商いは飽きないこと [2011年04月30日(Sat)]
「商いで大切なことは飽きないこと」
最近読んだ、「売り方は類人猿が知っている」の一節からです。 『人間は、入社してからずっと何十年も同じ商品を売り続けることに飽きるのです。 そして、消費者も飽きた、だから売り上げが落ちているのだろうと思い込むのです。 売り手側の人間にとってはもう10年売っている商品でも、その商品を生まれて初めて試す世代がいることを忘れてはいけないのです。 ブランドは、いま働いている社員全員が亡くなった後でも、市場で生き続けているかもしれないのです。 自分が同じ商品を同じようなコンセプトで売ることに飽きてしまうことが、長寿ブランドをつくるのを妨げる一番の障害です。』 ★本質的で、核心を突いた言葉です。 「気まぐれな消費者心理」「新しモノ好きの消費者」などと良く言われますが、 気まぐれで、新しモノ好きなのは、売る方なのかもしれません。 自社の「軸」だけはぶれないようにしなければ、つまらないビジネスになるでしょう。 |