
夏には蝉が鳴き、
最近は蜻蛉が卵を産もうと地面スレスレを飛んだりしています。
時には、ヘビやトカゲにも遭遇します。

幼少の頃は川で魚を釣るのが普通だったのに、今は、スマホのゲームで魚を釣る。
これも時代の変化と片づけてしまっていいのだろうか・・・

生物の営みや四季の移ろいを、働く場で感じることができる。
これもある種、幸せなことなのかもしれません。


外資系の会社で猛烈に働いていたときは、こういう感覚をあまり持ちませんでした。
当時はそれなりに楽しかったですが、今思えば気持ちが心から安らぐことも、少なかったように思います。


大量に入ってくる情報。それに振り回されてしまい、
周りを気にし、結果や数字で競争させられる傾向が強い現代社会。
新しいものに必死についていく組と、独自の価値観を作った組は何とか踏ん張っているけど、
どちらの組にも当てはまらない大勢の人もいるんだよなー。

全てが悪いわけではないけれど、何かおかしい。どこかおかしい。

先週行ったアメリカへの旅行で、大自然とネイティブインディアンの生き方に触れましたが、
自然から学ぶことはとても大きいと実感しました。

自然は偉大で、美しく、全体でバランスを保とうとする。
人間はどうだろう?ひらめき