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奥富 宏幸
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ロンドン五輪開幕![2012年07月30日(Mon)]
いよいよロンドン五輪がはじまりましたね。
極限まで鍛えられた人間が競い合い、相手を敬い、喜びを分かち合う姿には純粋に感動します。


柔道はかつてのように、日本のお家芸でなくなってきました。メダルを獲るのも難しくなってきています。

というよりも、柔道という種目が国際化し、日本らしい柔道が通用しなくなってきた一面もあります。襟をつかませずに、力まかせで技をかける戦法は、ある意味、柔道の新しいカタチなのでしょうか。


サッカーは、男女ともにいいスタートを切りました。
特に男子サッカーは、agility(俊敏さ、すばやさ)やパスワーク、組織での守りといった日本の強みに加え、永井選手の圧倒的な速さでのカウンターがはまっていて、チームとしての完成度の高さを感じられます。

ブラジルやメキシコと決勝トーナメントで当たるときは、さらに一人ひとりがリスクを冒してでも仕掛けることも必要になってくるでしょう。
メキシコ五輪以上の結果を願っています。


その他には、男子マラソンの藤田選手、ハンマー投げの室伏選手、陸上の江里口選手、トライアスロンの上田選手に注目しています。


みなさんは、どの選手に注目していますか??
政府による零細企業への幅広い支援[2012年07月22日(Sun)]
今日の日経に、『零細企業を幅広く支援 経産省、「数十人」に定義を拡大』とありました。
現在、中小企業基本法では、「小規模企業」の定義を

製造業:20人以下
卸小売・サービス業:5人以下

としています。「中小企業」は従業員が300人以下、または資本金が3億円以下の事業者で、小規模企業は、その中でさらに零細な会社を指します。


ただ、法律上の従業員数にはパートの人も含まれるので、実際は零細企業にもかかわらず、アルバイトらを雇うことで、従業員数が小規模企業の条件を超えてしまい、公的な支援を受けられないケースも多々見られています。

そういった状況を改善するべく、今回「小規模企業」の法律上の定義を数十人にまで広げることで、零細企業を幅広く支援するようです。具体的には、公的な低利融資や経営支援、下請け企業の経営改善や海外進出支援などです。

国が準備している「中小企業施策利用ガイドブック」にはたくさんの中小企業支援施策が載っているのですが、企業の視点からすると、

★どういう状況でどういう施策が有効なのか?
★今ある問題の本質的な原因は何なのか?

を突き止めないと、こういった施策もなかなか有効活用できないように思います。


中小・零細企業は景気の影響をモロに受け、企業体力も弱いですが、日本の経済活性化・雇用創出には不可欠な存在。

私も自分の会社を経営する側、お客さまの会社の経営コンサルティングする側の2つの立場で、中小・零細企業のサポートを実践していきたいと思います。
<LOOB>ニュースレターを発行しました[2012年07月17日(Tue)]
LOOBがニュースター7月号を発行しました。
結構、盛りだくさんのないようなので、ぜひ読んでみてください♪


現地で収益を得ながらボランティア活動、社会貢献活動を両立していくことにチャレンジしています。日本でも、少しずつ社会貢献活動の輪がいろいろな形で広がってきていますが、持続的に収益を得ながら活動できている団体はまだまだ少ないですね。私も、その難しさを実感しています。


LOOBの活動は、これからもずっと見守っていこうと思いますぴかぴか(新しい)
安全功労者総務大臣表彰[2012年07月12日(Thu)]
当社の社長が、7月6日に東京都千代田区にある都道府県会館において、狭山市防火安全協会会長としての功績が認められ、平成24年度安全功労者総務大臣表彰を受賞しました。

この表彰は、安全思想の普及徹底又は安全水準の向上のため、各種安全運動や災害発生の防止若しくは被害の軽減に尽力した方々の士気の高揚を図るという目的で、消防職団員以外の個人・団体へ授与されるもので、今年度は、全国で防災関係者15名と防災関係機関11団体が受賞しました。


40年間以上、地域の防火・防災のために尽力してきたということは、一人の人間としてとても尊敬できます。どんなことであれ、同じことを長く継続するということは難しいことですので。
集団回収の輪[2012年07月10日(Tue)]
昨年度に当社で集団回収をサポートさせて頂いた団体は延べ250件を超えました。
その前の年度から1.5倍以上増えています。

この数字って結構すごいものだなぁと当事者ながら感じています。

各団体が集団回収を行う目的はそれぞれですが、集団回収には次のようなメリットがあります。

1. 回収品目、回収場所、日時などを団体さまの都合に合わせて決めることができる。
2. 団体さまが資源を管理することで、分別が徹底され、良質な資源としてリサイクルされる。
3. 人の目があることで、資源の持ち去りや飛散防止につながる。地域の防犯にもつながる。
4. リサイクルについての意識が高まったり、地域コミュニティ・コミュニケーションが活性化される。
5. 実施団体は、市からの奨励金と当社からの買取費用を得ることができ、有効に活用できる。

当社では、約90年もの間、地域に根差した資源リサイクル事業に専念してきました。
おかげさまで、現在多くの自治会、PTA、管理組合さまなどの集団回収をお手伝いさせて頂いており、ノウハウも蓄積されていますので、安心してご利用ください。

集団回収は、主体的で続けやすい環境活動だと思いますので、今後も活動の輪が広がっていけば嬉しく思います。
「企業子宝率」という評価指標[2012年07月05日(Thu)]
企業が顧客満足度(CS: Customer Satisfaction)を向上させるためには、自社の製品やサービスを提供する従業員の満足度(ES: Employee Satisfaction)をまず向上させる必要があるという考え方があります。


従業員の満足度を高めるためには、企業によって様々な方法があると思います。
給料や賞与などの金銭的報酬に限らず、休暇や福利厚生制度、昇進、表彰などは、周りの人から働く個人に提供される報酬なので、いわゆる外発的報酬です。その外発的報酬を目当てに頑張ることは、外発的動機づけや、あるいは外発的モティベーションと呼ばれます。


一方、仕事を通した達成感・成長感・有能感、仕事それ自体の楽しみ、自己実現などは、外から受け取る報酬ではないので、内発的報酬と呼び、これによって、人が突き動かされる状態を、内発的動機づけ、あるいは内発的モティベーションとよびます。


外発的動機づけと内発的動機づけは、従業員と企業組織の成熟度によって、そのバランスも変わりますが、持っていく方向性としては、内発的動機づけをより高めて行った方が、従業員も企業も持続的に成長することができます。

内発的動機づけを高めるためには、経営者によるビジョン・経営理念の浸透や、組織のゆさぶりも必要になってきます。


内発的動機づけについては、また別の機会に書こうと思いますが、今回は企業経営と従業員の働きがいについて、新しい視点で取り組んでいる福井県のケースを取り上げたいと思います。

福井県では、「企業子宝率」という指標を用いて、従業員の子供の人数が多い企業は、子育て支援に理解があり、子育てがしやすい環境にあると考えています。
PRチラシはこちらです。

従業員に子供がいることが、自然に職場に受け入れられ、その中で、お互い協力し合い、皆で会社を支えるといった職場風土が根付いていることを表しているということのようです。一理ありますね。

「子育てモデル企業」に選ばれた7社のうち、企業子宝率が1位(2.48)の岡本ペンキ店では、年始に社長と社員全員が初詣をして昼食会を開く等、意志疎通を密接にし、遅出や早退にも柔軟に対応しています。


昨今の経済情勢や国際競争の中で、中小企業・零細企業は非常に厳しい局面にいます。
その中で、徹底的な効率化や合理化を目指すために数値目標ばかりに縛られるのではなく、福井県の取り組みのように、人間性を向上する評価や人間経営に軸足を移していく必要があると、私自身も考えています。

そうは言っても日々の経営に追われ、既存の組織風土を変えていくのには、時間と労力がかかるのも事実。自分の目指すべき状態がぶれないように、「外」を見ながら「内」が変わるように努力していきます。